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【Mリーグ23-24】リーチ指標徹底分析~UNEXT Pirates

レーダーチャート項目の説明は以下の記事を参照してください。

以下、データの無断転用を固く禁じます。



1:チーム

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

リーチ局収支プラス率:73.97%(9チーム中1位)
リーチアガリ率:51.65%(9チーム中1位)
リーチ流局率:22.31%(9チーム中1位)
リーチ放銃率:10.74%(9チーム中3位)
リーチ後横移動率:2.89%(9チーム中1位)
リーチ後被ツモ率:12.40%(9チーム中3位)

レギュラーシーズン断トツ1位通過チームのリーチは至ってシンプル。
「待ち種類2種以上で残り枚数が多い先制リーチ」。
愚形リーチ一発逆転高打点も裏ドラもいらない。局収支プラスになるリーチをコツコツかけ続ける。

2:個人別

2-1:小林剛

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

先制リーチ率2位、平均リーチ巡目1位、リーチ多面率2位、残り枚数精度2位。リーチ良型率(残り枚数見た目6枚以上)という独自の指標を用いていますが、「その指標何か意味があるんですか?」と怒られそうです。リーチ巡目が早い分当然山に残っている確率も上がるということでしょう。
愚形リーチは回数は少ない(リーグ最少の8回)もののさらに徹底していて、リーチ先制率100%、リーチ巡目平均7.625(!)。


2-2:瑞原明奈

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

リーチ回数はリーグ平均以下、リーチ後放銃も被ツモもしっかり受けてる。しかしながらリーチアガリ収入/合計とも平均以上。元々ゴリゴリゴリラのリーチファイターだった瑞原プロですが、年々無駄がそぎ落とされてリーチ精度が上がってきているのを感じます。弱点が見つからない。
残り枚数実際が少ないですが、ちゃんと理由があります。
愚形リーチチャートの残り枚数見た目/実際がリーグワーストですが、愚形リーチの半数以上が七対子です。カンチャン/ペンチャンは残り枚数max4枚。単騎は残り枚数max3枚。七対子だけは愚形リーチでもリターンに見合う(愚形リーチアガリの収入平均は10,000点超)!


2-3:鈴木優

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

リーチ局収支詳細ほぼ全ての項目で平均以上、高いレベルでバランスを維持している優プロ。最も特徴的なのはリーチ先制率の低さです。後手を踏んでもアガリ目があると感じたらとことん踏み込んでアガリをもぎ取る。
はっきり言えることは、優プロが強い牌を打って押し返すのは相対的に相手より自分の方がアガれると読み切った時だけ。何でもかんでも戦闘民族ではないですね。
愚形リーチチャートではさらにそれが顕著に表れています。先制リーチは約半数ながらアガリ率は平均なみ。戦闘民族恐るべし。


2-4:仲林圭

リーチ指標(全体)
リーチ指標(愚形リーチ)

現雀王はリーチ局収支プラス率ぶっちぎりの1位。リーチアガリ率は低めですがリーチアガリ収入合計/平均はしっかり上位。それでいて他家の自由を奪うリーチをバンバンかけてくる。
リーチ目的がアガリだけではないよ、というのが伝わってきます。もちろん闇雲に足止めリーチをかけまくっていては返り討ちに合うだけなので、他家のターツ構成読み、山読みの精度があってこそ。


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