GⅡ 京都大賞典
注意事項
レース考察
京都 芝 2400m 外 右回り
開幕週
超高速馬場とまでは行かずもそこそこ時計は出ている馬場。
基本的に内有利。
メンバー的にペースはそこまで上がらなさそうだが、キレ負けしたくないのが居てるので、ロンスパ戦になりそう。
短評・考察
◎ジューンアヲニヨシ 田口貫太 57kg [先行]
前受けして速い上がり使えるキズナ産駒。
基本的に相手なりに走れるタイプで重賞になっても大きく負けてはいないし、負けた要因もハッキリしており見直し可能。
左回りでモタれやすく、目黒記念は直線でモタれた上に進路がなくなって全く追えなかった。
新潟記念もモタれたのと、馬体が+16kgと太め残りであったため。
今回は得意の京都コースで[4-0-2-1]と抜群の成績を誇る。
同コースは烏丸Sで高速馬場だったとはいえ、レコードタイの2:22.6の走破時計でマコトヴェリーキーを破っての勝利。
1勝クラスでもプラダリアが勝った京都記念と同タイムの2:12.1の時計で走破し、ティムールを撃破。
そこそこポジション取れて上がりも使えるし、決め手もそれなりにある。
ペースが落ち着きそうでチャンスありそう。
ちなみにキズナ産駒は京都2200〜2400mの相性が非常に良く、近3年の2400mは[6-1-5-14]で複勝率5割近くを誇る。
◯サトノグランツ 川田将雅 57kg [先行]
派手さはないが決め手はある。
日経新春杯は57.5kg背負って先行、前はなかなか苦しいペースだったが3着に残した。
目黒記念はスタートで鞍がズレたらしく、スローからの上がり勝負になって、58.5kgを背負っていた本馬には厳しい展開だった。
ぶっちゃけ強いか弱いかは微妙なところだが、追い切りの動きは良いし、2kg差で内枠ならブローザホーンよりも上に取っておきたい。
△ブローザホーン 菅原明良 59kg [差し]
宝塚記念の勝ち馬
京都コースは[3-1-0-0]
心房細動だった昨年以外は連対率100%と強い。
良馬場だと強いレースした事ないとか割と言われてるが、天皇賞春では先行したテーオーロイヤルとディープボンドが3着に残す中で後方の大外から突っ込んできて2着。
宝塚記念では少し流れたペースを前が勝ちに動いたのを利して差し込み、大外一気でソールオリエンスらを2馬身突き放して勝利。
休み明けかつ59kgで目標が先にある分、全力で仕上げて来てるという訳ではなさそうで、ここはあくまで前哨戦の形を取って来そう。
開幕週で外差しも厳しそうなのもネックだが、地力は間違いなく最上位。
抑え候補
☆シュヴァリエローズ 北村友一 57kg [差し]
波に乗って来た6歳馬。
OPに上がってからはなかなか着順を上げられずに苦労して来たが、3走前から前付け出来るようになってから一変。
京都記念ではプラダリアから0.5秒差4着、メトロポリタンSでもバトルボーンの3着。
目黒記念は展開向いたとはいえ2着に食い込む健闘を見せて穴を開けた。
今回もスッと先行できれば面白そう。
☆ディープボンド 幸英明 57kg [先行]
京都巧者[2-1-3-3]
豊富なスタミナと長く使える脚が魅力。
それまで着順は落としていてピークアウトも疑ったが、天皇賞春では2番手に着ける競馬で3着に粘り込み。
展開面もあるがまともに走れたらまだまだやれそうな感じはする。
宝塚記念はスタートから進んでいかず、周りと仕掛けが同じになってしまい、決め手がないこの馬にはしんどい展開で7着。
追い切りの動きはいいので、自分の良さを活かせる仕掛けができるなら。
☆ドクタードリトル 松山弘平 57kg [差し]
高速馬場が得意なタイプで開幕週は良い。
前走は馬場の影響あるとはいえ1:58.7でワイドエンペラーを3馬身千切った。
能力的には重賞でも通用しそうではあるが、デクラレーションオブウォー産駒は2200m以上での勝ちが1度もなく、今回400mの距離延長はかなりの課題になりそう。
ただ、3着ならありそうで。
☆ケイアイサンデラ 藤懸貴志 57kg [先行]
前走は逃げなくても新味出た。
前走負かしたシェイクユアハートは3勝クラスでは間違いなく上位筆頭の馬。
烏丸Sは直線で寄られる不利あったし、目黒記念はペース落とし過ぎてキレ負け。
長くいい脚使えるので、自分のタイミングで仕掛けられれば。
印発表
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