
【事例紹介】映画ウルフオブウォールストリートから学ぶ“欲しい”を生み出す極意!
皆さん、ウルフオブウォールストリートという映画をご存知ですか?

今日は、この映画の中のシーンの1つから、
“欲しい”を生み出す極意について学んでいきたいと思います。
職業柄かもしれませんが、僕はこの映画を観て
そのシーンが頭に焼き付いて離れませんでした。
ではさっそく解説にいきましょう!
ー オレにこのペンを売ってみろ ー
ウルフオブウォールストリートという映画の、
どのシーンにマーケティング要素が含まれていたのか?
そのシーンは、
レオナルドディカプリオが演じる、トップセールスマン役のセリフです。
部下にセールスを教えるときに、1本のペンを渡してこう言います。
「オレにこのペンを売ってみろ」

ほとんどのセールスマンは
「このペンの性能は、、、」
「このペンは素晴らしくて、、、」
「このペンのデザインは、、、」
という感じに
ペンの性能やデザイン面の特徴を話して
セールスに持ち込もうとします。
言っちゃえば、ペンの自慢ばかりして
相手(お客様)のことを考えられてない状態です。
あなたはどういうアイデアが浮かびましたか?
この映画の中で、デキるセールスマンはこうセールスするそうです。
「このナプキンに名前を書いてくれないか?」
すごい!ズドーンですね。笑

人がモノを買う時は
必ず “ 欲求 ” がくっついてきます。
欲求って難しい言葉を使っているので、
ピンときにくいのですが、
例えば、
「お腹が減った」⇨ “ 何か食べたいという欲求 ”
「足が痛い」⇨ “ 痛みを取りたいという欲求 ”
「仕事が詰まって体疲れてるな〜」⇨ “ 疲れを取りたいという欲求 ”
「仕事の効率があがらない」⇨ “ 何か効率アップツールがほしいという欲求 ”
というように、
なにかしらの“満たされていない現状”があって
○○したい、○○でありたいという欲求が生まれます。
「このナプキンに名前を書いてくれないか?」
という言葉は、
相手にとってペンが必要という現状を
作ることが出来たのです。
そして同時に、相手にとっての
「何か書くものがほしい」という欲求を
掴んだということにもなります。
このシーンを参考にすると、
「お客さまに、商品やサービスを購入してもらうためには、お客さまの“欲しい”を生み出す、見つけること」
がとても大切だというこが分かりましたね。
いくつか「お客様の欲しい」を生み出す切り口をご紹介させて頂きます。
①お悩み、困りごと、願望、目標
②TPO(時間、場所、状況)
③パーソナル情報(年齢、性別、居住地など)
④あなたの商品、サービス
⑤あなたの強み、魅力、独自性
⑥世界観、ミッション、スタイル
①〜⑥の切り口から
お客様の欲しい(価値)を生み出します。
「お客様の欲しい」について
是非考えてみてください。
ではまた!