怪文書:推しが最大の地雷
※以下の文章は、過去の不愉快な体験を思い出しての愚痴。過去のこと(しかも下らない)を掘り起こして文句を垂れる時点で、みみっちい。暗い。
私にとって、推しが最大の地雷です。
何せ、彼を許したいけど許せない…そういう気持ちを拗らせて、現在の変な受容の仕方に至っています。個人としてはめちゃくちゃ好きだけど、彼の仕事に人並みの理想を重ねて見ると、どうしても許せない事が一点だけあります。これは私のアイデンティティとも深く関わってくる問題で、絶対に無視できないのです。(でも好きだけどね、かわいいし)
「好きな歴史上の人物は?」と聞かれたら間違いなく彼と答えますが、「嫌いな歴史上の人物は?」と聞かれても彼と答えると思います。(そこまでド外道ではないと思うけど、でも拗らせているから仕方ないよね)
この感覚は非常に複雑で、自分でも扱いかねているのですが、他人に理解してもらう事は更に難しいようです。大抵の人にとって「好きな歴史上の人物」はコミュニケーションの取っ掛かり程度にしか思わないのでしょうが、私にとっての推しは違います。
誰かが推しを「コミュニケーションの道具」として用いてくるのは、私にとって耐え難い事なのです。(生きづらい)
そのため、普段は推しが誰かは公言していません。明かしても碌な事がないので。
しかし、ある時ネットで知り合った人(以下A氏)に、私の不注意で推しがバレた事があります。あの時はなかなか不愉快な体験でした。
A氏は私が推しの事を好きだと知るや否や、何を思ったのか推しの喋り方を真似た音声を送り付けて来たのです。これが非常に似てない。絶望的に似てない。
モノマネをする事自体は良いのです。しかしこれは余りにも似てない。彼を観察していない事がよく分かる。オリジナルへの敬意に欠ける。何の思い入れも無い癖に上っ面だけなぞった声だ。そんな取るに足らない音声を、何の脈略なくわざわざ私に送り付けてくるとは何事だ。彼を愚弄している。いや、彼を想う私を愚弄している。切れ、腹を切って詫びろ(二次創作描いているお前が言うな)
…まあ、一息付いたら落ち着いたんですけどね。キレたところで何も良い事はありません。
A氏のその後の言動から推察するに、氏の奇行の意味は恐らく「会話のきっかけ作り」だったのでしょう。A氏が誰のモノマネをしようと勝手ですが、あろうことか推しの表象を下らない理由で小道具として利用しようとするな。人には越えちゃならない一線というのがある。こんな音声を送り付けて何がしたかった?私がこれで喜ぶと?人を舐め腐るのも良い加減にしろ。やっぱり切r(以下略)
…と、このように、彼に関する事だと過剰反応する癖が身についてしまいました。切れは流石に言い過ぎです。危ないですね。
A氏については、もう一点、腹立たしい事があります。
ネット上の下らない記事(推しに関する無理のある擁護、排外的な思想が目立つ)を根拠に、聞くに堪えない知識マウントを披露してきた事です。他のどんな蘊蓄を語ろうが結構ですが、これだけは無理でした。私は推しを好きであると同時に、根深いアンチ感情も持ち合わせている為、こういった無理のある擁護を聞くと頭に血が上るのです。あまりに腹が立ったので引用元記事のおかしい点を逐一批判した長文リプと参考文献リストを送り返しました。我ながらキモいですね。
私はこの程度の事で、同情する気さえ失せるほどA氏を嫌っています。
反吐が出るほど嫌いです。つまりこの文章は反吐という事になります。
自分でもやばいと思っています。