ＪＰＮ１ マイルＣＳ南部杯

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レース考察

盛岡 ダート 1600m 左回り
時計が出やすい盛岡ダートだが、今年は良馬場でいつもよりタフなダートになりそう。
意外と逃げ先行馬が揃ってるので、ペースは流れそう。
ただ、その逃げ先行に強い馬が居るので、前に行く馬は慎重に選びたい。

短評・考察

◎タガノビューティー  石橋脩  57kg  [追込]
終いの脚は確実。
近走は惜しいレースばかり。
フェブラリーSは超ハイペースを後方から運んで、内で上手く溜めて外に出して完璧にハマった感じあったが、ラスト1F辺りで鈍って4着。
かしわ記念は後方のイン、内側を上手く使ってスルスルポジションを上げて、直線は外に持ち出して上がり最速で2着。
行った行ったの決着で、後ろから差して来たのはこの馬だけ。
さきたま杯は出遅れて最後方、レモンポップが前を一気に動かして押し切ったレースも、2着のイグナイター、3着のシャマルも先行してた組で、最後方から大外回して突っ込んできたのはこの馬だけ。
ここ2走は展開不向きの中で上位争いしてる。
レモンポップは強いが、今回も前を潰す競馬してくれたら迫れるだけの末脚は持ってるし、展開は向いてくれる。
石橋騎手との手は合うし、タガノビューティーの出るレースは買うしかない呪いに罹ってしまったので頑張って欲しい。

◯ペプチドナイル  藤岡佑介  57kg  [先行]
フェブラリーSの勝ち馬。
長くいい脚使えるタイプで、フェブラリーSでは57.9のハイペースを前受けして押し切った。
かしわ記念は外から内に切り込む時に他の馬と接触してリズム崩して、上手く運べず3着まで。
揉まれ弱いタイプなので、外枠からスッと先行できるのは良さそうでスタートも速い。
この枠ならレモンポップにプレッシャー掛けられるいい枠で、相手は仕上がり一息、捻じ伏せにいける枠並びが良い。

△レモンポップ  坂井瑠星  57kg  [逃げ]
国内GⅠを4連勝中。
圧倒的な競馬センスと実力を兼ね備える馬。
昨年は逃げて2秒ぶっちぎる圧巻のレース。
チャンピオンズCも逃げて主張して、マイペースに持ち込んで押し切り勝ち。
さきたま杯は3コーナー過ぎから勝ちに動いて、イグナイターやシャマルを捻じ伏せて押し切り勝ち。
ただ、さきたま杯後のメンバーの走りが微妙。
イグナイターもシャマルも勝ち切れておらず、思ったより負荷の掛かったレースの可能性が高い。
実際、追い切りでは時計平凡で新馬の馬に遅れを取る始末。
能力的には抜けてるが、流石に今の仕上がりだと今回は強気には行けず。
ただ、これで勝たれたらお手上げ。

抑え候補

☆ミックファイア  吉原寛人  57kg  [先行]
無敗で3冠達成したシニスターミニスター産駒。
東京大賞典は状態微妙で追っつけるので一杯一杯になった。
フェブラリーSはインの後方で0.8秒差、速い時計の決着でもそこそこ走れた。
かしわ記念は大きく出遅れて勝負にならなかったが、差して来て5着に上がって来た。
今回はレモンポップの後ろを取れそうなのは良くて、能力出し切れればチャンスあっても。

☆キタノリューオー  服部茂史  57kg  [追込]
しっかり溜めて差してこれば上がりは上位。
師走Sではヴァルツァーシャルに先着しており、ポルックスSでも僅差の2着。
オアシスSでは展開不向きの中で上がり最速4着。
ここも展開任せで追い込みに徹すれば飛び込んでくる可能性はありそう。

☆サヨノネイチヤ  西啓太  57kg  [差し]
帝王賞では大きく離されて負けたが、上がり3位の脚でグランブリッジとタイム差なし。
相手なりだぽい感じで派手さはないが、自分の競馬したらキッチリ上がり使える。
展開向けば。

☆ダイシンビスケス  村上忍  57kg  [先行]
前走は競り合ってペース上がった後にディクティオンの捲りに抵抗できなかった。
それでも良く2着に残した。
仁川Sではウェルアムニュースやアイコンテーラーに先着したし、休み明け叩いて上昇あれば。
東京コースで実績あるし、ワンターンのマイルはそこまで悪くなさそう。

印発表

◎タガノビューティー
◯ペプチドナイル
△レモンポップ
☆ミックファイア
☆キタノヴィジョン
☆ダイシンビスケス