#001国大 北海道大学 国語(現代文)
(情報は河合塾HP等を参照。適宜加除訂正していきます)
☆記述式が中心の設問。
・4題(現代文2題+古文1題+漢文1題)
・記述・論述問題出題
・傍線部説明・抜き出し・知識問題〔漢字〕など出題
・かつては「哲学+言語」「言語+社会」という組合せの出題が主流だった。
・13年以降、本文のテーマが多様化しており、特定の傾向が見られない。
・あえて言えば、エッセイの出題が増えてきている。
・指示語をイイカエる問題が多いので、指示語が指す範囲を的確に捉える必要あり。
・20年は「本文全体(の趣旨)を踏まえて」という条件付きの設問が2問出題された。
・21年は抜き出し問題や具体説明を求める問題が復活した一方、20年に3問出題された「文中の言葉を用いて」という条件の問題がなかった。
・大問二、五では、本文の中頃に引かれた波線部について、本文全体を踏まえた説明を求める問題が出題された。
・傍線部(や設問条件)に繋がる論理を本文全体から特定し、解答に反映させる意識が必要。
・語と語、文と文のつながり(=論理)だけでなく、段落と段落のつながりにも意識を向ける必要あり。
・ここ数年、字数制限が厳しい印象。
◆22年設問分析と難易度
大問一
問一 記述 漢字の書き取り 標準
問二 記述 傍線部の理由説明(40字) 標準
問三 記述 傍線部の理由説明(50字) 標準
問四 記述 傍線部の内容説明(70字) 標準
問五 記述 本文の内容説明(100字) やや難
大問二
問一 記述 抜き出し(35字) 易
問二 記述 傍線部の内容説明(45字) やや難
問三 記述 傍線部の内容説明(50字) 難
問四 記述 傍線部の内容説明(40字) やや易
問五 記述 波線部の理由説明(90字) 難
◆出典一覧
20「科学論」(中屋敷均)・「随筆」(坪井秀人)
21「時間論」(青山拓央)・「国際社会論」(池内恵)
22「哲学論」(伊藤亜紗)・「文学論」(小森陽一)