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シンセサイザーの音、楽器の音について

この動画に使ったのがローランドの
sh-101というシンセなのですが、
tb-303という伝説のテクノ系シンセと
近い音で、

手に入れたのがだいぶ前で
楽器などジャンクでも高いものでも
古いものでは価値がない時代、
今の価格の数分の1で手に入れました。
欲しいというか、これしか買えなかったんです。

さっと使えるのと音が良いので
触るたび楽しいのですが、
これと同じメーカーだからといって
良い音が出るからと色々他の似た
シンセサイザーなどの楽器も買っていましたが
結局使っていません。
良い音は出ます。けど何か違う。

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曲を作り終わって聴いた時思うのですが、
すごい色んな最新の良い音が出るシンセと、
このsh-101などとの音は違うんです。
最後曲の中で強い印象が残ります。

きっと素晴らしい音が鳴る楽器もありますが
曲にしたら全然ダメということがよくあります。
逆にそうでもないと侮っていたのに、
音を聞いたら凄いこともあります。

曲を聴く人にとっては
その曲に使われている
楽器の値段や価値はわかりません。
良い音か、良い曲かは判断できるかも。
そこに楽器自体の価値は意味ないです。

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ある時リアルのシンセサイザーや
ドラムマシンをいくつか揃えて、
いくら曲を作ってもまとまらない時がありました。
もちろん技術不足なのは確かですが、
何かバラバラ。

ある時聴いた曲が素晴らしく理想的で
その人に、どんなシンセサイザーを
何台揃えたのかと聞いてみたところ、
その曲はreasonというソフトシンセで
全て作ったとのことでした。

!!!
衝撃でした。
わざわざ揃えたシンセより
ソフト単体で曲が作れて、
尚且つ良い音、良い曲ができるとは。

良い楽器か、楽器がリアルかソフトか、価格がどうとかは
全く関係ない事に気が付きます。

聴く人がいい曲だと思う楽器が良い楽器なんです。
実はそこが本質だったようです。
結構そこを忘れてしまいがちだったりしています。

sh-101(っぽい音)を使った曲です。ベース音が残って使いやすい


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