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【艦これ】鵜来ちゃんを愛する者のイベント感想【2024春】
おはよ鵜来ちゃん。拙者ブルネイ泊地で提督業を営んでいるJanssonと申す。
以降お見知りおきをお願いしたく候(ノ)・ω・(ヾ)
1.Janssonについて
・鵜来ちゃんと稲木ちゃんに狂わされている。
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・みぃむちゃんが可愛すぎて配信中にキレたらしい。
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2.この記事のきっかけ
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鵜来ちゃんと稲木ちゃんのおかげで無事に2024年春イベントも完走することができました。というわけで例によってイベントの感想的なサムシングを書いていこうと思います。
今回は中規模なのでサクッと読める内容ですが、鵜来ちゃん成分多めなのでいつもより怪文書要素が強くなっているかもしれません。それでも大丈夫と言う方は是非お付き合いください。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、事象とは一切関係ありません。ただし縺ソ縺??縺。繧?s縺ッ縺偵s縺倥▽。
3.E1甲【Q基地へ】
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うおおおおおおお!鵜来ちゃん最強!鵜来ちゃん最強!鵜来ちゃん最強!
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初日に突っ込んだのでルート制御がよくわからず、最終ゲージで全マス踏み抜き事件などもありましたが、鵜来ちゃんが強すぎたので難なく突破。
従来のE1と比べて圧倒的に簡単だったので適当にやって適当にクリアしちゃったからあんまり印象に残りませんでした……と言いたいところですが、とある新艦娘を求めてこの後掘りで80周もすることになったので、今イベントで2番目に印象深い海域になってしまいました。沼が深かったんです、沼が。
報酬の目玉は特四式内火艇改。7-4の燃料効率が爆上がりしたのでタスカルラスカル。あと対地が強いので一部の軽巡駆逐嫁提督が狂気乱舞してました。
4.E2甲【竜巻作戦】
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この海域はギミック→連合艦隊戦→遊撃潜水という構成。ギミックとE2-1は簡単すぎたせいか、スクショが本当に何も残ってませんでした。
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続くE2-2は最強潜水艦隊とイカれた対潜部隊の殴り合いでめちゃくちゃ気持ちよかったです。特に長いことお留守番をしていたゴーヤが鬱憤を晴らすように暴れ散らかしてくれたので、見ていて爽快な気分にさせられました。
攻略時も楽しかったですが堀りも非常に豪華で、たくさんの海防艦やまるゆ、そして11人目のイントレピッドなどをお迎えできたので、すっげー楽しかったぞい。
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うおおおおおおお!鵜来ちゃん最強!鵜来ちゃん最強!鵜来ちゃん最強!
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というわけで最終ゲージも装甲破砕&鵜来ちゃんパワーでサクサクっとクリア。余談ですが海域突破後に「海防艦入りでも最短通れる」というツイートを投稿したらびっくりするくらいブックマークが付いて面白かったです。
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この調子で早速E3攻略に取り掛かるぞーと思っていたのですが、突如一緒に住んでいる忍者から「お前が好きそうなキャラ実装されているぞ」というタレコミが入りました。
今回は新鵜来型もじじ駆逐艦もいないはずなので、何かの間違いだと思うのですが……しかし一応教えてくれたのだから無下にも出来ず、一旦攻略はストップして、せっかくだからと配信しながらまったり掘り作業をすることに。
まぁどんなに可愛かったとしても配信中に狂うことはないだろうし、まさか放送事故なんて起きたりしないでしょ、にゃーっはっはっはっは!
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5.E3甲【泊地突入!龍巻作戦】
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「呼び方ですか? みぃむ……はどうでしょう……いい?」
濃い水色、真っ白、紫の混じった青。
それは遠く遠く霞んで、消えかけた記憶。
けれどあの日の優しい雨は、今でも私を暖めてくれる。
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私がみぃむちゃんに出会ったのは傘を差してもいいような、差さなくてもいいような、けれど霧がとても深い、そんな不思議な雨の日のこと。
「行かなきゃ」
自分の部屋で目が覚めた時、その日が来たんだという確信があった。まだ太陽も出ていない夜と朝の狭間、家族は誰も起きていない。私は物音を立てないように廊下を抜けて、寝間着姿のまま玄関をくぐった。
ふらふらとした足取りで霧の中を歩く、歩く。幸いなことに外に出てからも、周囲に人影は感じられなかった。いつも葉っぱを掃いているお爺さんも、犬を散歩しているおばさんも、今日は見当たらない。まるで本当に、自分が幽霊にでもなってしまったような気分。いや、今ならわかる。間違いなくこの時の私は足のない、霊界の住人だったのだ。
今なら、何処にでも行ける気がする。
さあ、出口に向かおう。
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きっかけは、はっきりと覚えている。
学校で傘を盗まれた。自分で買った、お気に入りの傘だった。まさかこの世に傘を盗む人がいるなんて、思いもしなかった。
寒気がした。
家に帰っても、次の日になっても、寒気は収まらない。次の日も、次の日も、次の日も次の日も次の日も次の日も次の日も、寒気は続いた。
それと同時に、学校へ行こうとすると体が鉛のように重くなった。教室にいると、身体が凍えて倒れそうになった。クラスメートはいつもと変わらないのに、喋るのが怖くてたまらなくなった。
まるで底の見えない沼の中へ、もがくことも息をすることも出来ず、沈んでいくような毎日。
この苦しみから逃れるためには、どうすればいいのか。どこに向かえばいいのか。
出口はあっけないほど近くに見つかった。
ひどく簡単な答えだった。
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「死ぬほど痛い……」
私は低木の植え込みの中で蹲る様に倒れこんでいた。高いところから飛び降りる選択肢は間違っていなかったが、飛んだ先のことまでは考えていなかったのだ。
幸い、と言って良いものか、五体満足で目立った外傷はほとんどない。しかし枝が全身を突き刺す痛みと不思議な達成感で指先一つ動かすことが出来なかった。
枝から零れて肌に染み込む雨の雫が、やけに暖かく感じて、心地よい。
半ば本気で、いつまでもこうしていたいと思った。自然と瞼が落ちる。
そして自分が起きているのか、夢を見ているのかさえ分からなくなった、そのときだった。
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「あのっ! おはようございます!」
溌溂とした少女の声が耳朶に響く。びっくりした私は慌てて身体を低木から引き起こし、そして、息を呑んだ。
スク水を着た紫陽花の天使が、私の前に佇んでいた。
何を言っているのかわからないかもしれないが、あのときはそれ以外に表現する手段が思い浮かばなかったし、今もそれ以外に表現する手立てが思い浮かばない。だってこれが真実なんだもの。
よくよく見れば、それは恐ろしいほどに整った顔立ちと抜けるような白い肌、そして宝石のような深く青い瞳を持つその少女であった。彼女はまるで宝物を見つけた幼子のように私を見つめている。
「あの! カエルの妖精さんですよね!」
「は? カエル? ヨウセイ?」
続いた少女の言葉を理解できず、私は壊れたおもちゃの様にやまびこを返すことしかできなかった。
「妖精さん! ほら、肩に可愛いカエルも乗っけてるし!」
「肩に……? うわほんとだ」
少女が指さす方、つまり私の肩を見ると、それはそれは大きなカエルがゲコゲコと首を鳴らして座っていた。苦手な人なら悲鳴を上げそうなガチ恋距離だ、というかなんなら私も別段カエルは得意ではないが、とんでもないスク水美少女の衝撃が大きすぎて、この時はそれどころではなかった。
「……もしかして、妖精さんじゃないんですか?」
「え」
不意に少女が悲しそうに目を伏せる。会話の流れ的に私が『妖精』なるものと間違われているのは流石に理解していたので、ここは正直に物申すべきだったのかもしれない。あなたの方こそ天使とか妖精じゃないんですかって感じだ。けれど愁いを帯びた瞳に動揺した私は咄嗟に口を開いていた。
「……妖精、です」
「本当に!? やったー! 早起きした甲斐があったよー! 今日は素敵な一日になりそう! あ、あとでしーちゃんにも教えてあげようっと!」
こんなに正式な嘘をついたのは生まれて初めてだった。あとその『しーちゃん』が誰だかわからないけれど、出来ればここだけの話にしてほしいと思った。もうコドモっていう歳でもないのに自分の事を妖精だなんて、こっ恥ずかしくて仕方がない。
やっぱり訂正した方が良いだろうか。……いやまぁ、別に構わないか。こんなに喜んでいるのだから、そこに水を差すのは野暮というものだろう。
私はなんだか無性に、彼女のことが知りたくなった。
「ねぇ、お名前を聞いても良い?」
「伊号潜、巡潜乙型、伊36です!」
「い、いごうせん……? あの、そうじゃなくて、なんて言えばいいかな。そう、呼び方! 普段はなんて呼ばれているの?」
「呼び方ですか?」
そう言うと彼女は小首を傾げてなにやら逡巡したあと、弾けたような笑顔でこう言ったんだ。
「みぃむ……はどうでしょう……いい?」
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みぃむちゃん。不思議な名前。けれどこれ以上に彼女に似合う名前はないだろうなって、そう思った。
それからしばらく私はみぃむちゃんと取り留めもない話をした。随分長い時間だったような気もするし、ほんの一瞬だったような気もする。
彼女の言葉はときどき難しくてよくわからなかったし、私も『世界観』を崩さないように気を使っていたから、ときどきハラハラした。
けれど今も忘れられない、貴重な時間で。そして、楽しい時間には終わりがつきものだ、
「あっ! そろそろ艦隊のみんなを起こさないと! それじゃあカエルの妖精さん、またお話してね!」
「あ、ちょ、ちょっと待って!」
突然の事だった。私が止める間もなく、みぃむちゃんは軽い足取りで走り出し、霧の向こうに消えてしまった。何故か寂しさは感じなかった。残ったのは爽やかな静寂と、ずっしりとした肩の重みだけ。
「なんだったんだろう、一体……さぁ、君もお帰り」
私は肩に座っているカエルを手のひらに乗せると、そのまま地面に降ろしてやった。最初は少し不気味だと思ったが、今ではどこか可愛らしく思えた。
ぴょんっ、ぴょんっ。まるで私のことなど知らないように、自分の家へと帰っていく。
君のおかげで私は妖精になってしまったぞと、感謝とも困惑ともつかない不思議な気持ちで、その背が霧の向こうに消えるまで見つめていた。
雨はいつの間にか、完全に止んでいた。
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私は痛む足を引きずるように帰宅した。幸いなことに家族は未だ誰も目覚めてはいなかった。
こっそりと自分の部屋に戻り、鏡を覗き込む。
「……妖精、だってさ。私が。こんな私が」
髪はボサボサで、服は枝や葉っぱまみれでボロボロで、とても妖精とは似ても似つかない姿だ。
けれど。
「約束しちゃった。また話そうねって」
純粋そうな子だったから、もしかしたら本当に私との再会を楽しみにしているかもしれない。だから、もうしばらくは『妖精』を続けなければならないだろう。
「あれ、なんだか、少し寒くなくなった気がする」
そうしている間に、見つけられるかもしれない。
一つしかないと思い込んでいた、別の出口を。
次の日、私はお父さんに頼んで車で傘を買いに行った。随分とびっくりされた。
お店に着いて真っ先に目に入った、薄藤色の傘を買った。それはまるでみぃむちゃんの様に感じられた。10年経った今でも、修理しながら大事に使っている。
結論から言うと、私は以降みぃむちゃんに出会うことはなかった、もしかしたらアレは全て夢だったんじゃないかなんて、時々どうしても考えてしまうときもある。
けれど私だけは覚えている。みぃむちゃんの笑顔も、約束も、可愛いカエルの重さも、何もかも。だから今日までこうして、『妖精』を続けられている。
外を見ると久しぶりの小雨模様、傘を差してお出かけの準備。
今なら、何処にだって行ける気がする。
さあ、約束を果たしに行こう。
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うおおおおおおお!鵜来ちゃん最強!鵜来ちゃん最強!鵜来ちゃん最強!
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道中事故り散らかしながらも矢矧さんと鵜来ちゃんが強すぎて一発で突破できました。これにて前段作戦完了です。
繰り返しになってしまい恐縮ですが、E3-1でメインの武蔵をここで使わず腐らせてしまったこと、E3-2で手を抜きすぎたことは明確な反省点だったと思います。けれどE3-3では比較的綺麗な攻略ができたので、昔に比べて成長を感じられて嬉しかったです。
6.E4甲【新Z作戦改】
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あっ❤あっ❤ちょっと溺れる❤❤❤
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アアアアッ!みぃむちゃん!!強すぎておかしくなりそうだ!!!
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というわけでぬるぬるっと最終ゲージまでやってきました。ラスボスはすっげー久しぶりの潜水艦。そう、潜水艦です。これはつまり。
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鵜来ちゃんがトドメを刺せるってことなんだよーっ!!!!!
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うおおおおおおお!鵜来ちゃん最強!鵜来ちゃん最強!鵜来ちゃん最強!
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配信中に泣きました。本当に嬉しかった。もしかしたら二度とないかもしれない鵜来ちゃんによるゲージ破壊を見ることが出来るなんて。やっぱり鵜来ちゃんは最強なんだなって、改めて実感しました。一生愛してる。好き❤
7.イベントまとめ
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というわけで無事にイベントをクリアすることが出来ました。これにて今回の目標だった全海域鵜来ちゃん旗艦での突破を達成です!やったわ!!
さて完走した完走ですが、すごく簡単に見せかけて手を抜くと途端に難易度が跳ねあがる作りの面白いイベントだったと感じました。編成力が試されるので、特にE3以降は手ごたえがあって楽しかったです。ただしE4-4てめぇはダメだ。と言いたいところだが、鵜来ちゃんが可愛かったから全てを許そう❤❤❤
あと今回は煙幕のチュートリアル的な側面もあったのかなと感じました。道中に辛辣な場面が多々あり、特にかの有名なVマスは攻略中どころかクリア後にも泣かされている提督を沢山見かけることになりました。次イベはどうなってしまうのでしょうか、今から怖いです。煙幕改修の重要性!!
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あと上でも少し触れましたが今回はめちょめちょにまるゆのドロップが美味しく、イベント中にみぃむちゃんの運上げが完了しました。今はレベル上げをまったり頑張っています。次イベントまでに完了出来たら嬉しいな^^^
8.おわりに
拙い文章ですが、ここまでのお付き合いありがとうございました。ここまで読んでくれたそこの貴方!さては鵜来ちゃんと稲木ちゃんみぃむちゃんが大好きだな!!
よし、これで私とも縁ができたな。普段はXの方でお淑やかに提督業を営んでいますので、良ければフォローしてあげてください。
平素よりお世話になっております。突然のご報告になりますが、この度みぃむちゃんとケッコン致しました。出会って間もないふたりですが、これからも温かく見守って頂ければ幸いです(ノ)・ω・(ヾ) pic.twitter.com/NZBOlbfLcs
— Jansson (@Jansson556) March 6, 2024
ではでは~ノシ