
片づけサポートのプロ「ライフオーガナイザー」が作業中に心掛けていることとは?--アンケートの結果から④
片づけ収納サポートのプロ、ライフオーガナイザーにいろいろ聞いてみた調査結果の続きです。
今回は、片づけの現場作業(オーガナイズサービス提供)をしているライフオーガナイザーに聞きました。
片づけの現場作業って?プロに依頼するってどんな感じなの?という方は、まずこちらをお読みくださると理解しやすいかと思います。
オーガナイズサービス(現場作業)をするときのこだわり、心がけていることはどんなことですか?
*お客様の味方に

お客様を好きになる
お客様の話をよく聞くこと、お客様が面倒だと感じることこそフォローすること。
笑顔で、優しく、丁寧に。
お客様がやってきたこと、思いや考えを否定しない。ポジティブに変換する。
お客様に心も寄り添いながら、サポートしていきます。
*お客様のペースに合わせて

お客様のペース。
お客様のやる気や心身の状態、ペースにあわせる
全てにおいて強要したりせかしたりしないようにしています。
頑張り過ぎに注意。お客様のお疲れ具合に気をつけ、こまめに声をかけるようにしています
片づけ作業は思った以上に頭も体も使います。とても疲れるものなので、お客様のペースや体力に合わせて進めることをプロは忘れません。
*片づけを楽しむ雰囲気づくり

片づけに対する緊張が和らぐような楽しい雰囲気づくりや、"視野"を広げる手助けになるような声かけ
なるべくワクワクできるように
お祭りのように楽しく、あっという間に時間が過ぎたと感じていただけるような空気感
片づけが楽しい、片づけたらいいことがあるという未来を見せるようにしています
*お客様がどうしたいのかを大切に

お客様がどうしたいのか?を大切にすること。(自分のペース、意見を押し付けないように心がけています。)
「答えはお客様の中にある」と考えています。
1番は寄り添い否定しないこと。一人ひとり心地いい基準が違うので、万人向けではなくお客様にとっての答えを一緒に探し、提案すること。
お客様がどんな未来にしたいのか?をしっかりヒアリングすること。 たった一つの仕組みから、暮らしが大きく変わることを実感してもらうこと。
*お客様のいまと未来を見つめて

お客さまの明日からの暮らしが楽になること、帰りたくなる家になること
サービス期間が終わったあともお客様が自分の力で片づけられると感じられるようにすること。
ご依頼者の”これから”を考え、動線や取り出し収納時にストレスがないかどうか?
どうしたいのか明確でない方のご依頼がほとんどのため、ご本人が言葉にできない理想や希望すること(暮らし方、部屋の使い方など)を画像でのイメージ・言語化で提案することを心がけています。
片づけた先の空間や暮らしをしっかり共有すること。
現在のストレスポイントを整理して、解決策となる動線計画、ゾーニング、使いやすく無駄のない収納プランニングをすること。
それぞれこだわりポイントはありますが、皆さんお客様のいまと今後に寄り添い、プロならではの視点で提案しているのが印象的です。
寄り添い上手のライフオーガナイザーたちとならきっと、より快適な暮らしを実現していただけると思います。