2年目OLのかなりぬるっとした呟き
社会人生活も早いことに丸2年経とうとしている。
びびる。
就活をしている時から、自分のやりたいこととか向いていることなんて分からなくて、消去法で今の仕事を選んだ。
先輩上司も優しいし環境は良い方だと思う。
それに残業がほぼない。
でもなんでだろう、ものすごく辞めたい。
常に頭の中に、辞めたい、という言葉がふらふらと歩いている。
「まじで早く辞めたい。3年経ったら一緒に辞めるかー。」
なんてことを同期とよく話しているけど、
3年というのも世間一般でよく言う「3年は働け」みたいなやつに引っ張られているだけだし、
できるなら今すぐ辞めて、解放されたい。
だけど、そんな大変でもないし会社に不満があるわけじゃないのに
何から解放されたいんだろうな。
決まった時間に働かなければいけない不自由さからなのか、
あまり興味を持てない業務内容からなのか、
それともテレワークによる孤独感からなのか、
はたまたデスクワークによる頭痛肩こりからなのか、
たぶんその他諸々含め全てからだ。
とはいえ辞めたい辞めたい言う割に、その後のプランも特に見えていなくて、どうしようもなくて、
ただ一時的に気持ちを楽にしたい、というだけで辞めたい、辞める、という言葉を発して共有しているような気がする。
いつからこんなんになっちゃったんだろう。
いや元々こんなんだったのかも。
でも少なくとも学生の時は
学校、サークル、アルバイト、遊び、趣味、
毎日予定を詰め込んで全力で生きていた。
予定を詰め込みすぎて身体が追いつかず、ぶっ倒れたこともあったけど
本当に毎日全力少女でやらせてもらってた。
それが今はこれ。
毎日辞めたい気持ちを持ったまま仕事をして、
人生の目的や目標もよくわからなくなって、
ただただ気が付いたら1日が終わっていて。
これが社会人2年目OLの現実なのか。
「電車にいるサラリーマンってどうしてみんなあんなに疲れてるんだろう。」
そうかつて思っていた数年前の自分に教えてあげたい。
「あなたもそうなってるよ。」って。
そしてそれをふまえたうえでもう一度真剣に
将来のことを考えてほしい。
と思ったけど、きっとこうなると分かっていたところで
私はまた同じような生き方を選ぶんだろうな。
これまでの人生は全て私が選んで作ってきたものなんだもんな。
誰の責任でもない私自身の責任なんだよね。
こんな話を歳上の方々にすると決まって
まだ24歳でしょ!若いよ!
今ならなんだって出来るよ。
まだまだこれからだよ。
というような言葉が返ってくる。
まあそうだよな、と思いながらも
そう簡単に言われても、とも思ってしまう。
きっと10年後、私は24歳の子に同じようなことを言ってるんだろうけどね。
なんだか大変な世の中だけど、
生きているだけで偉い。
そう思って自分のペースで歩いていくしかない。
これまでの人生は全て自分で選んで作ってきたもの。
だったらこれからの人生も自分で選んで作っていける。
ん?
もしかしたらこれは映画の創作作業?
このままだとかなりぬるっとした超後味の悪い終わり方になる気しかない。
私映画はちゃんとハッピーに終わってほしい派なので、
このまんまじゃいられないな。
なーんて呑気に言えているうちは
まだ大丈夫そうだ。
とりあえず今日は金曜日。
幸せな曜日。
1週間おつかれさま!