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スプライト×イビルツイン=【スプラツイン】!?~デッキ構築から展開まで~
はじめに|
どうも皆さん、walpです。
今回は☆2(レベル2)主体のエクシーズリンクテーマ【スプライト】と
Vtuberリンクデッキ【イビルツイン】をMixした、
【スプラツイン】についての紹介記事です。
![](https://assets.st-note.com/img/1656969637536-gLap97d1kz.png?width=1200)
次の3点に触れつつご紹介していきます。
・【スプライト】とは
・【イビルツイン】とは
・【スプラツイン(イビルツインスプライト)】とは
【スプライト】とは
【スプライト】とは、☆2を主体としたエクシーズリンクテーマであり、
各カードの効果がどれも汎用性に富み、
かつ妨害性能・継戦能力ともに優れた強テーマです。
実際、登場後の2022年4月から6月の環境では大会シェアトップでした。
※個人の調査レベルです
7月の制限改定で<餅カエル>の禁止を受けたものの、
ギミック自体はノータッチなので別の妨害を取り込み現在も活躍中です。
サンプルレシピ置いておきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82004253/picture_pc_121d7a02e19da393a9c409959db4590d.png?width=1200)
アストラム+ドラゴンバスターブレードを装備した何かしらを置くことで、
相手のEXを封じつつアストラムしか攻撃対象にできない状態を作ります。
詳しくは他の有識者がたーくさん紹介していると思いますので、
展開等は割愛させていただきますね。
環境でも結果を残しているので、強いのは間違いないでしょう。
ただ、個人的には1枚初動が少ないな?と思っていたりします。
【イビルツイン】とは
大会環境にはあまりいないのでご存知ない方もいることでしょう。
こちらも☆2主体のリンクテーマで、
強みは豊富な1枚初動からの安定した1ドロー1破壊です。
こちらもサンプルレシピ置いておきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82005053/picture_pc_63dced94304959b05aee061ce75b2fa7.png?width=1200)
御覧いただいておわかりかと思いますが、
「1枚初動の多さ(13枚)」「手札誘発の多さ(15枚)」が際立ちますよね!
強貪の代わりに三戦の才でもOKです。
せっかくなので、イビルツイン1枚展開もご紹介しておきます。
<リィラ(notリィラトリート)1枚>
→自分ターン1ドロー+相手ターン1ドロー1破壊
![](https://assets.st-note.com/img/1656924353700-UZsoD8B1wZ.jpg?width=1200)
リィラns、ef、デッキからキスキルフロストss
→2体でイビルツインキスキルLs
→イビルツインキスキルef、墓地の無印リィラss
→イビルツインキスキルとリィラでイビルツインリィラLs
→イビルツインリィラef、イビルツインキスキルss、ef、1ドロー
→イビルツインリィラとイビルツインキスキルでトラブルサニーLs
![](https://assets.st-note.com/img/1656924353695-3Xf59wKrAF.jpg?width=1200)
結果:トラブルサニー単騎
状況:フリーチェーンでリンク体のキスキルとリィラ蘇生可能、1ドロー済み、相手の動きに合わせて1ドローと1破壊追加
※各カードの効果テキストは後程紹介します
【スプラツイン(イビルツインスプライト)】とは
それでは本題です。
【スプラツイン】とは、
イビルツインのエンジン(1枚初動)をベースとしつつ、
スプライトの”妨害力”と”誘発貫通力”を付加したMixデッキとなります。
純スプライトでは1枚初動の物足りなさがありました。
イビルツインでは1枚初動の確定妨害がリンクリィラの1破壊だけでした。
しかし、Mixにより”1枚初動で複数妨害”の獲得に成功しました!
それでは、以前公認大会で使用したデッキレシピをご紹介します。
デッキレシピ|
![](https://assets.st-note.com/img/1656927463268-qnNHzF29jw.png?width=1200)
■モンスター(26枚)
・Live☆Twinリィラ×3
・Live☆Twinキスキル×3
・Live☆Twinリィラ・トリート×1
・Live☆Twinキスキル・フロスト×1
・スプライト・ブルー×3
・スプライト・ジェット×2
・スプライト・キャロット×1
・スプライト・レッド×1
・灰流うらら×3
・増殖するG×3
・エフェクト・ヴェーラー×3
・アーティファクト・ロンギヌス×1
※画像ではうさぎになっていますが、当時はロンギヌスでした
・アーティファクト・デスサイズ×1
■魔法(12枚)
・シークレット・パスフレーズ×1
・Live☆Twinトラブルサン×3
・墓穴の指名者×2
・抹殺の指名者×1
・スプライト・スターター×3
・禁じられた一滴×2
■罠(3枚)
・無限泡影×3
■エクストラ(15枚)
・Evil★Twinキスキル×2
・Evil★Twinリィラ×2
・スプライト・エルフ×2
・アーティファクト-ダグザ×1
・トロイメア・ユニコーン×1
・破壊雙王神ライゴウ×1
・Evil★Twin'sトラブル・サニー×2
・アクセスコード・トーカー×1
・ギガンティック・スプライト×1
・神騎セイントレア×1
・天霆號アーゼウス×1
4月24日 公認大会
— walp@ぼちぼち竜星 (@janne_walp12) April 24, 2022
使用:スプラツイン(スプライト+イビルツイン)
戦績:
天威相剣 〇〇 🎲負け
エクソシスター ×〇〇 🎲負け
ふわんだりぃず 〇〇 🎲 勝ち
天威相剣 〇×〇 🎲勝ち
ずっと構築考えてたから優勝とても嬉しい(*´꒳`∩)#walpメモ pic.twitter.com/1PLFe0sxPY
初動
イビルツイン初動:無印リィラ×3、無印キスキル×3、パスフレーズ×1、トラブルサン×3の計10枚
スプライト初動:スターター×3の計3枚
合計:13枚
手札誘発
うらら×3、増G×3、ヴェーラー×3、ロンギヌス×1、無限×3の計13枚体制
という感じですね。
この構築で発売後の公認大会にて優勝できましたので、
基本構築は間違ってなさそうです。
ただ、月日は経ち現在(7月頭)の環境は【イシズティアラメンツ】や
新生【スプライト】がトップシェア、そこに【ふわんだりぃず】
【エクソシスター】【エルドリッチ】等群雄割拠しています。
そのせいで、メインにアトラクター入っていたり、
サイドにDDクロウがいたりと、イビルツイン側としては苦しいです。
(ぶっちゃけどのデッキもしんどい環境だとは思いますけどね苦笑)
ちなみに、私は4月以降このデッキで大会出ていなかったのですが、
「勝てない」とか「弱い」から使っていなかったというわけではなく、
”どうしても使いたかったデッキ”があったためでした。
ハリファイバーの禁止により使えなくなったのですが、
追悼の意を込めてここに載せさせてください。。。
6月5日 公認大会
— walp@ぼちぼち竜星 (@janne_walp12) June 5, 2022
使用:スプライト竜星
戦績:
冥界ティアラメンツ ×〇〇 🎲負け
真竜 〇〇 🎲負け
リゾネーター 〇〇 🎲負け
斬機 〇〇 🎲負け
1本目全部後手だったけど引きがあまりにも強かったので優勝できました!
スプライト竜星で優勝はかなり嬉しい…
来期も使えると思います!
#walpメモ pic.twitter.com/3Yd3wDBOT3
ツイートに反し、来期(7月現在)使えなくて辛さしかありません。。。
(普段は竜星のことばっかり考えています)
カード紹介|
1.スプライトカード
それでは、デッキレシピは把握できたかと思いますが、
各カードの効果がわからなければデッキを動かすことができないですよね。
なので、代表的な採用カードを紹介していきたいと思います!
まずは今回登場したスプライトカードたちをご紹介します。
<スプライト・ブルー>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77360539/picture_pc_44438320963b4654cc53867adcc5db3d.png?width=1200)
スプライトの初動その1。
特殊召喚に成功した場合、
自身以外のスプライトモンスターをサーチします。
☆2モンスター+ブルーで、
エルフ+レッド+キャロットが確定します。
<スプライト・ジェット>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77360578/picture_pc_1524a2ef6a884a85c36414ec3de98792.png?width=1200)
スプライトの初動その2。
特殊召喚に成功した場合、
スプライト魔法罠をサーチします。
今回は罠が出ていないので、今後に期待ですね。
☆2+ジェットで、前述のブルー展開ができます。
<スプライト・レッド>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77360601/picture_pc_e140775a51321257cd43e69711a005a2.png?width=1200)
相手モンスターの効果が発動した時、
自身以外の☆2、ランク2、リンク2をリリースして効果無効できます。
リンクモンスターをリリースした場合はさらに破壊します。
この点がイビルツインと相性がいいですね。
イビルツインはキスキルorリィラの一方を場に、
他方を墓地に置いておくことで循環するギミックだからです。
その上、キスキルリィラをリリースすると
追加の破壊効果まであるので好相性と言えます。
<スプライト・キャロット>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77360611/picture_pc_bfa628bedbd3876ab47eb8964ff896e0.png?width=1200)
相手魔法罠の効果が発動した時、
自身以外の☆2、ランク2、リンク2をリリースして効果無効できます。
リンクモンスターをリリースした場合はさらに破壊します。
レッドの魔法罠バージョンです。どちらも守備が高く、
☆2のステータスではないんですよね苦笑
この2枚により、とうとうイビルツインも展開の中で
自然に触ることができる無効系を手に入れたのです。
嬉しいね(*´ω`)
<スプライト・ピクシーズ>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77360791/picture_pc_2deb0edbeefe4a8a65b77145000b3eba.png?width=1200)
自分の☆2、ランク2、リンク2モンスターのダメージ計算時に、
手札、場の自身を墓地へ送って相手モンスターの攻撃力分だけ
攻守をアップする効果です。
スプライト版オネストですね。
このカードだけ墓地へ送って発動なのは要注意です。
<スプライト・スターター>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77360762/picture_pc_d0448be23e30b58ee881c6eec161c145.png?width=1200)
スプライトの初動3。というか最強の1枚初動。
デッキからスプライトモンスター1体をssし、
出したモンスターの元々の攻撃力分ライフを失います。
ライフ減少は大した量ではないですし、
制約はスプライトデッキにとってあってないようなものなので、
正直書いてあることが意味わからんぐらい強いです。
基本は3枚必須ですね。
<スプライト・スマッシャーズ>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77360747/picture_pc_e12fa37594d83b5291d37d3d2a8284f9.png?width=1200)
地味に複数テーマでの使用を考慮してデザインされているカードです。
スプリガンズ、セリオンズではリソースに、
スプライトでは除去札となります。
スプライトデッキで使う場合、
コストが手札・墓地のスプライトカードを除外、
効果で自分場の☆2、ランク2、リンク2モンスター1体と
相手場のカード1枚を選んで除外です。超強いですね。
自分の場も1体要求するので使いどころは注意ですが、
対象を取らない除外が弱いわけないです。
<スプライト・ガンマバースト>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77360735/picture_pc_7f28983d99654ad4a8011379edabbb76.png?width=1200)
①は攻守上昇効果、②は攻撃のみ上昇する効果です。
いずれか1つしか使えませんが、
2回使えるゴリッゴリの戦闘補助カードです。
スプライトはテーマ内において、
EXモンスター素材のギガンティック以外大した打点がないので
打点補助はシンプルながらありがたいですね。
ピクシーズもあるので、
戦闘においても戦えるテーマデザインになっています。
<ギガンティック・スプライト>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77360723/picture_pc_475c78897c983a3c0e5e729d7504c66f.png?width=1200)
出ました、スプライトで一番の化け物カード。
まず、ルール効果として、リンク2モンスターをX素材にできます。
え?
つまり、ユニオンキャリアーを素材にできるということなんですよ。。。
①はEXモンスターを素材にしていると打点倍になります。
汎用ランク2で打点3200はちょっと何言ってるのかわからない(真剣)
②はコストではなく効果で素材を取り除いてデッキから
☆2を何でもいいのでssする効果。
出たモンスターの効果は無効化されていません。
は???
使用後は「お互いに」☆2、ランク2、リンク2のモンスターしか
ssできません。
?????????????
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77568761/picture_pc_b54310ede8fe529cddef6954e135d656.png?width=1200)
展開途中でさらっとニビルケアしてんじゃねーよっ!!!!
②の効果さえ通れば基本的に1妨害+エルフの蘇生が確保されます。。。
すごいね、スプライト。。。
<スプライト・エルフ>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77360698/picture_pc_e70b1f2caca7df043b3de8cdf5bd5546.png?width=1200)
リンク条件は
「☆2、ランク2、リンク2のモンスターを含むモンスター2体」という、
ゆるっゆるがばっがば条件です。
しかもマーカーどっちも斜め下向き。優遇され過ぎてるなぁ・・・。
リンク召喚されたターンにはリンク素材にはできませんが、
ギガンティックのX素材にはなぜかできます、なぜ?
①はリンク先に対象耐性を付与します。強すぎませんか?
ヴェーラー無限ケアしてきますよこいつ。
②はお互いのメインフェイズに墓地の☆2モンスターを蘇生します。
相手の場にモンスターがいる場合は、
その蘇生先をランク2orリンク2にできます。
エルフが墓地にいればエルフを蘇生することもできます。
・・・なんで相手ターンでも蘇生できるんでしょうか・・・
まあおかげでキスキル蘇生効果に墓穴チェーンされた場合、
エルフで対象取って蘇生、とできるので助かりますが、、、
でも強すぎますよね。
2.イビルツインカード
では、イビルツイン側のカードもご紹介します。
<Live☆Twinリィラ>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77568587/picture_pc_56e9a45139d0848d92f012e58ff909ea.png?width=1200)
このデッキの青色エンジンです。以降「無印リィラ」と呼びます。
①は場に他のモンスターがいない状態でns、ssすると
手札・デッキからキスキルssします。1枚初動の所以ですね。
基本はキスキルフロストをssします。
展開が通ったら相手がサーチした際に追加1ドローできるためです。
②は相手は500払わないと攻撃宣言できない永続効果です。
ET地味に強いです。
<Live☆Twinキスキル>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77568599/picture_pc_dcb39016a05ebb52c89e12e7ff545d82.png?width=1200)
このデッキの赤色エンジンです。以降「無印キスキル」と呼びます。
①は場に他のモンスターがいない状態でns、ssすると
手札・デッキからリィラssします。
②は相手が攻撃宣言するたびに自分は500回復する永続効果です。
こちらもET地味に強いです。
<Live☆Twinリィラ・トリート>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77568630/picture_pc_01f72200becf203f0d18ccf0308d745f.png?width=1200)
コスプレリィラ。
①はキスキルがいるとルール効果でssできます。
②はあまり使いませんが、
イビルツインが戦闘してダメージが発生した時、
相手モンスターの打点をその戦闘ダメージ分永続で下げる効果です。
主に使うのは①のss効果で、
無印キスキルからスタートしてうらら等無効系をもらった場合に、
トラブルサンからこのカードをサーチしてss、
そこから基本展開に繋げます。
<Live☆Twinキスキル・フロスト>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77568638/picture_pc_8a03ebb73a532762f2f8d2d7f545714b.png?width=1200)
コスプレキスキル。
①はリィラがいるとルール効果でssできます。
コスプレリィラと逆ですね。
②は自分場にイビルツインモンスターが存在し、
相手がデッキからカードを手札に加えた場合、
墓地のこのカードを除外して1ドローする効果です。
役割はコスプレリィラと変わりませんが、
こちらは1ドローが付いているため無印リィラからの展開時に、
このカードをリクルートして1ドローを付けることができます。
アドバンテージを稼ぐ点で重要な1枚となっています。
<シークレット・パスフレーズ>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77568667/picture_pc_9cea380c8cdc6ad35f5e3979775c7cea.png?width=1200)
ライブツインorイビルツイン魔法罠をサーチします。
場にキスキルorリィラが存在する場合には、
代わりにイビルツインモンスターをサーチできます。
デッキ内のイビルツインモンスターは1枚だけで、
かつサーチすることはほぼないので基本は魔法罠
(主に後述のトラブルサン)をサーチしています。
「トラブルサンをサーチできる」=「初動につながる」ため、
可能な限り採用したいカードです。
<Live☆Twinトラブルサン>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77568676/picture_pc_94a92c4f462a7596a2ca5c2e4fff5899.png?width=1200)
ライブツインンモンスターをサーチするカード。
①は発動時の効果処理でライブツインモンスターをサーチします。
②は自分場にイビルツインがいる場合、相手がns、ssする度に
自分はLP200回復、相手はLP200ダメージの永続効果です。
この効果が地味にETに強く、相手が5回モンスターを出すだけで
自分と相手のLP差が2000開くのは大きいです。
<Evil★Twinリィラ>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77568723/picture_pc_2da192c290a40c6714abcf33011fcb59.png?width=1200)
リィラのイビルツインバージョンです。
リンク素材はリィラモンスターを含むモンスター2体と一見緩いですが、
効果を使うためにはキスキルモンスターが墓地に必要なので、
結果的に相方を素材にすることになります笑
①はキスキルモンスターが存在する場合にssした際、
場のカードを対象に取って破壊する効果です。除去役です。
②はキスキルモンスターが存在しない場合にメインフェイズに発動でき、
墓地からキスキルモンスターを選んで蘇生します。
この効果の発動後、悪魔族しかEXデッキからssできない点は要注意です。
<Evil★Twinキスキル>
![](https://assets.st-note.com/img/1652186369394-pmGmueaewh.png?width=1200)
キスキルのイビルツインバージョンです。
リンク素材はキスキルモンスターを含むモンスター2体です。
①はリィラモンスターが存在する場合にssした際、1ドローします。
アド取り役です。
②はイビルツインリィラの逆バージョンです。
<Evil★Twin'sトラブル・サニー>
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77568730/picture_pc_970a236288e50e3725910cae16686c68.png?width=1200)
イビルツインの切り札的リンク4モンスターです。
リンク素材はイビルツインモンスターを含むモンスター2体以上と、
またもや緩い条件です。
イビルツイン展開を行えば自然に着地できるリンク4となっています。
①は自身をリリースすることで、墓地のキスキルリィラを
それぞれ1体まで選んで蘇生します。
相手ターンでも発動できるので、バトルフェイズ中でも
リンクキスキルとリンクリィラを蘇生し、1ドロー1破壊できます。
また、リンクリィラ・キスキルは打点が1100しかなかったため、
バトルで容易に突破されますが、サニーは3300打点なので、
バトル突破されにくく場保ちの面でも優秀です。
スプラツインの強み~構築経緯を添えて~|
さて、ここまで【スプライト】と【イビルツイン】に触れつつ、
【スプラツイン】のレシピ紹介や各カードの紹介を行ってきました。
スプラツインの強みは”1枚初動の豊富さ”と”誘発貫通力”、
そして”手札誘発量”だと、何となく察している方もいらっしゃるでしょう。
そこで、私が考えるスプラツインの強みをデッキ構築の経緯含め、
下記3点にフォーカスして書かせていただきました。
1.豊富な1枚初動
2.展開の強化/返しリソース増加
3.誘発ケア
1.豊富な1枚初動
まず初めに、【スプライト】におけるテーマ内1枚初動は
<スプライト・スターター>3枚のみです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77229552/picture_pc_e84cb8d4fc28119828432a8d80a19bba.png?width=1200)
テーマの性質上、展開するためにはフィールドに最低1体の☆2モンスター、
加えて手札にスプライトモンスター1体が必要です。
あるいは場に2体の☆2モンスターを用意し、
<ギガンティック・スプライト>にアクセスするでも可能です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77229650/picture_pc_0f40fa670ce8d21fa41628a9457ee26a.png?width=1200)
スターターはデッキからスプライトモンスターを特殊召喚します。
この効果でブルーをデッキからss、ブルーの効果でジェットをサーチ、
場にブルーがいるのでss、
ジェットの効果で2枚目のスターターかスマッシャーをサーチ、
ブルーとジェットの2体でギガンティックをエクシーズ召喚。
効果でキャロットかレッドをデッキから呼び、
相手ターンに2枚目のスターターを発動。
ギガンティックで呼び出さなかった方をデッキss。
あら不思議、これだけで合計2妨害を敷くことができるのです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77229596/picture_pc_917a4e658882def27268972bdc020fbc.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77229597/picture_pc_7651d5065222d36f132d7b90ebf04a7d.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77229650/picture_pc_0f40fa670ce8d21fa41628a9457ee26a.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77229652/picture_pc_43c62efb43c366ec640f84920a15683e.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77229651/picture_pc_753d0af46c8d7435b57a874f8c4ae68d.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77229653/picture_pc_6fb894afbcd09c9b1067a45d35816248.png?width=1200)
しかし、テーマ内カードだけでデッキ構築した場合、
初動になりえるカードは「1枚初動=スターター3枚」に加え、
「2枚初動=スプライトモンスター×2」です。
正直な話、私はこの初動数は心もとないなと思いました。
スプライトモンスターを多めに採用することで初動安定は図れますが、
手札消費が激しく妨害も1妨害+α程度で止まります。
(これを強い/弱いと思うかは完全に個人の主観になりますが苦笑)
※実際4月以降、大多数のユーザーが<深海のディーヴァ>
<素早いビーバー><鬼ガエル>等、1枚で2枚になれるカードを
採用することになりました。
しかし餅カエルが禁止になった今、万能無効系をたくさん構えられません。でも対抗馬のイシズティアラは物量でゴリゴリ押してきます。
…どうしよ?(´・ω・`)
①「なるべくデッキ内のゴミを減らしたい」
②「でも安定度は残したい」
③「手札誘発を手中に収めておきたい」
こう考えた際に、
1枚初動エンジンとして目をつけたのが【イビルツイン】でした。
※当時(2022年4月)も上記3点を考慮してイビルツインに至りました。
現在(2022年7月)でも上記3点を満たした上で環境と戦えそうなため、
経緯自体は4月の話をしていますが、
現在と読み替えていただいて差し支えありません!
ライブツインキスキルorリィラは、
召喚特殊召喚したらそれぞれ相方を呼ぶ効果を持っています。
これにより、召喚するだけで場に☆2モンスターを2体供給できます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77229727/picture_pc_9ba471c98ec4388bc8e177114328ad59.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77229728/picture_pc_75c849e1d573f9a073fe3c93ef5d1565.png?width=1200)
【イビルツイン】デッキの場合、
これらの1枚初動からリンク4のトラブルサニーを出して
自分ターン1ドロー+相手ターン1破壊+1ドローを構えます。
しかし、2ドローするものの確定妨害は1つしかないため、
昨今の2~4妨害当たり前の高速環境で勝ち上がるのは難しい状況でした。
【スプラツイン】では、
展開上リンクモンスターはリンク2しか出せない制約が付くものの、
自分ターン1ドロー+相手ターン1破壊+1魔法罠orモンスター効果無効+1蘇生となり、
さらに相手の動き次第で1ドローが追加できます。
また、エルフのリンク先は相手の効果の対象にならないため、
展開時にモンスターを配置する場所次第では
キスキル・リィラの効果を安心して通すことができます。
そのため、従来のイビルツインのみの1枚初動と比較すると、
妨害・誘発耐性及びリソース面が格段に向上しました。
2.展開の強化/返しリソース増加
前述の1枚初動でもお話しましたが、
基本的には手札1枚から自分ターン1ドロー+相手ターン1破壊+1魔法罠orモンスター効果無効+1蘇生
を構えることができます。
もうこの時点で強いのですが、
エルフのおかげで返しのリソースも最大で4枚ぐらい増えます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77229846/picture_pc_db5f71a835d8606dbb1684e3947aefe6.png?width=1200)
相手ターンでエルフ効果、墓地のブルーss(①)、ブルー効果、
ジェットサーチ(②)
返し自分ターンでエルフ効果、何かしら蘇生(③)、
ブルーでサーチしたジェットss、効果でスプライト魔法サーチ(④)
……ちょっと目を疑うぐらいはちゃめちゃなこと起きてますね苦笑
数字の数だけアドを稼いでることになりますが、
実はこの展開において召喚権を使っていませんし、
まだキスキルリィラの蘇生効果も使っていません( ꒪꒫꒪)
しかも、返しのターンで自分の場にはレッドとキャロットどちらか、
あるいは両方用意できるので(一方は先攻展開、他方はジェットからサーチしたスターターorブルーから直サーチ)、
相手の妨害をいなしつつ1killを進めていけるというわけです、末恐ろしい…
また、展開面では他のスプライトデッキと差別化を図るため、
イビルツインの最強武器、アーティファクトデスサイズを取り込みました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82019781/picture_pc_52d1df211f622ddb26770a4aaca1640c.png?width=1200)
スターター以外のイビルツイン1枚初動で構えることができますので、
他のスプライトデッキともしっかり差別化できていると思います。
※詳しい展開は後述します
3.誘発ケア
そしてなんといっても「誘発ケア」が最重要ポイントです。
スプライトデッキは、ルールによる共通ss効果に加え、
その優秀なサーチギミックにより、増殖するG以外の手札誘発の場合、
1枚ぐらいであれば貫通して何事も無かったかのように展開できます。
【スプラツイン】はスプライト側の展開ギミックを受け継ぎ、
かつ豊富な1枚初動を有すことにより、
本家スプライト(いわゆるガエル型)よりも誘発耐性が高くなっています。※増Gは、無理(´•ω•ˋ)
もちろん1枚初動にうららを打たれた場合きついことはきついですが、
メインからスプライトを一定数入れるなど、
構築次第では手札ssモンスター比率を上げて貫通も視野です。
展開ルート|
1枚初動
それでは、1枚初動の展開ルートをご紹介します。
<リィラ(notコスプレ)1枚>
→1破壊+モンスターor魔法罠効果1無効+1蘇生+3ドロー(自分ターン1枚、相手ターン2枚)
※上記は全てが噛み合った場合の最大値です
![](https://assets.st-note.com/img/1652623790592-Slsv5MvjHc.jpg?width=1200)
無印リィラns、ef、デッキからコスプレキスキルss
→2体でギガンティックXs、ef、キスキル取り除いてデッキからブルーss
→ブルーef、デッキからジェットサーチ、ジェットss
→ジェットef、デッキからスターターサーチ
![](https://assets.st-note.com/img/1652623805264-s5tKT0wMkD.jpg?width=1200)
→スターターef、デッキからレッド(モンスター無効)or
キャロット(魔法・罠無効)ss
→ブルーとジェットでエルフLs
![](https://assets.st-note.com/img/1652623884126-FsEoS3kTM3.jpg?width=1200)
→エルフef、墓地からキスキルss、キスキルとギガンティックで
イビルツインキスキルALs(以下、リンクキスキルと呼称)
→リンクキスキルAef、墓地の無印リィラss、
リンクキスキルAと無印リィラでリンクリィラLs
→リンクリィラef、リンクキスキルAss、ef、1ドロー
(パターン①:ここで展開終了)
![](https://assets.st-note.com/img/1652624259424-tdThSSpydK.jpg?width=1200)
→リンクキスキルAとリンクリィラでリンクキスキルBLs
(パターン②:ここで展開終了)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77568846/picture_pc_9253f0b56683f671e107d16aee762ef0.jpg?width=1200)
これがイビルツインの1枚初動から作る基本盤面です。
パターン①と②の違いは、
「リンクキスキルを再リンクするかどうか」ですね。
パターン②のようにキスキルだけを残すと、
相手メイン時にフリーチェーンで相手のカードを1枚破壊できます
(リンクリィラの破壊効果)。
これにより、対ガエルスプライトにおいて相手モンスター1体だけの際に
盤面を空にする、いわゆる「着地狩り」が可能となります。
一方パターン①はイシズティアラメンツ等、
対スプライト以外に強い布陣です。
リンクキスキルとリンクリィラ、どちらも盤面に置いているので
レッドのモンスター無効効果コストを無理なく用意できます。
パターン②の場合を考えてみます。
相手のメイン一発目がモンスター効果で入ってかつ、
必ず止めなければならない場合、エルフorリンクキスキルしか飛ばせず、
1蘇生分失うことになります。
対面によって展開を選びましょう。
<リィラ(notコスプレ)1枚>派生系
→デスサイズ(EX封じ)+1蘇生+3ドロー(自分ターン1枚、相手ターン2枚)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78990136/picture_pc_6b15dd7d14aab08adfde0cdd062c4262.jpg?width=1200)
無印リィラns、ef、デッキからコスプレキスキルss
→2体でギガンティックXs、ef、キスキル取り除いてデッキからブルーss
→ブルーef、デッキからジェットサーチ、ジェットss
→ジェットef、デッキからスターターサーチ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78990281/picture_pc_766a21cfc351f0d9ed534524a804d949.jpg?width=1200)
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