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YJM308 エフェクター DIY TL071 NE5534N など使ってみました。
YJM308をDIYしてみようと思って色々調べてみた所、
どうやらDISTOTION+ というエフェクターとかなり近い
らしいので、王道のそちらも作ってみることにしました。
(DISTOTION+ についてはまた今度書きます。)
回路図はいつものベロボード レイアウト(Vero layout)を
自己責任で使わせていただきました。
部品点数も比較的少なく、オペアンプ一個とダイオード
ぐらいで出来るので、これだけ?とちょっと心配になり
ながらも作ってみました。
レベルはおそらく初級~中級ぐらいの難しさで、
つまみも2つと少ないので、コンパクトに作ろうとすれば
可能なのでは。
シンプルだけど実用的なエフェクトのようです。
YJMさんの音は憧れていますので、自分で作ってみて
出来るだけ近い音が出せたら・・なんて欲も出たりして、
オペアンプはNE5534N など使ってみましたが、まず
ハムバッカーで試した所、普通のディストーションに
ちょっと味が付いたぐらいにしか感じられません。
これはストラトなどシングルコイルで、ある程度
サスティーンやシングルコイル特有の中音、
太い音があってのエフェクターのように感じました。
他のサイトの方の記事など読んでピンときたのが
”これ1つではYJMの音にはならない”という所です。
アンプもそうですし、ギターも、プリアンプなどにも
こだわった最後に、これが来るときっとあの音に
なる、というエフェクターなのかもしれません。
あまりサスティーンが伸びるというエフェクターでは無く
アンプのクランチぐらいの歪みにプラスすると、
スタンダードなディストーションぐらい歪むので、
バッキングなどには便利なエフェクターではないでしょうか。
トーンが無いので好みは分かれそうです。
バリエーションが欲しい方にはちょっと狭いかも、
逆に音が好みならこれしかない!というエフェクトかも。
YJMさんは日本のエフェクターも色々試されているようで、
結構こだわっているのでは。このエフェクタの元になった
らしい、灰色の250 OVERDRIVE PREAMPも、探している方
にはかなり価値のある商品のようです。
250 OVERDRIVE PREAMPは自作派の方は回路図をジーっと
検索されたり、作っているうちにいつか見つかるかも。
高音は割と出る印象でした。シングルコイルの
太すぎる部分を丁度ぐらいにしてくれて、
音量とゲインでアンプの歪みをもっと深くするための
補助エフェクターと言えるのかもしれません。
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