自分で作るドネルケバブ機〜後半戦の舞台裏〜
こんにちはキッチンカーアーティストのジャマです。
過去2回にわたり自作のドネルケバブについて語って参りました。
自作で苦労したところを語る舞台裏の後半戦になります。
自作工程(おさらい)
1. アルミ板の加工テスト
2. ヒーターの分解
3. アルミ板の加工
4.モーターとAC電源の接続
5. 仮組み立て
6. 円盤の中央に穴をあける
7. モリ用の穴をあける
8. 最終組み立て
9. テスト稼働
10. 本番稼働
6〜10が今回の内容になります。
6. 円盤の中央に穴をあける
アルミの円盤に穴をあけるのは特に作業として問題なかったです。
問題は・・・
アルミの円盤ってどうやって入手するんだ!!
ってところでした。
とりあえず南千住のロイヤルホームセンターと君津のジョイフル本田で探したのですが、直径10mmのアルミ円盤しかなかったです。
10mmじゃあ、お肉が置けない。。。
結局amazonで調べまくったら出てきました。
8. 最終組み立て
私が参考にしたブログが以下になります。
いくつか引用させて頂きます。
銛(もり)をパーツとして取り付けられるようにベアリングユニットを用意して取り付けましょう。
この文がサクッと書かれているのですが、ここがよくわからなくて試行錯誤することになりました。
ベアリングユニットとアルミ板を使ってモリを上手く回転する器具をサクッとお作りになられていたのですが、そちらは再現不能でした。笑
ここはパワープレーで数種類のフランジとカップリングシャフトを試して最適なものを見つけました。
カップリングシャフトに関しては高さが低いので、モリの安定性が低いんですよね。本当はもっと高さがあるのがいいのですが、見つけられなかったです。
モーターとモーターの動力を銛に伝えるスプロケットとチェーンを取り付けていきます。
この1文に関しても結局解読できなかったです。
参考にしたケバブ機はモリとモーターをチェーンで連結して、モーターに肉の脂とか熱が直接当たらないようにしていました。
小さい金属製のチェーンを入手する方法がわからず、チェーンを使うことを断念。
モーターに脂が飛び散ろうが、熱がかかろうがそんなの関係ありません!
10. 本番稼働
色々苦労しましが、本番稼働まで漕ぎつけました。
本番稼働で気づいたことがいくつかあります。
1.肉の種類
肉の種類は鶏肉を使いました。牛肉とか他の肉も今後は試してみたいです。
2.下味
鶏肉を焼いたのですが、
1.下味なし
2.下味あり
の2パターンを試しました。
下味はクミンを振ってつけたのですが、下味があると焼き上がりの美味しさが5倍ぐらいになります。
なので下味はつけた方がいいです。
3.調理時間
肉が焼きあがるのに1時間ぐらいかかりました。結構時間がかかるので、グダグダ飲みながら、ちょっとずつ切り刻んでいくのがいいかと思います。
1時間ぐらい焼いてもちょいちょい肉が赤いのですが、低温調理で長く日を入れてるので問題なかったです。
4.分量
1kgぐらいの肉でこんなタワーになります。4,5人で飲みながら食べるにはちょうど良かったです。
今後の改善点
本番稼働させていくつか課題があがってきました。
・モリの固定が弱い
モリの下側の固定と上側の固定が弱いので、肉を切るのがバランス取れなくて難しいです。上部を固定してもう少し安定性が欲しいところです。
・脂受けがない
脂が垂れることを全く考慮していなかったので、円盤や土台部分に脂がつきます。アルミホイルで覆ってから焼いたのですが、毎回アルミホイルで覆うのもだるいです。うまい脂受けになる構造を作りたいところです。
というわけで、なんとかドネルケバブが出来ました。今後ドネルケバブを作る方の参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?