GⅡ 富士S
注意事項
レース考察
東京 芝 1600m 左回り
馬場は内外大きな差はないが、かなり速い時計が出る高速馬場。
先週のオクートーバーSで1:57.4、当日の未勝利戦で1:58.7が出るくらい速い。
ペースは多少流れそうで、差し込んで来れそうで、高速馬場が得意な馬を中心に組み立てたい。
短評・考察
◎レッドモンレーヴ 横山和生 57kg [追込]
キレキレの良馬場が合うタイプ。
昨年は状態イマイチに感じたが、後方から行って流れたペースを差し込み、ナミュールの2着。
マイルCSは右回りで馬場も少し特殊だったし、中山記念も前残りの道悪で度外視。
京王杯SCは若干緩んだペースを最後方から追込み、内を上手く抜けて来たウインマーベルと叩き合いしてハナ差の2着。
安田記念は稍重で度外視。
府中の1400〜1600mがベストで、早めに抜け出すとソラを使うので相手が強いのは良い。
状態も昨年より上と見てる。
◯セリフォス 藤岡佑介 58kg [差し]
自力上位。
この馬も良馬場向きのダイワメジャー産駒。
2年前にこのレースを制しており、その時はダノンスコーピオンとソウルラッシュと叩き合い勝利。
マイラーズCは道悪と状態上がりきらずも2着。
安田記念も道悪でパフォーマンス発揮しきれずに5着。
近走は条件噛み合ってないし、シンプルな自力では間違いなくマイル戦線では最上位。
正直、川田騎手より藤岡佑介騎手の方が手が合ってると思っており、このコンビは[2-0-0-0]で2戦とも上がり最速での勝利。
テンションが鍵なタイプなだけにこちらの方が良い。
▲パラレルヴィジョン C.ルメール 57kg [差し]
近走は中山で結果出してるが、府中でも2勝あげており、1勝クラスでは1:58.0の好時計で勝ち上がっており、高速馬場は合うタイプ。
条件戦ではスルーセブンシーズやアルナシーム、マテンロウスカイと僅差の競馬してる。
OP上がってからは先行するスタイルで結果出てるし、前残りなら。
オープン上がってからは強い相手に歯が立ってない感じはするが、人気薄でルメール騎手は買っておきたい。
△ジュンブロッサム 戸崎圭太 57kg [差し]
高速馬場◎
未勝利ではレコード記録する1:59.2でローシャムパークに先着。
そこから、好走はするがなかなか勝ち上がれなかったが、2走前にOP入り。
その水無月Sは中団で構えて離れて追走、57.1とかなり流れたが前を一気に捉えて差し切り勝ち。
勝ちタイムが1:31.5のレコードから0.2秒差の好時計勝ち。
前走は出遅れて前が残る流れを外から差し込み、上がり32.5秒の脚で3着。
重賞でもやれるところ見せてくれたし、大外枠なら包まれる心配もない。
抑え候補
☆タイムトゥヘヴン 柴田善臣 57kg [追込]
前走は展開向いた部分もあるが、よく外から差し込んできた。
何度も相手に加えてたが、ようやく走ってくれた。
この馬に関しては展開任せのところはあるが、前残りのだったり不利受けたり、詰まったりと不運な競馬もあったので、いつ走って来てもおかしくはなかった。
21年の富士Sでは3着に好走してるし、善臣先生とは相性も良いし、外枠も良い。
☆クルゼイロドスル 横山武史 57kg [先行]
関越Sの勝ち馬。
東京は[2-1-0-1]
前走は高速馬場だったとはいえ、中団から指す形で上がり33.6秒で差し切り、1:44.0のレコード決着を制した。
相手にはセレシオンやアルビーシャなど重賞でも好走した相手がいたし悪くなかった。
近走はポジション落としがちだが、今回のメンバーなら前目は取れそう。
武史騎手とは手が合いそうで、前残りの穴として期待。
印発表
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