体験こそ人生の深さに直結。その思想の原点となる小2の旅話
こんにちは。世界観コーディネーター&&地球を楽しむ旅人、JAMYです。
旅はターニングポイントになったり、人生の大きなきっかけになる出来事に遭遇しやすい非日常が待っているもの。私もそんな体験を期待しながら旅をしています。
また旅好きであることを日頃から伝えていると、周りから「何カ国いったの?」「どこが一番良かった?」と質問をいただくことが多く、相手の状況に合わせておすすめの国や地域をお伝えしています。
そんな私が海外に興味を持つきっかけ…それは、小学校の時のある旅の記憶が原点でした。
初海外は小学2年生。イギリスに返還前の香港への旅
社員旅行も兼ねて家族で一緒に従業員スタッフと一緒に香港へ行きました。英語と中国語が飛び交う街並みや香港の人たちの会話はなんとなく覚えていますが、正直なところ30年以上も前の話なので、観光した場所の記憶は定かではありません。
ただ、そこで起きた1つの出来事が、日本と海外の違いを知ることになり世界を知りたくなるきっかけになったのです。
旅の大黒柱、父がスリに合う
社員旅行ということで父が旅の大黒柱であり財布係でした。
そんな中みんなで街中を歩いていると、交差点にきたところで、先頭を歩いていた父の前に車が急に左折してきたのです。とっさに父は後ろに引き戻し、後ろにいた男性とぶつかりました。
父のすぐ後ろを歩いていた私も、急遽歩きをとめて「何が起きた?」と状況をみていましたが事故にもならず良かったと安堵していました。
その後、ホテルにて父の財布がないことが発覚。さきほどの交差点でのぶつかりそうになった出来事が、まさにスリ集団による犯罪現場だったのです。左折してきた車も、後ろからぶつかってきた男性も共犯者でした。
すぐに警察に届けをだし必要な処理を進められたので、母が財布係をしながら旅を継続、幸いにもパスポートは保管していたのでことなきを得ました。
小2だった私にとって、この記憶だけは今でも鮮明に覚えている大事件です。ただ、この経験をしても「海外が怖い」ということにはなりませんでした。それは両親がこの話をする時に、そもそも命があっただけで良かった、と笑い話にしているからで、私のポジティブな性格は両親の影響であるとつくづく思います。
この出来事を通して、気づいたことは
・同じ顔つきをしていても、
使う言葉も文化も宗教も異なる世界がある
・住んでいる日本がいかに平和で安全な国か
でした。
よくわからないまま親に連れられて過ごした海外旅行の中でも、もっと面白い場所があるのかもしれない!と潜在的に記憶されるきっかけとなりました。
親として子供にできること
こんな経験から、私も親となり息子と旅をする機会を積極的に用意しています。それは私が幼少期に用意してもらったたくさんの体験の数により、確実に初体験へのハードルを下げてくれていると思っているからです。
子供が知っている世界はとても小さいものです。だからこそ親自身がどれだけたくさんの世界を知り、こんなのも・あんなのもあるよ、と見せてあげられる環境を作れるかは、子供の将来の選択と行動に大きく響くと思っています。
体験の数は成長に比例し人生の深さを作ってくれます。成功だけでなく死なない限り失敗だってしたら良いと思っています。
そんな風に思えるきっかけになる香港の旅。
実はそんな思い出深い場所へ、明後日から行ってきます。
世界観コーディネーター🧞♀️表現家&ブランディング
地球を楽しむ旅人
Jamy
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