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【Mリーグ23-24】リーチ指標徹底分析~Beast Japanext

レーダーチャート項目の説明は以下の記事を参照してください。

以下、データの無断転用を固く禁じます。


1:チーム

リーチ指標(全体)

リーチ局収支プラス率:64.37%(9チーム中8位)
リーチアガリ率:46.56%(9チーム中7位)
リーチ流局率:17.81%(9チーム中7位)
リーチ放銃率:11.34%(9チーム中5位)
リーチ後横移動率:7.97%(9チーム中6位)
リーチ後被ツモ率:17.81%(9チーム中9位)

愚形リーチで高打点をもぎ取る魅せる麻雀を多く見せてくれたものの、チームを襲うリーチ後被ツモ(42回)の嵐。

2:個人別

2-1:猿川真寿

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

全体で見るとリーチ待ち形(良型率・多面率)、残り枚数ともに平均以下。しかし全リーチの30%を占める(リーチ多面率が70%=愚形(カンチャン/ペンチャン/単騎)リーチが30%)愚形リーチの成績はリーチアガリ率/収入合計/収入平均全て圧巻の内容で、まさにモンキーマジック。
リーチ放銃率は低いものの放銃4回は全て満貫以上で、リーチ放銃支出平均はワースト。さらにリーチの被ツモ14回横移動2回で、リーチその他支出合計もワースト。
プラスでシーズン終了まで持ちこたえたました。相当すごいです。


2-2:菅原千瑛

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

菅原プロの全リーチに対する愚形リーチの割合は猿川プロよりも高い35.5%ですが、愚形リーチアガリ率はやや低いもののアガリ収入合計/平均ともに優秀です。
菅原プロは被追いかけリーチの割合がかなり高く、それに加えてリーチその他支出合計/平均(被ツモ11回横移動7回)で苦戦。リーチアガリ率、伸び悩んでいますね。
トップとラスが多い麻雀になっている要因は、被追いかけリーチ&リーチ後被ツモという外部要因によるものなのかもしれません。


2-3:鈴木大介

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

リーチ先制率がかなり低く、被追いかけリーチ率も考慮すると、大介プロのリーチの約4割は他家リーチとぶつかっている計算でしょうか。
リーチアガリ収入合計/平均ともに優秀ですがリーチ放銃率ワースト3位、リーチ放銃支出はともにワースト3位。先手を取れなくても良型リーチ(残り枚数見た目6枚以上)ならガンガン追いかける。しかし実際の残り枚数が思ったよりも少なく、放銃に回る回数が多い、と読み取れます。


2-4:中田花奈

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

全選手中でリーチ回数が一番少ないため他選手のように傾向がはっきりとは出てきていませんが、中田プロのストロングポイントは残り枚数精度(残り枚数実際/残り枚数見た目)にある気がします。リーチ全体で見ても愚形リーチに絞ってみてもリーグ平均以上。この精度を保ったままリーチ回数を増やしていければ相当な武器になりそうです。


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