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障がい者雇用による民泊清掃視察@札幌

 2024年11月5日・6日の二日間、リネンサプライ工場や就労支援Aに通っている方々の清掃のお仕事をシステマチックに運営している事務所からのレクチャーと実際に外注として清掃を請け負っているリーダ―の方からのお話しや、いくつかの清掃前・清掃後の現場を視察してきました。

 5日は、株式会社Local Baseコンフォートサプライ91へ(写真上と下)。大量のリネンやタオル等を1日に数千枚しています。こちらはセル方式を採用しコストダウンと敏速なリネンの提供を実現しています。

【セル方式の特徴とは】
▶コンパクトな設備設計
▶ホテルから30分圏内に立地
▶共通のリネン資材を使用

株式会社Local Baseコンフォートサプライ91
清掃用具とリネンセット

 6日は、Rクリーンサービス(株)さんへ。就労継続支援A型を運営しているリワード(株)さんの関連会社です。民泊に特化した清掃部門を関連会社とすることでそこにハブの機能を持たせ、就労継続支援A型へ「清掃作業」のみを発注するという画期的な試みを実行しています。こちらも「セル方式」と同じように、共通の清掃用具や宿泊施設に設置する消耗品をBOXにセットにしてハブで荷造りして清掃部隊に渡しています。リネンはコンフォートサプライ91から調達して、各民泊合ったリネンやタオルをハブでセットし、消耗品BOXと共にと共に清掃部隊に渡しています。こうした取り組みで、清掃部隊は清掃だけに集中するでき、消耗品BOXを置くだけで配置も不要、こまかな詰め替え作業もないし、忘れものしない。結果、多くの現場を回ることができます。ということはきちんと稼げる。またその場で写メをハブに送り清掃チェックを実施してもらい汚れがあると指摘があればその場で即対応、同時に部屋の損傷や忘れ物を発見することが可能になります。清掃用具はキッチン、風呂用など色分けしてました。いろいろなところに工夫がなされてるんだな、そして良い清掃用具を使ってるな~との印象を受けました。障がい者さんを中心に置いた働き改革といってもいいですね。個人的にですが、『障がい者』ということば、何か他に良い響きがないものだろうかと思います。

Rクリーン代表からと清掃部隊のリダーさんからのレクチャー

 今回はJAMTA北海道支部、秋田支部、京都支部、熊本支部のメンバーそして MITSUBAグループ~株式会社三葉のCOMPASS発達支援センターの方々も参加して頂き、現場を知るだけでなく懇親会でも交流を持てたことは大変有意義な視察となりました。JAMTAでは今後もこのような企画を発信し、民泊運営者が知見を深め、民泊運営者ではない方々と繋がり新しい発想で民泊運営ができることに力を入れたいと思います。

 札幌~とにかく食べ物がおいしかった!はじめて蝦夷鹿の肉を食べました。あっさりしていていくらでも食べることができました。スープカレーも美味しかった。もちろん🦀、ホタテ、イクラを購入しました(笑)K.K

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