jamoviで確認的因子分析(CFA)をする方法
はじめに
心理学や社会調査でよく使われる確認的因子分析(CFA)。論文や報告書でこんなパス図、見たことありませんか?
確認的因子分析はデータの背後にある構造を明らかにする強力な手法ですが、jamoviで出力されたパス図の見方に戸惑う方も少なくありません。
「jamoviで確認的因子分析をやってみたけど、出力されたパス図、一体何を表しているの…?」
そう思ったことはありませんか?jamoviは無料で使える便利な統計ソフトですが、デフォルトの機能で出力されるパス図は、論文などでよく見る詳細なものとは少し違います。
より詳細なパス図を作成するには、構造方程式モデリング(SEM)の機能を使う必要があります。
でも、「構造方程式モデリングって難しそう…」と感じる方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、構造方程式モデリングは使わず、jamoviのデフォルト機能である、確認的因子分析を使います。
論文などで見かけるパス図の赤い部分が、jamoviのどの内容に対応しているのかを知ることで、jamoviの出力結果の読み解き方をマスターし、確認的因子分析の結果を自信を持って解釈できるようになることを目指します。
このnoteでわかること
jamoviのデフォルト機能を使った確認的因子分析の手順
1因子構造と2因子構造の確認的因子分析の方法
パス図の出力と見方(因子負荷量、残差分散、因子共分散)
因子名の変更方法
注意点
モデルの解釈は、研究分野や理論に基づいて行う必要があります。この記事では、結果の見方について簡単に触れますが、詳細な解釈は専門書などを参考にしてください。
このnoteでは、jamovi solid 2.3.28(https://www.jamovi.org/download.html)を使用しています。
サンプルデータはChatGPTで作成しました。
更新履歴
2025年
1月7日 記事公開
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