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【ホットスポット】脚本家の「悪意」の矛先(第4話感想)
本作は脚本バカリズムによる《悪意》に満ちていて、だからこそ面白いと過去に書いたが、2月2日放送の第4話は少し様子が違った。
主人公がちょっとイイヤツに描かれていたのだ!(笑)
いつもは主人公グループ3人(市川実日子・平岩紙・鈴木杏)が、色んなトラブルを、クソ失礼で舐めた態度で宇宙人(角田晃広)に解決させるのがお決まりの流れだったが、今回だけは主人公が《自力》で頑張って解決していた。
でも、安心してください、そのぶん露悪的に描かれた人が居ました。(笑)
第4話では第3話に初登場した主人公の同級生(木南晴夏)の「実はめちゃくちゃ口が悪い」というキャラが暴露された。これによって、前回までバカリズムが描いてきたミソジニー(女性嫌悪)的ユーモアは無事に引き継がれた。
そもそも疑問だったのよね:
なぜ木南晴夏は主人公女性グループに入れなかったのか?
前回までは「まあこういうのは運と縁とタイミングだから、そうなることもあるわな」くらいに処理して、深く考えてなかったのだが、第4話を観て察したわ。(笑)
主人公グループがランチでしてそうな会話を妄想してみる。
市「楽しいんだけど…いつもあんな風になっちゃうのは…ちょっと?」
平「聞いてるこっちも楽しいんだけど毎回はね」
鈴「毎回同じパターンになっちゃうんですよね〜」
平「おお、はっち言うね〜」
鈴「いやいや、私だってあやにゃん先輩のことは好きですよ!聞いててめちゃ楽しいですし。ただ、いつも先輩のペースになっちゃうと、私が喋って発散するターンが減っちゃうていうか」
平「わかる。そこだよね」
市「喋るのと聞くので…バランスって大事だよね」
平「結局そういうバランスが取れてるのが長続きするんだろうね」
言ってそう〜。(笑)
ところで話題は変わるけど、先週のE.T.ネタに引き続き、世間でジークアクスが盛り上がってるタイミングでガンプラのネタが出てくるあたり、やっぱりこのドラマは持ってるわ。(笑)
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TVerでは、冒頭3話は最終回の放送時までアーカイブが観られるけど、第4話以降は1週間で視聴期限が切れるので、まだギリギリ全話視聴に間に合うって感じかな。2月9日に第5話放送なので、つまり今日がラストチャンスよ。
ちなみにNetflixなら、最低でも3月末まで全話視聴できるはず。まあこれは無料と有料でのサービスの違いってとこかな。
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(了)
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