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会社員から日本語教師になると決めた

2020年5月の連休中に、私は日本語教師になろう!と決意しました。

きっかけは、現在の世界の状況をみて、一度入社すればずっと雇われているという保証はないんだなぁと痛感したこと、

さらに、製造業で働いていると、この業界で働く限り文系は理系のサポートとして働いている感覚がずっとあるということです。

私は負けず嫌いででしゃばりなので、開発部門にいる社員を見ていると「羨ましい!私も理系だったらいいのに。。」という気持ちによくなります。

せめて営業なら、製品を売って会社をしっかりと支えているという気持ちになると思うのですが、残念ながら営業のサポートなのでモチベーションが上がりません。

しかも営業ができない理由は「女性だから」です。尚更意気消沈。製造業の悪いところが見えちゃった、って感じです。営業ができると思って入社したのにぃ〜。

でもなんだかんだで入社後2年は無茶苦茶に忙しく、気がつけば四六時中仕事のことを考えて、夢でも働くような立派な社畜になっていました。

そしたら、2020年の2月からだんだんと憎きウイルスが広がっていき、仕事がゼロに。

私の部署は海外顧客の数がダイレクトに仕事になるので、本当にゼロになってしまったんです。

今は会社員として働かせてもらってるし、この状況で従業員を切ることはないと会社からも言われているけれど、どうしても会社という組織に私の人生を握られている感じがして嫌気がさし、自粛期間中にどん底まで落ち込みました。

毎日なぜか涙が止まらず、ご飯も喉が通らない状況に。。。

これではいかんと、自分の思っていることを紙に書き出しました。


なんでこの会社に入ったんだろう、とか、そもそも私の夢ってなんだっけ、とか、人生に関するいろいろを思いつくままに手帳に書き出しました。

書いていくうちに、小さい頃からの夢が先生だったことを思い出しました。

本当は英語の先生になりたかったけど、流石に今から教員免許をとるのはハードルが高すぎる。でも、先生になりたい!

で、カナダでの交換留学中に日本語クラスのTA(ティーチングアシスタント)をしていたことを思い出しました。

これだ!!

日本語教師なら講座を受けて、試験に合格すればいい!教員免許ほどハードルも高くない!しかも、これから3年以内には国家資格になると言われているらしい!

eラーニングなので会社員をしながらでも毎日勉強できるし、英語も話せるからオンライン講師になったり、海外の大学や日本語学校でも教鞭が取れるかも!

と、これでもかと落ち込んでいた私に射した、一筋の光でした。

それからは思い立ったが吉日と、オンライン講座の説明会に申込んで、5月末には約70万円ブチ込んで講座を開始しました。投資と思えば、全然安い。

今では、自分のペースで帰宅後に勉強をしています。

10月に行われる日本語教育能力検定試験も受験予定で、合格を目指して準備中です。(まだまだ全然勉強できていませんが。。)

会社のためになる製品の勉強をしろ!と言われても全くモチベが上がらず、机に向かう日なんかこの2年間で1日たりともありませんでしたが、

日本語教師の勉強は自分の技術のためなので、全然苦にならずにちゃんと机に向かっています。偉いぞ〜わたし〜

とりあえず今は勉強をコツコツ続けて、自分の地域の日本語ボランティアに参加しつつ、将来は世界どこででも生きていけるようなそんな日本語教師になりたいな〜と思っています。

そうやって勉強していると、自分のことを大切にしている感じがして、不思議と自己肯定感が上がっていくんです。これは思わぬ効果。

このnoteで、たまに進捗を更新できたらな、と思っています。

自分の成長の記録として、日本語教師の母子手帳として!笑


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