【授業メモ①】建築学生の一週間
こんにちは。ジェームスです。
授業のメモを一週間まとめで書いていくのですが、あくまで自分用ですので適当に流し見してください。
環境工学
★建築環境:建築における健康で快適な生活環境を与える重要な要素。
→熱、空気、光環境を数値化し、工学的手法で解いてゆく学問。
≪例(失敗作)≫
+Ludwig Mies van der Rohe(ミース・ファン・デルローエ)
『Edith Farnsworth House』1951年
窓が大きく熱射が直に入るため、暑い。
+Philip Johnson(フィリップ・ジョンソン)
『The Glass House』1949年
上の建築を元に改良版みたいな感じで建てられた。
木のそばに建てられたため、少しだけ涼しくなっている。
≪成功?例≫
+藤井厚二
『聴竹居』1928年
エアコンのない時代。
沢の方から冷風を土の中のクールチューブを通して家の中に。
★風土と建築
建築手法にはその土地の気候や風土が反映される。
・寒冷地域の建築(密閉型の断熱)
冷気の侵入を防ぎ、暖気を外に放出しないように。
『旧井澤家住宅』 長野県 伊那市
『海藻葺きの家』 デンマーク
・温暖地域の建築(開放的)
『出水麓 税所邸』 鹿児島県
『洞窟の家』 トルコ
★パッシブ手法
ヒートアイランド現象などの対策として自然のエネルギーを最大限に利用する手法。
≪例≫
屋上緑化、グリーンインフラなどがある。
屋上緑化:建築物の屋根面や屋上に植物を植え、緑を作る手法。
グリーンインフラ:自然の有する防災や水質浄化などの力を積極的に利用して、施設設備や土地利用を進める手法。
建築環境を調節する手法としてパッシブ手法(①)とアクティブ手法(②)がある。
①パッシブ手法
・ZEB(ゼブー):Net Zero Energy Building
年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロまたは概ねゼロの建物。
・ZEH(ゼッチ):Net Zero Energy House
住宅において断熱を強化する事によって一次エネルギー消費量が正味ゼロになり、CO2排出量が限りなくゼロとなる住宅。
②アクティブ手法
太陽光発電や太陽熱利用など。
構造力学
基礎の振り返り。
設計製図
西洋建築と日本建築の軽いスケッチ。
建築一般構造
建築物とは
→人の手によって地面に固定され、屋根、柱、壁などで空間を作り出すもの。
★構成
建築物を成り立たせる各部分は、基礎や屋根、壁、床、天井などでありこれらにより内部空間が作られる。
床や壁、天井などで建築物の表面に表れる部分を仕上げといい、その内側には、建築物の形を支える躯体(くたい)がある。
★建築構造の分類
躯体に使われる材料により、建物を分類する。
・木構造(W造)
・鉄筋コンクリート構造(RC造)
・鋼構造(S造)
・鉄骨鉄筋コンクリート構造(SRC造)
一週目終了。
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