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甘ったれの坊ちゃんだから好き

おはようございます。
今まで経験したことのない職種に就いてちょうど一か月が経過しました。
不慣ればかりで以前の仕事とは違うストレスでかなり頭がおかしくなりそうですが、なんとか耐えています。それも支えてくれているコンテンツのおかげです。主にときメモGS4、刀剣乱舞、ポケモン、スクフェス、スヌーピーが今の支えです。多いな(笑)


先日、高校時代からのマブダチとカラオケでエンジョイしてきました。
会うと何時間でも話せてしまうから、カラオケに行ったのにはじめの2時間はしゃべり倒していたというね。話題が尽きないマジで稀有な存在です。

そんなマブダチと共通する好きなコンテンツが『ラブライブ!』なのだが、スクフェスで課金した成果(かよちんのURたち)を自慢したところ、「よくそんな課金するよね~」と苦笑いされてしまった……。

マブダチとはいろいろな点で価値観が合ったり近かったりしたので、アプリに課金することに関しても「欲しいものがちょっと課金して手に入るのなら払う」と言ってくれるものだと思っていた。
だが、実際は違っていた。
一体、自分と彼女は何が違っていたのかと考えたとき、一番に思い浮かんだのは「朱桜司」だった。
この甘ったれ坊っちゃんと出会ったかそうでないかの差だと思った。


簡潔に言うと、課金に手を染めたきっかけが朱桜司だった。
朱桜司に出会う前までの人生観では「課金しても現物が手元に残るわけでもないし、データに何万も金をかけるなんて馬鹿らしい」と思っていた。
今でもたまにふと「なにやってんだろう」と思う瞬間はあるが、以前のように課金することに躊躇いはなくなった。


2017年2月、ズ!の予告イベントバナーにめちゃくちゃ可愛いショコラ衣装の朱桜司が現れた。ほんとうに可愛いから見てくれ。

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このとき、未だ無課金を貫いていた自分は「睡眠時間を調節すればイケる……か?」とランキング報酬の恐怖に震えながらイベント開始を待った。
めちゃくちゃ可愛いショコラ衣装の朱桜司はpt報酬だったので、2時間半ごとにアラームをかけ、LP漏れのないように努めた。
最終日、ギリギリに入手したときは情けない笑い声を上げて喜んだ。
初めてゲームで無理をした。仕事中も「今この瞬間にもLPを無駄にしている……!」とイライラしていた。依存症一歩手前だったね。


その4か月後、『スカウト!ちいさな王さま』(ガシャ)に☆5朱桜司が実装されてしまった……いや、イベントからのガシャ周期早くない?なんで急に朱桜司の☆5が来るの?盆と正月くらいの間隔は開けてくれない?
そんな不満はあったものの、それまで朱桜司以外のスカウトはスルーしていたので、貯蓄があった。
まっ、こんだけあれば引けるだろ!そんな驕りを抱いて引いた結果は惨敗
真っ先に☆3姫宮桃李が完凸したことを覚えている。確かにちいさな王さまだが、今はお前じゃない。ちいさすぎる。それに下僕の気分ではない。

たくさんあったはずのダイヤは10分もしないうちにすっからかんになって、イベントやらストーリーやらでなんとかかき集めたダイヤで再度引くもそう簡単には来てくれるはずもなく、スマホからは虚しくも感じるガシャ演出の観客の歓声が聞こえていた。
ダイヤもなければ、残された時間(スカウト開催期間)もなかった。
今回は諦めるか……眺めていても辛いだけのアプリを閉じ、不貞腐れたように寝た。


翌日の仕事帰り、気がつくと駅前のローソンで魔法のカードを買っていた。


カードの裏面をスクラッチして、英数字の羅列を打ち込んで、有償ダイヤを購入。
今では簡単な動作だが、あの時は緊張していた。
有償ダイヤもどれほど使うことになるかわからなかったので、とりあえず1万円分は購入したと思う。

今買った分で来なかったらどうしよう……と不安だったが、有償一発目の10連であっさり朱桜司はやってきた。

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あれっ?と思った。
無償ダイヤじゃ来ないんだなとも思った。
深入りすると後が怖かったので、重ねずに撤退した。

その後は一度手を出してしまうと案外簡単にできるようになってしまった。
ズ!は朱桜司1推し状態だったので、しばらくはスカウトが来ない限りは課金することもなかった。
代わりに他のアプリで有償ジュエルだったりラブカストーンだったりクリスタルだったりを買う機会が増えた。
我慢できることも多かったが、やはり好きなキャラクターが高レアでガシャに実装されると抑制できなくなった。
もはや違法薬物と同じだ。
自分でも驚くほど容易く課金するようになった。

初めて天井まで回したのはデレステの岡崎泰葉の初SSRだった。
深夜に近所のセブンに魔法のカードを買いに走ったのも懐かしい。


きっと朱桜司に出会わなければ、課金に手を出すこともなかったか、もっと遅い時期にやっていたかもしれない。
しかし、やはり朱桜司という存在によって感性をおかしくされたことに違いはない。
初課金でいとも簡単に来てくれた王さま衣装の朱桜司を見て、「あれっ?あーれ……もしかして課金するのって案外悪くないかな」と思ってしまった。
実に罪深い男だ。ありがとう朱桜司。


このように(?)朱桜司のことが好きなわけだが、ズ!!に移行してから「おねえさま」と呼ぶ頻度が低くなってしまったことだけが、本当に残念でならない。
たま~に昔の名残みたいな感じで「おねえさま」って呼んでくれるが、もう「プロデューサー」呼びのほうが多いもんね…………朱桜司と!擬似姉弟ごっこするのが!好きだったんだよ!いや、学生気分からプロのアイドルとして一皮むけたことの表れなんだろうが、それでも譲れない部分なんだよなぁ……。
朱桜司のどこが一番好きかっていうと、顔よりも甘えたな弟感だからね。騎士然とした振る舞いをしたいけれど、擬似姉に甘えたいジレンマ(なんて微塵も感じなかったが)抱えたところが好きだったから、プロになった今の朱桜司の姿には寂しさを感じるばかりだ。


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