Obey Me!とかいうアプリ
今年の4月、寝転がりながらできて、ヤンデレの男がいて、面白いゲームないかな~……と「ヤンデレ 男 アプリ」で検索して見つけたのが「Obey Me!」だった。
七人兄弟のイケメン悪魔を調教して服従させる恋愛ゲーム!と紹介されており、乙女ゲームっぽいのに調教だの服従だの聞き慣れないワードと、末っ子がヤンデレキャラという情報に惹かれ、爽やかな春の朝に欲望まみれのゲームをインストールしてしまった。
ゲームに関する詳しい情報は、公式サイトを見てもらえると分かることと思います。
そろそろプレイしてから半年になるので、これまでを振り返りつつ感想でも書こうかと。このゲームめちゃくちゃ好きではあるが、感想を書くとなると辛辣になってしまう部分もあるので、「もっと優しく言えないの!?」と文句言っちゃうタイプのファンの方は読まないでください。
初見の思い出と素直な感想
起動して1秒しないうちにタイトルコールがあったのだが、
「おべいみー!服従させたらお前の勝ち!」
やけにテンションの高い男性の声が部屋じゅう響き…これは、うっかり公共の場で流したらアカンやつだ…と一人の部屋で戦慄した。サイレントモード必須のゲームじゃねえか!スクフェスですら「ブゥシモッ!(CVにこにー)」ってワンクッションあるぞ!
と、タイトルコールにビビり散らしたスタートではあったが、肝心のゲームが面白ければいいのだ!と気を取り直して、進めたのだが…
なんだこのふにゃふにゃした立ち絵は!!!!!!!??しかも動くぞ!!!!??????????……ダサくね???????????
スクショでは分かりづらいが、立ち絵はLive2Dになっているので、しゃべる時に結構動く。動くのはいいのだが、いかんせんダサさが際立ってしまっているような気がしないでもない。ちょうどあんスタも並行してプレイしていたので、余計にね……
また、ボイスがついているのだが……声優を本職にしている方たちではない(劇団俳優だったり歌手だったり)ので
まあ、そうね…………棒読みが気になってしょうがない
「あはは」って笑い声をそのまま「あはは」って言うんじゃない!!!!
なんて、声豚に片足突っ込んでるのでプリプリ怒っていた。今は慣れたし、中の人の演技も上手くなってきてるから不満はないですけどね。むしろ声優変えます!ってなったら悲しい。
そして、ストーリーの続きを解放するために、なぜかはじまる
ダンスバトル!
(は?)
♡をタップして悪魔たちを応援するのだ!
(なにこれ?)
なぜダンスバトルなのかは謎だが、強いカードを編成に組んでおけばスマホに触れずとも勝手に勝利するので楽です。ミニキャラがぴょこぴょこ動くの可愛い。
はじめは意味が分からなくて画面を眺めて終わったが、それもいい思い出。
初めての男・マモン
はじめに好きになった悪魔はマモンだった。最初の10連できてくれたSSRがマモンだったしな。
ストーリーでの目的として「七人の悪魔と契約する」ということで、一番はじめにほぼ無理矢理に契約する悪魔が次男・マモンなのだが……
主人公が魔界に召喚されてしまったただの人間なので、契約して間もない頃は「ふざけんな人間!」とギャアギャアうるさくて、「哀れだな~長男に逆らえない次男カワイソ~」と思っていた。
しかし、ストーリーとともに関係性も深まってくる頃には
ちょ、チョロ~~~~~~~~~~~~~~(かわいい~~好き~~~)
「初めての(契約した)男」を押し出してくるのやめて~!それを盾に他の兄弟たちにマウント取るのもさ~~~!もう~~~~~~~~!!
「初めて」って言われると責任取らなきゃという気持ちも相まって、マモンの女になっていた。金にだらしないクズなのも「私がしっかり管理してあげるからね♡」的な気持ちになれるし、普段はヘタレのくせにいざという時お兄ちゃんらしく頼りになるギャップも良い。
あとわかりやすいくらいにツンデレ。「バッ、バッカじゃねーの!?」を素で言う。かわいい。
これは、マモン推しになるよな~……と考えていたところに、思わぬ伏兵が現れた。(はあ?)
偽りの二重人格・サタン
5月の中旬に(多分『こどもの日』を意識して)「ちびっこ」イベントが始まったのだが、ポイントボーナスのサタンがとんでもなく
か”わ”い”い”~~~~~~~~~~~!!!!!!
(ダンスしながら発狂)
いや、このショタ姿はズルいでしょ。他のちびっこ悪魔ちゃんたちももちろん可愛かった。でも、でもね……このネコちゃんフード、半ズボン、好奇心旺盛な表情、そこに白ソックスに膝小僧……このイラストを描いた人は我が同士、ショタコンではないか?なあ絵師さん、アンタもショタコンなんじゃないのか!!??
ちなみに開花後のイラストもかわいいんだ。優等生らしいベストに、大好きなネコの絵本でにっこり笑顔。はあ~~~好きになっちゃうじゃん、ね(チョロ~い)
と、まあ四男のサタンに鞍替えしたわけですが(は?)
ちゃんとサタンの性格も好きです。一見優等生だけど、内に醜い何かを抱えているタイプの男、好き。
おべいみのサタンとルシファーは同一の生物ではなく、ルシファーから怒りの感情を切り離して生まれたのがサタン、という兄弟じゃなくて親子関係じゃね?というツッコミを入れたくなる関係になっています。
サタンはルシファーが嫌いで憤怒の感情を抱いてるっぽいけど……ルシファーにささやかな嫌がらせ(本当にささやかすぎて大したことない)をして困らせてやるんだ、みたいな可愛いことをやらかすだけの男で頭抱えちゃうよね。公式にある相関図を見ても、サタン→(反抗期)→ルシファー、だからね。サタン可愛すぎない?
サタン可愛いところ挙げたらキリがないのだけど、特に彼をいいなと思ったのは本が好きなところかな~。憤怒の気持ちしかないままに生まれてしまったから、いろんなことを知るために本を読むのが趣味になったって、勤勉でえらい。「知識は力になる」って言葉、おべいみで一番印象に残ってるし、好きな言葉だ。
他にも、趣味は読書で、ネコが好きで、好きな食べ物が「アップルパイ」なところもだけど、二重人格ってキャラ付けのはずがただただ素直で真面目な男なところも、他の兄弟が強烈なせいで自分の影(キャラ)が薄いこと気にしてるところとか、「君」って呼び方とか、そういったところが好きですね!(早口)
ヤンデレ末っ子・ベルフェゴール
おべいみを始めるきっかけとなったヤンデレ七男ことベルフェゴールなのだが、ストーリー開始時点ではある場所に幽閉されているため、他の兄弟よりもだいぶ遅れて現れる。
ベルフェゴールの見た目、これでヤンデレと言われたら期待するよね!
幽閉されている彼を救い出すために主人公が行動していくのだが、「人間は嫌いで信用してない」って言われて、ここからどうやってヤンデレになってくれるのかな~!!とwktkしながらストーリーを読み進めていた。が、
彼はヤンデレではありませんでした。
彼はヤンデレではありません。
(大事なことなので二回言う)
いや、ベルフェゴールはヤンデレではなく、素直クールに属すると思うんだが……
怒りに任せて主人公を一度ぶち殺すから、ヤンデレって思っちゃったのかな?
どこにデレがあるんだよ!!!!!
愛憎入り交じりの末のSATUGAIなら百歩譲ってヤンデレだって認められるけどな、邪魔者憎しで殺されたんじゃあ愛情なんて感じられないわ!!!!!デレがないならただの病みなんだよ!!!!!(憤怒)
期待していた分、激怒しまくりましたが、ベルフェゴールは末っ子らしくあざと可愛いのでOKです。
最後に
グダグダと書き連ねてきましたが、結局このゲーム楽しいので、おすすめです。七人の悪魔兄弟の他にも、やたら露出の多い天使、ちっこいチワワみたいな天使、一番闇が深そうな魔術師、笑い声が嘘くさくて怖い魔王、正論かましてくれる魔王の執事といった個性豊かな奴らもいて、誰かしら気に入るキャラができると思う。
キャラクターもいいが、ストーリーもくだらないって笑えるコメディやちょっとしんどいシリアスやあまぁ~~~~~い!って叫びたくなる話なんかもあって、気分によって読みたいものを読めるから気が楽だよ。
今夏からショートアニメの配信もしているから、アプリ外の供給も充分ある。
自分の中で今熱いコンテンツなので、ぜひ気になった人はやってみてね。そして、いつかわたくしと感想を語り合いましょう!
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