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プレゼント交換(100字日記)
風邪をひいた。ここでスピードが落ちるのか、と思いつつ連絡を入れる。「明日の取材はオンラインに」。若い仕事仲間が現場に行き、撮影やインタビューの代わりを全部引き受けてくれた。私は仲間をもっと信じていい。(100文字)
母と妹が泊まりにやってくる。おでんを仕込みましょう。出汁をたっぷりとって、大根も気持ちも大きく。ゆで卵と大根だけはじっくりと火を入れる。練り物やじゃがいも(メイクイーン)は、次の日の食べる前に入れる。(100文字)
妹が提案してきたプレゼント交換。子ども会以来じゃないか? 「一人2000円ね」。3000円はけっこう買えるが2000円は難しい。こんなに贈り物と向き合った12月はない。好きな作家による手ぬぐいを購入。(100文字)
横浜元町中華街を母と妹たちと歩く。小籠包を食べようとやってきたが、ホテルの朝食ビュッフェでお腹はふくれている。「足つぼマッサージ」の看板を指さし、そろって近くの店へ。結果、この旅のMVPをもらえた。(99文字)
今年は12月の最初まであたたかかった。そのせいか、紅葉がいまだ美しい。なかでも14時頃の銀杏の輝きったら。この黄色が好き。落ち葉掃きをしてくださる方へ。あなたのおかげで、自然と社会がともにあれます。(99文字)