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【転職】無名企業勤務が超大手有名一流上場企業から複数内定をもらえた話_その3(転職準備・つぶしのきく職歴)

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 こんにちはSBです。転職関連の記事をいくつか書いています。今回は転職準備・つぶしのきく職歴についてです。現在超大企業で勤務していない方はそれを利用して可能な限り幅広い業務経験をするよう記事『【転職】無名企業勤務が超大手有名一流上場企業から複数内定をもらえた話_その2』で述べました。準備するにあたり幅広く経験することが必要ですが,そのうち中心においておくべきことがございます。それは『つぶしのきく職歴』を得るというものです。具体例を交えて以下記します。

 私の社会人としての職歴は一貫して経理・財務職種でございます。この領域ではほぼ網羅的な業務経験があり,この領域で網羅的な業務経験のある人がほとんどいないことを強みとして転職しました。幅広い業務経験は前職在職中に組織に働きかけて得ましたが,その際意図的に2度同じ業務に就いています。それが制度決算です。経理財務領域では大きく分けて次の4つの業務があります。①制度決算,②管理会計,③財務,④資金管理です。それぞれの業務内容と転職活動目線での私の考えは次の通り。

①制度決算
 いわゆる企業の決算数値を確定させる業務。会社法決算,上場していればさらに金商法の決算もまとめる。
 ←(日本基準の企業のケースで述べますが)あらゆる企業が同一の共通ルールで対応している業務。業種差,企業差はあれど僅かなもので,正しく理解していればどこの企業でもやることは同じ。やれることも同じ。求人多い。圧倒的につぶしがきく。
②管理会計
 企業の利益計画策定,業績予実をとりまとめる業務。
 ←企業によってルールが異なる。制度決算が実績となるのでそれに準じているが基本的には各社のマイルールでの運用。最もつぶしがきかない。求人数は並み。
③財務
 金融機関折衝,資金調達やデリバティブ取引,上場していれば投資家向けIR含む。
 ←要求される素養はどこの企業でこの業務を担っても同様ですが,金融機関との取引の種類や規模は各社によって相当異なる。求人少ない。
④資金管理
 出納業務,資金繰り予実,場合によっては財務と分業してヘッジオペレーションなど担う場合もある。
 ←要求される素養はどこの企業でも同一。ただし大部分の業務が出納関連で,各社とも昔でいう一般職の方や派遣社員主体で動いている。中核となる社員はいるが,そうしたポジションは席が少ないため求人少ない。

 制度決算の業務が最もつぶしがきいて転職に役立つ業務経験です。そう考えていたため2度その業務についていますし,現在でもその考えは変わっていません。つまり,自身の職種その領域の中で転職において最もつぶしのきく業務を主体に経験を積むことが重要だということです。

 最後に経理財務領域の業務についてのメモを入れておきます。これらの職種で働こうと考えている方は参考にしてもらえればと思います。

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