夢小説、夢創作、夢主人公を書く楽しさ
この記事を読んでいる人は夢小説を読む専門だろうか、それとも夢小説を書く側の人だろうか。夢小説に嫌悪感を持つ人、という可能性もあるか。
夢小説は一言で言えば「キャラ×夢主(オリジナルキャラ)」の二次創作。
前置きはこれくらいにして、本題に入りたい。
私は夢小説を書く側の人間だ。どちらかと言えば誰かが書いた作品を読むより、自分で書く方が楽しいくらいである。自分がなぜ夢小説が好きかと言えばそれはもちろん「キャラに恋してるから」というのはあるのだが、じゃあ夢主に自己投影するかと聞かれると、ちょっと違う感覚。
以前も夢小説について自分の考えを書いたのですがその記事がこちら。
なぜ自分が夢小説、夢創作を書くのが好きなのか考えた時、「夢主を自分の好きなように書けるから」というのが理由として大きいということに気付きました。
「キャラ×キャラ」の二次創作だと「このキャラってあのキャラに対してこんなこと考える?」「こんな性格だっけ?」などと自己矛盾に陥りますが、夢主だと考えも性格も一から考えることができる。原作にはないオリジナルキャラということで叙述トリックを仕掛けることもできるし、夢主が心情で世界観の説明をしても違和感なく読むことができる(と私は思っている)。
自分は一次創作を書くのも割と好きなんですが、たぶんその感覚に近い。
キャラと夢主が出会い、どうやって恋に落ちるかまでを考えるのが好き。オリジナルキャラを投入したからこそ広がる世界観を描くのが好き。
そして私が書く夢主や夢小説は総じて淡々としているというか、自分では甘さ控えめだと思っています。キャラが甘い言葉を囁いてくれるわけでもないし…(自分で書いといてなんですが)。
私の作品は甘々な夢小説を読みたい人にとっては微妙かもしれないのですが、甘い話が書ける人はそういう才能があって、私はこっち側の人間、と割り切っています。
「私の作品が誰かに届いてくれるといいなあ」と思いつつ、夢小説を執筆する、そんな夢女子の書き散らしでした。