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GⅠ スプリンターズS

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レース考察

中山 芝 1200m 外 右回り
週中の雨の影響か、先週まで続いた超高速馬場は終わりに向かってる模様。
とはいえ、時計はそこそこ出る。
内が少しずつ荒れて来た印象で、そこまで内に孤立する必要はなさそうな感じで、流れると外差しが入ってくる。
逃げ馬が外に固まった、内にもポジション取りたい馬がおり、揉まれたくない馬も居るので、前半は少し流れそうなイメージ。

短評・考察

◎オオバンブルマイ  武豊  58kg  [追込]
キーンランドC3着
国内では朝日杯を除けば全て馬券内のディスクリートキャット産駒。
決め手なら最上位の馬で、良〜重まで関係なく決め手を発揮できる。
ドンカスターマイル、チャンピオンズマイルは不良馬場に超ハイレベルで度外視していい。
注目はキーンランドCで、4ヶ月の休み明けで初のスプリント戦。
出遅れた訳ではないがポジションは取りに行かずに最後方で待機、4角入り口まで後ろで構えて、外にスーッと切り替えながら大外一気、上がり33.2秒の豪脚で追い込み展開不利の中で3着。
上位6頭の内、後方かつ大外から追い込んで来たのはこの馬だけで、後は内か前に居た馬。
明らかに別格の末脚使っており、上がり2位とは0.4秒差。
武豊騎手も想像以上の末脚だった様で「走るね、この馬」と展開不利は承知でのコメント。
前走は明らかにスプリントでも脚使えるかどうかの所謂「試走」であり、2戦目になる今回は後方一辺倒からの競馬は考えにくく、ある程度のポジションを取って来て競馬してくれそう。
使った影響は大きそうで、1週前には坂路で「52.0-11.9」で併せ馬を置き去り。
体制は整ったと見る。
今回はサトノレーヴを中心にレースが動きそうで、展開も向きそう。
最内枠はネックだが、Gイーグルでは内で我慢して差して来れたし、武豊騎手も前走と同じ轍は踏まないと踏んでの本命。

◯サトノレーヴ  D.レーン  58kg  [先行]
函館SS•キーンランドCの勝ち馬
完全に本格化したであろうロードカナロア産駒。
現在3連勝中で[7-1-0-1]の抜群の成績を誇る。
春雷Sでは外から上がり33.1秒で差し切り、走破時計が1:07.1の好時計勝ち。
函館SSは開幕週活かしたインベタの競馬で、直線は開いたスペースに持ち出して押し切り。
キーンランドCは文句の付けようのないレース。
好スタートから好位の真ん中を追走、4コーナーまで前の馬をじっくり追いながら、4コーナーに入り前が垂れて来ると判断すると、外からブロックしていたビッグシーザーを押しのけて進路を作り、後は前を交わして押し切って見せた。
ゲートセンス、レースセンス、パワー、スピード、どれをとっても現在のスプリント界でトップに立てる逸材で、ここは不動の存在と見ていい。
D.レーン騎手が短期免許の30日を棒に振ってまで、この日の為に来日する様で、陣営側の気合いも半端ないはず。
ここは素直に勝ちに1番近い馬とみて対抗。

▲ナムラクレア  横山武史  56kg  [差し]
前走は物足りない競馬に感じたが、レースをよく見ると進路取りのミスあったし、休み明けで仕上がり一息だったと思えば仕方ない。
坂で甘くなる印象とあんまり馬群を割るタイプではない馬なだけにもう少し真ん中くらいが欲しかったが、自力は間違いなく上位。
高松宮記念は内待機がハマった感じだが、展開を考えればマッドクールの方が向いたのは確かで、ここは逆転あっても良さそう。

△マッドクール  坂井瑠星  58kg  [先行]
高松宮記念の勝ち馬。
昨年は外からインに入れて、バラけた所を差し込み、ママコチャと叩き合い2着。
高松宮記念は完全にハマった。
好スタートから逃げ馬の後ろに入り、それらが外にいつまでしまった為、前が自由になり、内伸びも影響して押し切り勝ち。
追い切りの動きは申し分ないし、休み明けでもきっちり走れる。
スタートも速くて競馬も上手いので、人気も頷ける。
ちなみに昨年の本命。

抑え候補

☆ウイングレイテスト  松岡正海  58kg  [先行]
地味で人気しないが、かなり強い。
近走は勝ててはないが負けて強しの内容ばかり。
1351ターフスプリントは差し追い込み優勢の流れを先行勢で唯一粘って4着。
函館SSは前有利ではあったが中枠から59kgで先行して粘って2着。
アイビスSDも12番と外目の枠ではあったが、ラチに頼らずに馬場の真ん中を通って2着。
この時も59kgでハンデが圧倒的に不利と言われるスプリントの千直に置いて2着は相当強いし、勝ったモズメイメイは北九州記念•セントウルS共に3着と重賞でも勝負になる馬を相手にしての2着は価値がある。
実際に千直で強かったカルストンライトオやライオンボスですら、斤量増には勝てなかった。
スタートは速いし、中山も得意。
決め手負けしやすいが、緩みのない流れなら1発あっても。

☆ウィンマーベル  松山弘平  58kg  [差し]
本質的には1400mがベスト。
少しずつズブくなって来てる印象で、1400mだとポジション取れるが、1200mだと遅れる。
京王杯SCではインの好位から早めに仕掛ける競馬で、大外からやって来たレッドモンレーヴと叩き合い競り合いを制して押し切り勝ち。
高松宮記念は枠に泣いたし、昨年は出遅れてポジション落とした分の6着。
2年前の様な流れなら内を立ち回るのは得意なタイプだし、チャンスありそう。

☆ダノンスコーピオン  戸崎圭太  58kg  [差し]
ハイペースだと走る。
この馬に関しては集中力の問題だと思うので、中盤で緩みやすいペースは苦手そう。
メンバー的に流れる可能性の方が高いし、外差しがハマる様な展開なら突っ込んできていい爆穴候補。

その他の評価

・ママコチャ  川田将雅
昨年の勝ち馬
外をロングスパート仕掛けたいタイプで、昨年は内にナムラクレアを封じ込めながら、自分のやりたい競馬をやり切っての押し切り勝ち。
今年は外から逃げ先行が居る上に、外から被せられそうな枠並びで、昨年と立場が逆転しそう。
追い切りを見ても昨年程の上昇度はなさそうで、思い切って消し。

・トウシンマカオ  菅原明良
前走は左回りを完全に払拭する内容。
どちらかというと前有利であったが、ママコチャを見ながら進めての差し切り勝ちは見事。
今回は得意の右回りだが、やはり内枠がネック。
外をスムーズに仕掛けたいタイプなだけに、内でゴチャつくのはマイナスに感じる。
外枠なら本命まであった。

印発表

◎オオバンブルマイ
◯サトノレーヴ
▲ナムラクレア
△マッドクール
☆ウインマーベル
☆ウイングレイテスト

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