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【Mリーグ23-24】リーチ指標徹底分析~渋谷ABEMAS

レーダーチャート項目の説明は以下の記事を参照してください。

以下、データの無断転用を固く禁じます。



1:チーム

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

リーチ局収支プラス率:70.40%(9チーム中2位)
リーチアガリ率:48.40%(9チーム中5位)
リーチ流局率:22.00%(9チーム中2位)
リーチ放銃率:12.00%(9チーム中6位)
リーチ後横移動率:6.80%(9チーム中5位)
リーチ後被ツモ率:10.80%(9チーム中1位)

安定感抜群のABEMASを襲ったリーチ後放銃の嵐。愚形リーチ高打点に頼らず、しっかり好形/多面リーチでなんとか持ちこたえる。

2:個人別

2-1:多井隆晴

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

多井プロはリーチ先制率1位。さらに良型/多面にかなり重きを置いていますね。愚形リーチ先制率は100%、つまり愚形で追いかけリーチを一切かけていないことになります。
レギュラーシーズンでは毎年200ポイント前後を稼ぎ出す多井プロですが、今シーズンは例年よりリーチ後放銃が多かった印象。しかも放銃6回全てリーグ後半戦に集中していました
被追いかけリーチ率が30%に迫る勢いですが、意外にも追いかけリーチに対する放銃は1回だけ。3回は自ら追いかけリーチしての放銃。らしくなかったですね。


2-2:白鳥翔

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

白鳥プロの今レギュラーシーズンのリーチは、リーチ巡目が平均が9.750とテンパイがとにかく遠かった印象。じっくり良型に仕上げて、という感じでもなく(全リーチの3分の1が愚形リーチ)、相当苦しんだことが伺えます。
リーチ流局率の高さを見ると、手が入らなくても、たとえアガれなくても、なんとか流局に持ち込んで局収支をまとめる、そんな意図が見えてきます。


2-3:松本吉弘

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

そう多くはないリーチ回数ですが、とにかくリーチ後放銃に苦しんだ松本プロ。リーチ後放銃9回中8回(しかも7回はリャンメン以上の好形リーチ)は松本プロの先制リーチ後、平均失点9,000超えの重いパンチをたくさん食らいました
リーチ放銃関連指標以外に目を向ければ、どの項目も平均を大きく上回っていて偏りがないですね。ベスト〇ランス。


2-4:日向藍子

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

安定感抜群の良型/多面で先制リーチ。リーチ局収支詳細を見ると、リーチアガリ率こそ平均をわずかに下回っているものの、リーチアガリ収入は合計/平均とも非常に優秀で、いずれもチーム内トップです。



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