プリンセス駅伝 よつんばい事件
昨日のプリンセス駅伝は2つの事件がおきた。
1つは脱水症状になった選手がフラフラして走れなくなり意識がもうろうとしてコースを逆走したりして最後には道路脇の植え込みに寝そべってしまった。大会関係者のおじさんが一生懸命水をあげようとしているが、本人は水を飲もうとせず。
もう一つは、骨折して走れなくなった選手がのこり200mをよつんばいでひざから血を流しながらはいずりタスキを渡した事件である。
どうやら監督は止めていたらしい。やめなさいという指示が伝わらなかったらしい。
これは残酷なホラーショーです。
本人飯田選手の責任感やチームに迷惑かけていけないという気持ちは理解できます。
彼女はなにも悪いことはしていないと思う。
19歳の彼女。
ついこないだまで高校で陸上部で部活をしていたに違いない。
私はかねてから日本の中高校のブラック部活動こそがブラック企業の根源だと思っていて、
自分を過剰に犠牲にしてまでチームや組織に使えようとする文化は、
もうそろそろやめにして、
もっと若い人たちにも自分のことを大切にして生きてほしい。
もっとわがままに人に迷惑かけながら生きてほしい。
個々の幸せがなければチームや組織の幸せはないのだから。