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情緒を狂わされた夜

別に記事名に卑猥な意味はない。ただゲームをやって推しに狂ったというだけの話です。

自分でもこんなに頭痛がするほど「好き!」と思うようになるとは考えてもみなかったので、かなりびっくりしています。

告白の場面でうるっときて、エンドロール後の会話で泣きました。「うん、うん」って相槌打ちながら勝手に涙が出ていたので、本気で情緒を乱されたんだな~と思っています。

と、ここからは推しキャラこと氷室一紀の真告白EDに関するネタバレを含んだ内容になります。



購入する前の正直な気持ち

もともとGS4は購入する予定はなかったのですが、推し俳優さんがラジオで「七ツ森実という男は面白い、今2周目やってんで」との発言から少しだけ気になり、ツイッターでも友人から購入の後押しをしてもらったことで、先月やっと買いました(笑)

購入前のいっちばん初めの正直な印象は「GS3のキャラよりも地味だなぁ」でした。
公式サイトのキャラクター紹介のページを見て「まぁ本多行くん可愛いかな」とか「梶裕貴がメインの王子か…爽やかなのかな…」と別段期待もしてなかったのが本音です。
特に一紀ちゃんはね、眼鏡キャラだ!とうきうきでページ開いて「え、目つき悪……氷室?ふーん、だから目つき悪いんだ」「サーフボード……スポーツもできる系なの?眼鏡なのに?」と歴代のGS眼鏡男子を顧みて、ガッカリしたものです(笑)
あとは「氷上くんとはどんな関係なんだろう」って興味くらいしかなかったので……ごめんね。

本多行しか好印象ではなかったので、買うかどうかを迷った挙句、『爆弾リレー』という爆弾を爆発させた時の反応だけ集めた動画(ネタバレ解禁後)を見ました。
うん、見て正解でした。
「あれ、氷室一紀って可愛いな?」と思ったので(笑)
ツイッターでも友人に「可愛いよ、さとるくん気に入ると思うよ」とのお墨付き(超重要)だったので、気に入るんだろうな気になるな、に印象が変わりました。サンキュートッモ!!

そこから購入まで三か月の月日が経ってしまったけれど、ポケモンで手いっぱいだったので仕方ないね。


真告白EDに至るまで

攻略本を見るのは野暮と思うタイプなので、とりあえず氷室一紀攻略できるか手探りで頑張ってみた。(あと他の男にも手を出してた)
そのため真告白EDに至るまで一か月かかりました(笑)

1周目:仲良しグループ告白ED(氷室)
初回プレイだったので、一紀ちゃんの他にも寄ってきた男とも遊んでいたらグループができていた(笑)
グループの他の二人が父兄然とした態度だったので非常に精神安定してEDを迎えられました。いい二人にアシストされて良かったね、一紀ちゃん!
真告白だと思ってアルバム見たら違っていたので、次こそは真告白EDに行くぞ!と思った……気がする。
いや、一紀ちゃんがあまりにも後輩・弟・年下感が強かったので、次の告白断ってみるかな~とか思ってた。ごめんね。


2周目:真告白ED(本多)
友人のお気に入りの男なので、ちょっと気になって手を出したら大火傷を負いました。
まず第一にファッションセンスが好み。一紀ちゃんのオタチックなカラバリ豊かなネルシャツと違い、季節に合った色合いのコーデしてきてデートのたびにたまげていた。センス好き。
次に頭がいい。ただ勉強ができるのではなくて、相手に確かな情報を伝える表現力や機転があるのが、従来の勉強キャラと違って新鮮だった。楽しそうに為になる話をいっぱいしてくれるの良いよね。
また、圧倒的光属性で仕事で疲れた心身には沁みましたね。真っ直ぐに好意を向けられるのが嬉しい相手だった。
可愛いだけかと思えば、最後に男らしさを垣間見せてきたのも良かったです。怖かったです。


3周目:逆転告白ED未遂(七ツ森)
花火大会も文化祭の演劇もクリスマスも氷室一紀と過ごし、バレンタインの手作りチョコも氷室一紀にしか渡していなかったのに、七ツ森に「ディ~フェンスッ!」されてしまった……😡非常に優秀なディフェンダー七ツ森の誕生である。
庭のミニキャラの目が燃えている演出が面白いな~と思っていたら、これが告白の重要なファクターとは思わなんだ。教会への道中・森の背景で何度も呼び止められて、若干トラウマ。
↑未遂となっているのは、告白を断ったので。
だってさあ~!仕方ないよ!(開き直り)
これ見よがしにパスケースを落としたイベントが発生したので、七ハル(仮)という新たなCPが自分の中に確立されてしまったからね…七ツ森、告白する相手、間違えてるぞ…。
氷室一紀の告白を断るつもりで行ったのに、関係ないお前が断られてどうすんねん、とか思った。


4周目:逆転告白ED(本多)
3周目で逆転告白なるものを学んだ(心配になってメラメラは調べた)ので、ダーホンをメラメラにしよう!当て馬は七ツ森な!(3周目の復讐)のノリでやってみました。
仲良しグループも作ってみたかったので、風本七のグループ結成!か~ら~の~!痴情のもつれで解散!リアルすぎる(笑)
本多VS七ツ森で泥沼状態なのに蚊帳の外で何も知らずにデレデレとしている風真が癒やしだったよ…。
お家デートって二回までだと思い込んでいたので、七ツ森にお家デート三回目誘われて「当て馬にするつもりなのに…張り切らせて、誠に申し訳ない…」と少しだけ不憫に思った。少しだけね。
でも、メラメラしてるダーホンが可愛かったのと、真告白よりも「好き」をいっぱい言ってきたから心奪われそうになったよね……。


5周目:真告白ED(氷室)
実は5周目をはじめた時点ではダーホンが一番好きだったし、一紀ちゃんは可愛い後輩だなぁ…くらいの気持ちに落ち着いていました(七ツ森ディフェンスの功績)。
もっかいダーホンの仲良しグループでもいいかもなぁと考えていましたが、そもそも、このソフトを買った理由は氷室一紀だから真告白EDだけでも見ておくか……この時はそんな軽い気持ちだったはずです。
一途な女になってみるかとも思い、一年目は手芸部に心血注ぐJK(学年1位)となりました。休日もデートしないでパラ上げとストレス削りに割いていたので、一紀ちゃんに壁ドンされる頃にはストレス35でした。頑張ったよ。
一紀ちゃん最短5か月で堕とせると言われていたので挑戦しましたが、私は7か月かかりました…無念。
完堕ちさせてからは反応が「かわイノリ♡(笑)」だったので「かわいい~~~!」で済んでいましたが、ちょっと文化祭のファッションショー(ウエディングドレス)での会話で頭抱えた。風真より重い感情持ってない……?(嬉)
その後にローズクイーンになったことへの言及で「この子、こんなに大きな感情を抱いていたんだな」と理解。

そこから卒業式直近の放課後に例の壁ドンおかわりイベント……そうだね、獲物を囲いに追い込むのはハンターの本能だもんな!と相変わらずの無愛想フェイスのアップに萌えていたら、泣きよりました(???)。

えっ!?いや、うん…………まさか、もしかして君が泣くやつ!?
風真玲太じゃなくて!!!!!!?????!?!!

と、一紀ちゃんが泣くことは想定外だったので、また頭抱えちゃったよね。
何度!悩ませれば!気が済むの!(逆切れ)
風真が泣きべそ掻いたら好きになっちゃうな~とかそらぶいていた過去の自分に教えてあげたい。
願わくは一紀ちゃんの泣き顔見たいって願望、叶ったぞ……!!
彼が可哀想なはずなのに、自分の欲望が満たされた満足感のほうが大きい出来事でした。
こりゃあ、告白断ったら大泣きするかもしれないな……と期待も高まったのでした。いやー……うん、最低だね。

そして、無事、真告白になったわけですが……。


真告白がしんどすぎる

告白しに教会に来ると緊張しているけど、表情は暗くはないものだと思っていた。1・2周目の二人はそんな感じだったと記憶している。

なぜか氷室一紀の顔が不安一色だった。もしかして断られるの勘づいてる?

告白が真っ直ぐな言葉だったので、ちょっと断るのが可哀そうだと思いつつも、やっぱり弟のように感じてるところもあったので、お断り。
本当に泣きそうな声で言われて「つれぇなぁ、ごめんなぁ」と断ってからうるうるきていたのですが……。

「……急なんかじゃない。ずっと、抑えてた気持ちだ。君が……鈍感なだけだろ!」

告白断った直後の言葉

!!!!!!?????!?!!
これは怒り爆発💣️罵詈雑言からの退場かな……と、ほとんど泣き声に近い続きの台詞を聞いていたら、再度お付き合いを検討するように泣き落としをかけてきてさ……。

そんなの、そんな泣き落としされても……………このままエンドロールに移行するんでしょ、断っちゃったし………。

七ツ森実なんて告白断られた側なのに「ごめんな」って謝って去っていったからな………。

一紀ちゃん……ごめんな……。


!!!!!!!!!!!!!!!!!

二回目の選択肢……だと…………!?

本当に……ごめんね



一紀ちゃんの気持ち、
踏み躙ってごめんねぇ!!!!!!!!!!




いや、
やっぱりダメだ、好きだ!


もちろん、返事は「OK」だ!


その表情がつらいから、早く笑顔が見たいんで、頼むよ。大泣きしてほしいとか言ってた過去の自分を千本ノックするから………などと考える間もなく受け入れてしまったよね。
だって、気づいたらそうしてたんだよ(笑)

これね、画像だけで見てるとそうでもないんだけど、声があると相当印象が変わる。
表情だけでも悲しいけど、声も本当に悲しそうなんよ。
やっぱりプロの声優さんってすごい。

あと一紀ちゃん食い下がってくれたおかげで、どうしても、どうにかして付き合いたいって気持ちが伝わってね。
かなり強い想いを抱えているんだって思えて、好きになっちゃったね。
もし聞き分けよく引き下がってたらここまでこみ上げてこなかっただろうし。必死さがね……。
いや、しかし頑張って断る選択した自分もよくやった!この選択がウィークポイントだった!


エンドロールの後会話

教会からの帰り道での一幕だと思われるんだけど、ダーホンは男らしさ(本性)を見せてきたので、一紀ちゃんはどうかな?とワクワク。

とても穏やかな顔で微笑んでいて、これは慈悲深い本性を見せてくれるものだと思いました。うん、違いました。

「はば学に来てよかった」と言ってくれてね……出会った頃は全方位ちくちくボーイだった子が、こんな言葉を発せられるようになるとは(泣)
成長したね……!
そこからの「今がすごく幸せだから」の言葉で泣いちゃったんだよね。幸せにし続けてあげたい~~~!もう柔らかい言葉に感動です。
ツンデレのデレ全開で、素直に今現在に感謝しているんだなぁ…デレが一紀ちゃんの本性だったんだ……。



と思うじゃん?
最後にね、言ったことがね、

「これからもずっと、一番近くでその笑顔見せてよ。
…………僕だけにね。」

エピローグ会話の終わり

ふーん、なるほどね。そういうことね。
最後の最後にまた独占欲を見せてきたわけです。
「僕だけにね」の言い方さぁ!実に執着心の強そうな言い方だったので、そういう激重感情男が好きな人は聞いてほしい。

直前までの素直・感謝・爽やかが一瞬で吹き飛んでしまったじゃん。
あ、こいつ中身はどろどろしてるなって再確認できました。はいはい、君のそういうところ、本音を言うと大好きだから隠さずにどんどん出して欲しい。
多少面倒くさいところはあるけど、絶対に裏切ってこないと思えたので好きです。うん、やっぱり好きです。なってしまった。

そんな気持ちが生まれた初夏の夜でした。
も~~!こんな風になるなんてさ!まったく……嫌じゃないのが悔しいね!

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