奥多摩でワーケーションハウスを作るまで #4
こんにちは。
七号食ダイエットを1週間試してみた結果、翌週で体重が戻ったZAKIさんこと食に貪欲な男です。
#カロリーって美味しいよね
奥多摩ワーケーションハウス計画の日記をだいぶ放置してしまったので、そろそろ話の続きをしようかと思います。
#4ヶ月目にして第4回目
ずっと奥多摩のことを話していませんでしたが、実はひっそりと行動していました。今月末には知人から紹介してもらった物件の内見もあり、順調に牛歩のごとく進んでいます。(4/21時点)
歩みは止めません。
とカッコ良く数日前に書いていたものの、なんやかんやの諸事情で内見はキャンセルとなりました。うーん、物件探しって、想像以上に想像通りにいかないものなんだなぁ。
#みつを
こればっかりはご縁なので、気を取り直して奥多摩空き家バンクで地道に探すことになりそうです。あ、物件情報をお持ちの方は、随時募集受け付けています!「急な連絡お邪魔かな?」なんて事はないので、すぐにご連絡頂けたら嬉しいです!スキです!
さて。
そんなマイペースな奥多摩ワーケーション計画ですが、今日はその内見(予定だった)物件のすぐ近くに昨年オープンした、『きよかわゲストハウス』について、まずはお話ししようかと思います。
●出会い
というか詳しい事は彼らのホームページとInstagramを見てください。
▽きよかわゲストハウスのホームページ
▽きよかわゲストハウスのInstagram
きよかわゲストハウスを知ったのは、Instagramで #奥多摩 をフォローし、奥多摩駅周辺のスポットをダラダラと探っていた時。
築100年超えの物件を、自らの足を使って持ち主と知り合いになり、現在も魅力的な改装を続けています。
この古民家がまた、いい味を出していて。元々の木材の炭感も、人工的には作り出せない。その味を生かしつつ、今はDIYで古材のパレットを解体しつつ、その木板を使ってロビーの壁貼りしています。先日はその木材をヤスリがけして、刷毛塗りする作業を手伝ってきました。
#写真は無いのできよかわゲストハウスのインスタグラムをご覧あれ
今の物件とのご縁を引き当てるまでに、それはそれは大変だった事は想像に難くありません。現在進行形で自分がぶち当たっている壁、それより遥かに高い、ゲストハウス経営という壁を乗り越えなきゃいけないんですから。
●奥多摩で物件を探す苦労
現在奥多摩で物件を探すって、めちゃくちゃ大変なんですよ。
きよかわゲストハウスのオーナーであるカズさんも、泊まった日の夜、日本酒の一升瓶を片手にその苦労を涙ながらに話してくれました。
#涙は嘘で一升瓶は本当です
自治体でも『0円空き家バンク』という試みを行っていますが、好条件の物件を探すのはハードモード。実際に覗いてみた時は、土地だけ・家屋は大規模改修が必須・駅から気が遠くなるほど遠い…などなど、僕が求めている条件ではなかなかヒットしませんでした。
ちなみに僕が求める条件は、ワーケーションハウス経営をする上で譲れない部分です。箇条書きでいくつか説明すると、
・駅近
→ 奥多摩という立地を考えると、車利用も電車利用もどちらもあり得る。駅近だからこそ、サクッと仕事して温泉や川、キャンプを楽しもう、となる。車だとビール飲みながら仕事ができない。
・駐車場有り
→ あったら嬉しい。キャンプは車の人が大半であり、キャンプ中に仕事を片付けたい人向けでもあるので。
・近くに宿泊施設もしくはキャンプ場
→ 必須。ワーケーションハウスで素泊まりも考えたが、自分が四六時中いるわけではないので、提携できる宿やキャンプ場が近くにあるとwin-winになる。
・近くに川
→ 必須。そもそも僕にとって奥多摩の魅力は緑と川。川無しではあり得ない。仕事に飽きたら川に行き、VERTEREのビールを飲むという至福の時を得るために物件を探していると言っても過言ではない。また、テントサウナをやりたいから。
・庭
→ できれば欲しい。ワーケーションに来てもらった方々と昼間テントサウナでととのった後、庭で軽くご飯食べられたら最高。
とまあこんな感じで、条件がむちゃくちゃ多いんです。笑
もちろん、これを全てクリアする物件なんて無くて、今はとりあえず耳寄り物件情報を掴んだら、片っ端から飛び込んでいる状況です。
ただ、駅からの距離などは気にしない、など条件次第では物件もちらほら見受けられたので、奥多摩移住/地方移住を検討中の方は、一度覗いてみると、ワクワクするかもしれません。何たって、”0円”なんですから!
#中にはお金かかる賃貸物件もあるよ
●今だからこそ繋がりを持つ
ゲストハウスって、僕自身あまり利用したことが無かったんです。というより、きよかわゲストハウスが初めてかも?
元々が人見知りだったせいか、一人旅をしたことはあっても、泊まるのは駅前のホテルや少しお高めの旅館でした。
それがどうして、今やゲストハウスが大好きで、Instagramで夢中になって探すほど。
このマインドの変化はなんだろう。
紐解いていくと、尾道にいる友達が強く影響しているかもしれません。
▽尾道でワーケーション&シェアアトリエを経営している『てへてハイツ』
▽『てへてハイツ』の主でありアパレルブランド『そらのき』のオーナー
『そらのき』のオーナーであり、『てへてハイツ』のオーナーでもある、友達のささらさんから、ワーケーションハウスのことを相談された時、本当に電撃を食らったんですよね。
「あ、自分もやってみたい」
ではなく
「あ、面白そう」
この時は商売のことを何にも考えてなくて、むしろ自分と友達がどう楽しめるか、楽しさを最大限にするにはどうしたら良いか。とにかく自分の周りのコミュニティで楽しむことばっかり考えていました。
#今もさほど変わっていません
▽その尾道ワーケーション旅の記事はこちら
今でも「自分と自分の周りにいてくれる人たちで楽しむ」というマインドに変わりはないですが、それだけだと勿体ないなぁ、と思っているのも事実でして。
かといって、自分にゲストハウス経営のノウハウなんてないし、本当に自分のやりたいことはそれか?と自問自答したり、そもそも利用したことないわけで。
経験してないものをあれこれ考えても無意味!だから、まずは自分で利用してみたわけですが、これがまた居心地のいいこと。
#きよかわゲストハウスの居心地はみんな声を揃えてクオリティ高いと言います
初めてのゲストハウスがきよかわで相当ハードルが上がりましたが、とにかく楽しいんですよ。ゲストハウスって。何度か泊まってみて、その度色んな人と交流ができて、色んな価値観に出会って、その度にご縁が出来て。
これは尾道のてへてハイツでも思ったことですが、こんなご時世、人と会うことって本当に大事だなって、改めて思い出すことができました。
何でもかんでもオンラインで済ますことができる世の中になりつつありますが、結局自分の周りに集まってくれる人、応援してくれる人って、実際に会って酒を酌み交わした人たちなんですよね。
個人プレーの時代と言われつつも、すでに次の時代への扉は開かれていると思います。それは『コミュニティ』の時代。
●コミュニティって具体的には何なん?
オンラインサロンしかり、クラウドファンディングしかり、クラウドソーシングしかり。これら全て、基本はオンラインでのやり取りなのですが、それぞれで共通して押さえておかなくちゃいけない大事な事は、全てオフラインが元になっているということです。
例えば。
クラウドファンディングには大きく分けて3つのタイプがありますが、その内炎上しやすいのが寄付型のプロジェクトです。
寄付型のプロジェクトを支援する際、直接会ったことがある人と無い人で支援に対する熱量が異なります。そりゃ見ず知らずの人に2000円払うくらいなら、知ってる人に10000円払いたくなります。会って人となりを知っていて、それを踏まえた上で応援したいのだから、正直リターンとかどうでもよくて、プロジェクト成功のために全額使い切って欲しい。だからこそ寄付型(支援)が成立します。
ここで、オンライン上でのやりとりだけだと、その人のことをほとんど知らないまま支援することになります。これ、人の感情として、なかなか信用できないですよね。というより、新手の詐欺?って思っても何ら不思議ではないわけで。
そうなると、リターン、つまりは元を取ろうとコスパ重視で支援を選びます。自分が損しないように、リターンのバック、つまりは自分の利益を優先する。こうなると、プロジェクトオーナーと支援者の間で熱量の差異が生まれます。炎上の元ですね。
最初は人やプロジェクトで選んでいたのに、人となりを知らないがために、最後はリターンでお金を落とすという悲しい結末。ふるさと納税と変わりない。
見落としがちなのが、誰がどういう目的で支援してくれたのかということ。紹介文の上手さやリターンの魅力で差がつくこともありますが、寄付型であればリターンが「全力でありがとうと言う」など、何ら旨味がないものでも支援したい人は支援してくれます。だって、その人のことを応援したいんだから、
●まとめ
これから個人ではなくコミュニティが大事になってくる。
その時に無条件で力を貸してくれるのは、実際に会って酒を酌み交わした人たち。
#ノンアルコールでも大歓迎
じゃあ、そういう繋がりを持つにはどこに行けばいいのか。
ん?自分で作っちゃえば良くない?
ということで、ゲストハウスで、ワーケーションハウスで、テントサウナで、コミュニティをガシガシ広げていこうではないか!という決意の回でした。
ゲストハウス、ワーケーション、テントサウナに興味のある方は、ぜひ奥多摩に遊びに来てください!
目標は夏までに物件を借りる!
#有言実行
では、また!