【自己紹介】心理系大学院生、note始めてみます

しがない心理系大学院生です。
しょうもない人生を送ってきましたが、世界のどこかの、誰かの味方でありたくて、まずはnoteから始めてみることにしました。

どこで間違ったんだろうと考え続ける人生でした。常に間違い探しをしているような、もしくはされているような人生でした。
某動画投稿サービスのメンタル系の動画に寄せられるコメントを見ては「コメントできるだけの強さを持ち合わせているおまえが憎い」と理不尽な考えが頭によぎるような、ひねくれた思考の持ち主です。
学校に通えて勉強もできないわけではなくて、ただずっと周りから数ミリ浮いたような違和感が消えない学生生活を送ってきました。

HSPを名乗ることが嫌でした。自分が弱いと認めるのが嫌でした。
ただ自分は気にしいで、ただコミュニケーションが苦手で、ただ人より考え込みやすいだけで、私は私だという感覚を絶対に崩したくありませんでした。HSPなんてありふれた概念に自分を当てはめるのは違うような気がして、自分は違うんだという頑固さを捨てられずにここまで生きてきました。
わたしなら何とかできる、強い人間だ、周りに負けてたまるかと思って頑張ってきました。周りから見たら頑張っていたと思います。その頑張りを自分で認めることができませんでした。自分を客観視できる視点を持っているからこそ、その客観視を自分の中に落とし込めない自分も嫌でした。

過去形で書き連ねていますが、べつに私はそれらを克服した経験もなければ何とかなるという希望も持っておりません。今の自分を乗り越えようとか、そんな向上心に溢れた人間でもないので、そのようなことを求めている方には一切お役に立てない文章しか書くことができません。
ただ私は、どこかにいる知らない人の、ただ同じような経験をしているという事実が救いだった覚えがあります。欲しいのは慰めでもなく励ましでもなく、アドバイスでもなく、ただ自分が1人ではないという事実だけでした。今まで自分を気にかけてくれた人の言葉ももちろんうれしかったけれど、ふと目に留まったブログの文章がずっと心に残っていたりします。

声を出せずに蹲ることしかできない人の存在を知っているから、ただ笑ってやり過ごすことしかできない人の存在を知っているから、ただ静かにそのような人たちの味方でありたいと思って、現在は心理系の大学院で勉強をしています。

これから書き続ける文章が、これを偶然目にした方の救いになりますように。どうかあなたが1人ではないという心強さになれますように。