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気象予報士試験合格まで-なぜ4年もかかったのか?反省を踏まえたノウハウ

1.はじめに

・性別⇒男
・年齢⇒30代
・職業⇒会社員
・大学⇒私立理工学部(但し生物系)

受験回数は計6回。平成29年頃から約4年間勉強を続け、令和2年8月の第54回試験で合格しました。この間、小遣いを捻出しながら、有名どころの参考書を買い揃え、大手の通信教育を受講し、インターネット受講ができる個人塾を受講しました。

プライベートでは、転職、引っ越し、子供の誕生などイベントが続き、時間が充分に取れない中、勉強時間の捻出、勉強方法の工夫を重ねました。その結果、6回目でやっとのことで合格に至りました。noteでは、私と同じような境遇の方向けにノウハウを書き連ねていきたいと思います。一般、専門、実技の勉強方法について、経験談を踏まえて紹介するほか、私が使用した参考書、受講した通信教育のレビューと活用法についてもご紹介するつもりです。受験を始めようか悩んでいる方、受験を始めたばかりで計画を立てようとしている方、受験が長く続き彷徨っている方など、道標になれば幸いです。

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受験の記録

第49回 一般〇  専門✕ 実技採点なし
第50回 一般免除 専門〇  実技✕
第51回 一般免除 専門免除 実技✕
第52回 一般〇  専門免除 実技✕
第53回 一般免除 専門✕ 実技採点なし
第54回 一般免除 専門〇  実技〇

気象予報士の資格をとろうと思ったのは、気象災害の現場を幾度も仕事で訪れ、現代の科学を持てしても太刀打ちできない人間の無力さを感じたのがきっかけです。確たる動機はあったものの、社会人として働きながら、隙間時間を使っての挑戦は、試行錯誤の連続でした。この試行錯誤によって得たものをまとめていこうと思います。

ここから、それぞれのテーマ別の記述に入ります。まずは大手の通信教育と、インターネット受講ができる個人塾についての評価を書きます。その後、一般、専門、実技の勉強内容とテクニックの共有をします。すべて私のトライアンドエラーを踏まえたノウハウです。後ほど詳細を書きますが、学科試験は合格点の11点ではなく、13点を取れるまで仕上げるべきだと思ってます。学科試験を完璧にしないと実技試験はクリアできず「学科免除→学科復活」を何度も繰り返すことになるからです。個人的には「9.最後に『なぜ6回もかかったのか』」を一番読んで頂きたいです。私の失敗談を教訓とし、心がけをした上で勉強を始めるか否かで大きな違いが出ると確信しております。なぜなら私がそのことに気づかず、6回も受験することになったからです。私の実技試験用のノートの作り方についても画像を使ってお見せしています。

各講座の受講料、試験の受験料、参考書代、コピー代など合わせて20〜30万円ほどの費用がかかりました。それだけの経験談、失敗談があると言うことです。また、この記事も7500字程度ですが、7〜8時間の時間とコストをかけて丁寧に作成しております。本当に必要とされる方に読んでいただきたいので、ここからは有料とさせていただきます。

※この記事以外は基本的に無料公開です。読んでいただけると嬉しいです


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