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初笑い―2025年もよろしくおねがいします
大みそかは
毎年、紅白歌合戦を観ている。
2・3年前から
郷ひろみさんが出ると思うことがある。
( 父と似ている )
父は無口なひとだった。
でも、お酒が入ると
過去の栄光を上機嫌ではなす人。
「お父さんは 若いころモテたんだ!
学生のときに おまえの同級生の
Rちゃんのお母さんに
”つき合って” って
いわれたんだぞ~ ガハハハッ 」
ポカーン (º ⌓º )
(酔っぱらいのジジイがまたいってるよ)
小学生のわたしと姉は苦笑いした。
真相をたしかめるべく、
いつも遊んでいる
離れにある物置きで宝探し。
物置きのなかには、
父と母の古いアルバム、年代ものの洋服
箱に入った真新しい食器など
ワクワクするものばかり。
子どもながらに
探検心をくすぐられた。
そこで父のモノクロ写真を発見!
「ねぇ〜、見てこれ!
お父さんだよね?」
「うん、まちがいないね
なんかカッコイイじゃん」 (笑)
自転車のうしろに乗り
カッコつけたポーズをする父。
(自称・石原裕次郎)
猫背だけどイケメンだった。
父と一緒に映っているのは
Rちゃんのお母さんじゃなくて、
近所のHさんだ。
(この写真はもらっておこう)
そのまま元のところへ戻さず、
いまでも大事に持っている。
70年くらい前の父の写真は、
郷ひろみさん似ではない。
歳をとり、顔のほりが深くなった
晩年の父が似ている。
いま父が生きていたら、
『お父さん 郷ひろみに似てるよ~』
と言ってあげたい(笑)
めちゃくちゃ喜ぶだろう。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
年末年始をご家族で過ごされているかた
お正月に限らずですが、
”あたりまえ” を ”あたりまえ” と思わず
家族との時間を大切に過ごされてください。
みなさんにとって幸せな1年となりますように。
2025年もよろしくお願いいたします。
今日から娘と
推し活旅行に出かけます。