#020国大 筑波大学 国語(現代文)
(情報は河合塾HP等を参照。適宜加除訂正していきます)
〔医(看護)90分、それ以外は120分〕
☆記述式が中心の設問。的確に答案をまとめる記述力が求められる。
・2~4題(医(看護):2題(現代文のみ)
それ以外:4題(現代文2題+古文1題+漢文1題))
・記述・論述問題出題
・傍線部の内容説明、抜き出しなど出題
・例年大問一は評論で記述問題4問、大問二は随筆or小説で記述問題4問でおおむね安定している。
・やや解答の根拠が曖昧な出題あり。「当然推測できること」は根拠として認めてよさそう。
・比較的随想に近い文が好まれる様子。部分的な感覚に流されず、論理記号に注目を。
・文章も問題もレベルは高くなく、平均点も高そう。採点の際には細かく点差をつけられる可能性あり。
・記述の約束を思い出し、「○を書くときは●が必要」ということを徹底すると点差が付けられる。
・字数にゆとりがあるので、必要な語句には前置修飾をして説明するとよい。
・問題同士の連動(複数の設問で登場する語句や設問間のつながり)を意識し、出題者がハイスコアを出す語句を意識的に盛り込むこと。
・設問間の解答内容の整合性を確認すると、細かい修飾説明部分の不足に気付き、それを補うことができる。
◆22年設問分析と難易度
大問一
問一 記述 傍線部の内容説明(具体例) やや易
問二 記述 傍線部の理由説明 標準
問三a 記述 傍線部の内容説明 やや易
b 記述 傍線部の内容説明 やや易
問四 記述 傍線部の理由説明 標準
大問二
問一 記述 傍線部の理由説明 標準
問二 記述 傍線部の内容説明 標準
問三 記述 傍線部の理由説明 標準
問四 記述 傍線部の内容説明 やや難
◆出典一覧
20「建築論」(隈研吾)・「小説」(森浩美)
21「社会論」(中谷文美)・「小説」(内田百閒)
22「社会論」(松田美佐)・「小説」(藤原てい)