「政治の絵本」を読んで
高校まで、普通に社会の授業は受けてきました。テストや受験のために勉強してました。
大人になって、政治と聞くと
・面白くない
・権力者が優位になるためにあるもの
・どうせ私が投票しても政治家の不正が減るわけでもない
・給料が増えるわけでもない
・大学の学費がヨーロッパのどこかの国のように無料になるわけでもない
などなど、言い訳をして全く勉強してませんでした。
たまーに、「よーし、大人になったし、少しぐらい政治ぐらい勉強しとかな!」と思い、ネットで気になる記事を見て「なにこの言葉の意味。調べよう!.....いやいや待ってこの言葉の意味何?あれ、何について調べとったんや?」そんな感じで、力尽き、はい終了という感じでした。
帰省時に新聞を開けて「おばあちゃんみて!また、政治家が悪いことして。なんでこんな人の給料が私より高くて、まじめに働いてる私の方が給料低いん?」などなど、文句を垂れてました。
選挙の投票には行きましたが、よくわからないまま投票してる感じでした。
話は変わりますが、こんなことが社会人になって何度もありました。
ミーティング中に発言しなかった人が、ミーティング後に意見するということです。
私が「ほんなら、それ言うたらよかったじゃないですか?もしかしたら、それで結果変わってたかもしれないんですよ。」
「いやーそーなんだけどさ、特に意見もないしさ。あっても自分が正しいかわからないし、間違ってたら恥ずかしいし。会議の時間も伸びるしさ。」
「あ、そうなんですね・・・・・(あとになってあーでもない、こーでもない言うてるその姿の方が恥ずかしいわ。と心で思ってました。)」
こういう方々をみて私は絶対に、意見をもってミーティングに参加し、それを発言します。意見がとりいれられないこともありました。でも私はそれに納得しているので、絶対に文句は言いません。改善が必要と感じた時には周囲に相談したり、次のミーティングの議題に挙げてもらうなどしていました。
で!!!!!この本を読んで気づきました。政治と私の関係ってこのミーティングとミーティング中に発言しない人の関係に似てる。
めっちゃ恥ずかしいって思いました。
だって選挙で候補者のこと政党のことなど、調べたりせず、意見もなくて、適当に選んで、投票して、あとから文句垂れる。
まさに、ミーティングで意見をのべずに、ただ時間が過ぎるのを待って、終わり次第、文句垂れるのと同じですよね。
今は高齢化社会で、選挙権は若者より、高齢の方が多いです。そして投票率も高齢の方がたかいです。そしたら、政治家さんたちは自分たちが当選するためには、投票してくれる人のための政策をたてる。
つ、ま、り、高齢者のための政策を重視して作る。
いや、恐ろしすぎやろ。
だから、私たちがちゃんと選挙の時に私たちの意見に合った、候補者の人に投票すれば、私たちの意見が通って、私たちが生きやすい世の中になるわけで。選挙権がない18歳未満の人たち、次世代のためにも、私たちはどうすればよりよい社会になるかを考えないといけないって思いました。
こんな単純なことなのに、私は思考停止状態だった。恥ずかしい、ただただ。
なので、次の選挙に向けて、私は勉強するって決めました。だって私が生きやすい世の中になってほしいですもん。
先日、黒木 亮さんという作家さんの記事を拝見いたしました。題名は「BBCの英首相会見で痛感、日本メディアの情けなさ」です。
衝撃でした。もはや、日本のテレビで報道されていることの多くは嘘なのではと疑いたくなりました。
私はテレビは観ないようにしていますが、今後も継続したいと思います。
次回の選挙の時までに、勉強をして、自分の意見を1票として投じたいと思います。