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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(ZSJL)

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ZACK SNYDER'S JUSTICE LEAGUE について書きます
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#DC映画

スナイダーカットを求める起案文書の日本語訳

以下は2017年11月にchange.orgで起案された文章を日本語訳したものです。原文のサイトに当時、私も署名しました。世界的に結束した「Release The Snyder Cut 運動」において多くの人にとって起点になった文章です。 末尾に原文のリンクをつけます。 ワーナー・ブラザース御中 私たち、署名者は、ワーナー・ブラザース(以下WBと記載)に対して、ザック・スナイダー監督の映画『ジャスティス・リーグ』のディレクターズ・カットをリリースするという請願を申請しま

J・K・シモンズとシシ神の森(バットガール、もののけ姫、ジャスティスリーグ)

2022年公開予定の『バットガール』にシモンズがゴードン役として再登板するという報道は嬉しい反面、私には一抹の寂しさを感じさせるものでした。それはまるで『もののけ姫』で「ここはもうシシ神さまの森じゃない」と言ったサンのような気持ちでした。 順を追って説明しますね。 作品の内容や結末に言及しますのでネタバレが苦手な方はご注意ください。 ▼一度は消えたDCEUのシモンズ=ゴードン警部:元々は2014年に発表されたDCEUで計画されていたバットフレックの単独映画を見越してゴー

DC映画のマルチバースについて語る(2022夏)

現状を理解するために、まずこの画像から。DCEUって結構ふわっとしてるよね、という意図でまとめたものになります。2018年以降は【本当に繋がっているのか怪しい】レベルの作品が続きました。 私が欲しいのは一番左のSnyderverseだけです。それ以外のDC映画は #BoycottWB として経営陣が交代(会社にNOを突きつける運動なので目標は経営方針の変更)するまではワーナーも含めて観なくても良いとさえ今年の1月には考えていました。(当時に書いた記事はこちらです) そこか

【本人の発言を分析】ガル・ガドットのワンダーウーマン復帰はもう無さそうだと見なせる理由

ガル・ガドットがワンダーウーマンとして帰ってくる!と先日Twitterで話題になりました。これにはカムバックを素直に喜ぶ声から、ヘンリー・カヴィルを切っておいてよくそんなことができるな!という新体制の批判まで、多種多様なリアクションがありました。 しかし、どうやらガル・ガドット自身はワンダーウーマンを演じる気持ちが無さそうだと判明したので、それを解説したいと思います。 ▼報道内容の確認:まず事実確認として、Twitterトレンドの原因になったメディア記事を2つほど引用して