富山ARマップ 立山黒部アルペンルート(立山町等)
こちらは富山県内のARスポットを独断と偏見で紹介する記事です。
概要
立山黒部アルペンルートは、標高3000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く、富山と長野を結ぶ山岳観光ルートです。
行き方
富山側からの行き方ですが、
1.富山駅から立山駅 富山地方鉄道にて65分
2.立山駅から美女平 立山ケーブルカーにて7分
3.美女平から室堂 立山高原バスにて50分
(弥陀ヶ原にて途中下車可能)
4.室堂から大観峰 立山トンネルトロリーバスにて10分
5.大観峰から黒部平 立山ロープウェイにて7分
6.黒部平から黒部湖(黒部ダム) 黒部ケーブルカーにて5分
と、黒部ダムまではめちゃくちゃ乗り継ぐこととなるので、時間に余裕を持つことが必須です。
また、本数および人数に限りがあるため、あらかじめ出発時刻で予約・発券しておくのがベターです。
オンラインで予約すれば立山駅の端末にてチケットが発券できます。前日の15時まで予約できるので便利!
オンシーズンだと立山駅の駐車場は混み合うので、時間に余裕を持って来ましょう。
さて、ここからはAR込みでスポットの紹介をしていきましょう。
オススメスポットについて
①立山駅
立山駅は、立山黒部アルペンルートの玄関口です。立山駅周辺には少ないですが飲食店があるほか、立山駅内部にもお土産や食堂があります。
ここから立山ケーブルカーに乗り、上へ上へと登ってゆくことになります。
②立山ケーブルカー
立山駅と美女平間を登るケーブルカーです。2台のケーブルカーがつるべ式で上り下りする仕組みになっています。荷台付きのケーブルカーは大変珍しく、今でも現役の荷台です。
③美女平
立山ケーブルカーで到着するのは美女平です。ここから室堂へは、立山高原バスに乗り換える必要があります。
美女平には美女杉をはじめ植物が生い茂っており、散策路にもなっています。紅葉の時期はここもまた素敵な紅葉スポットになっています。
④室堂
立山散策・登山・キャンプなどの出発地。ここから思い思いに動いていきます。
登山せずともバスで標高2450メートルまで来れるのは強いですよね!
立山は室堂を散策するだけでも充分楽しめます!
室堂散策の楽しみのひとつに、ライチョウ探しがあります。
ライチョウは国の特別天然記念物で、高山に生息する珍しい鳥です。
雌雄で見た目が少し違い、季節によって羽毛の色が変わるため、どのシーズンも楽しめる要素のひとつです!
室堂の不自然な人だかりはライチョウかもしれません。
2023.10.04に立山に行ってきたのですが、散策路のすぐそばにライチョウがいて(個人的最近距離)ガラルサンダーと撮る目標を達成することができました!
また、上記のムンナもそうですが、季節を感じさせる高山植物たちもとてもかわいいので、散策の際は注目してみてください。(散策路から立ち入らないこと)
⑤ミクリガ池・ミドリガ池
ミクリガ池は、立山の火口湖のひとつです。
スタート地点のホテル立山から近い室堂のシンボル。澄んだ水が美しく、絶景ポイントです。
近くにはミクリガ池温泉もあります。散策や登山で疲れた身体を癒しましょう。
ミドリガ池は、立山の火口湖のひとつで、ミクリガ池からほう離れていない場所にあります。
ミクリガ池と比べると小さいが、その分近くまで行くことができます。個人的にはこちらの方が好きかも。
⑥雄山
立山の主峰・雄山は、室堂から(概ね)整備された登山道を進めば辿り着けます。
念の為、登山届を書いて行きましょう。
富山の小学生は立山登山学習で雄山に登るので、比較的登りやすい山のはずです。
アップダウンはありますが、一の越の手前までは整備された比較的平坦な散策路だと思います。
一の越にはベンチや山荘、トイレ(有料)があります。ここでちゃんと休息を取り、準備をしていきましょう。
準備ができたらいざ出発!
ここからはひたすら岩山を登っていくことになります。靴底は滑りにくいものを(たまに半袖短パンサンダルニキを見かけますが)。また、トレッキングポールがあると登りやすいかもしれません。
あとは途中に休憩を挟んだり(横に避けて座りましょう)しながら、ひたすら登ります。
三の越が広々とした場所となりますので、長めの休憩を取るならここかもしれません。
三の越から更にしばらく登ると、ついに山頂です!
山頂には雄山神社があり、夏山シーズンには祈祷を受けることができます。また、御朱印や記念グッズを買うこともできます。
参拝や撮影、食事に休憩を済ませたら下山です。下山の方が危ない気がしますので、気をつけましょう!
⑦大観峰・黒部平
室堂からトロリーバスで行けるのが大観峰。展望台がある他、ロープウェイで黒部平まで行くことができます。
黒部ダムへ行く通過地点ですが、ここからの眺めも素敵です!
黒部平は、黒部湖・黒部ダムへ行くための中継地点だが、展望台やお土産屋さん、散策スペースもあります。
⑧黒部ダム
日本有数の巨大ダムで、日本一の高さを誇るダムです。黒部平からケーブルカーを使って黒部湖・黒部ダムに行くことができます。長野県側からの方が近い。
観光地としては、6月下旬から10月中旬まで行われる観光放水がド迫力です。
また、上からダムを眺める展望台や過酷な工事だった黒部ダム建設の歴史を学べる展示など、ボリュームのあるスポットです。
有名なダムカレーがあったり、黒部湖遊覧船ガルべでダム湖を周遊することも可能です。(どちらも僕は未体験ですが…)
黒部ダムから富山側・室堂ターミナルへ戻るときは乗り継ぎ乗り継ぎで結構時間かかるので、時刻表は見ておきましょう。最終乗り継ぎの時刻が書いてあります。
⑨雪の大谷
立山黒部アルペンルートでも特に有名なのがこちらの『雪の大谷』だと思います!
4月中旬の開通から6月中下旬まで行われるイベントです。立山有料道路をバスが通れるように除雪した際にできるこの雪壁は、最高地点が20メートル近くにもなるなど、大迫力のスポットです。この時期は室堂ターミナルや色々な場所でイベントも開催されているので、楽しめると思います。
立山黒部アルペンルートそのもののARを踏まえた紹介は以上となります。
天狗平や弥陀ヶ原、あるいは雄山以外の登山にはまだ行ったことがないので、行けたら追記したい所存です!
オススメスポット(アルペンルート以外)について
ここでは、付近のスポットについて軽く触れたいと思います。
①立山サンダーバード
富山から立山へ行く道中にある有名なローカルコンビニです。ジビエ系やその他様々な具材を使ったおにぎり、おでんやチャーハンなど多種多様な具材のサンドイッチ、各地のサイダーやタバコなど、他にない品揃えが魅力的なコンビニです。
買わずに写真だけ撮る人が多いのか、現在は内部は撮影禁止となっています…買おうね!
②まんだら遊苑
幼少期に学校の遠足で行ってめちゃくちゃ怖かった朧げな記憶があるのですが、AR映えするスポットでした!
場所は立山駅手前、立山大橋直前です。
立山博物館の施設のひとつで、人間という小宇宙や、大自然という大宇宙、それらを描いた「立山曼荼羅」の壮大な世界を五感で体験することができる施設です。
地界→陽の道→天界→闇の道の4つで構成されたルートを進んでいきます。
宗教や思想に馴染みがなくてもビジュアル的に楽しめる施設かと思います。
ただし天界の一部は撮影禁止なほか、一部電波状況が悪く、終盤は圏外がデフォになるので…気をつけてください!
非ARの参考写真やスポットの追加はやるかもしれませんが、とりあえず以上となります。
めちゃくちゃ長くなりましたし、写真いっぱい貼りましたし、それでも全然良さを伝えられてないとは思いますが…。
何かございましたらご連絡ください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?