【へずまりゅう】の迷惑系ユーチューバーとしての矜持
コロナ禍に突入した日本社会で一気に悪名を上げたへずまりゅうだが、最近は奈良公園の鹿保護活動を通して、完全に世直しYouTuberに転身したように見える。しかも一時期流行した私人逮捕系YouTuberとも一線を画す、へずま自身が執行猶予の身だからこそ絶対に一線を超えないクリーンな活動が特徴的だと言える。
コロナ禍で世間が自粛やら隔離やらでヒステリックになっている時にあえて有名人に街中でアポ無しで接触して当時すでに時代遅れだったメントスコーラを強要するという馬鹿馬鹿しいけど気にしてしまう方法や、そして現在はクルド人などの移民問題や京都などのオーバーツーリズム問題や尖閣諸島などの日中関係問題がエスカレートして、ネット界隈の愛国感情やムーブメントが高まっているタイミングでの迷惑外国人(主にチャイニーズ)に厳しく注意するという方法。
つくづく時流を読むのが上手い男である。
そんなへずまりゅうの9月22日の投稿がなかなか味わい深かったので、考察したい。
これはなかなか趣深い。特に以下の部分
要約すると「自分の売名目的なら凸撃しても良い」と書いてる。
しかし、これは逆に言えば「顔を晒す根性が無いヤツはするな」ということになり、これこそがへずまりゅうが本当に伝えたかったことだと思う。
これは、迷惑系という悪名とはいえ、全国区で有名になった根性のある男なりの覚悟であり矜持であると言えるだろう。
彼がやったことは確かに迷惑行為だったし、法律にしたがって裁判をすれば十分に有罪判決になることもあるものだった。しかし、そもそも実際にそこまで実害を出しているかと言えば疑問符がつくものだった。(だからこそ執行猶予がついたわけだが)
実際の世の中というのは、小さな範囲で法律や公序良俗に反する行為は無数にあり、しかし世の中をスムーズに回すために看過している事例は多くある。例えば高速道路のスピード違反とか。現在使われている法律には、何十年も昔に定められたので、技術の進化によって時代遅れになっているものが多くある。
逆に人類が未知の脅威に晒された時に、昔ながらの法律を厳しすぎる適用してしまうこともあるだろう。へずまりゅうに関して言えば、コロナ禍で民衆がヒステリックになっていたから、司法も社会的影響に鑑みて、彼は見せしめで有罪判決を受けた部分は少なからずあると私は思う。
世間の反発や、アンチ、そして本当の迷惑行為をしてくる根性無しバカはこれからも居ると思うが、是非へずまりゅうには腐らずに慈善活動を続けて欲しい。
(了)
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