【20230409トラブルまみれのおでかけと父の遺品カメラその2】事の始まり2:父の遺品カメラとキーパーソンのこと
こんばんは。前回の記事では、千葉みなとと横浜を行き来するジェットフォイルを使ったツアーについて説明しましたが、今回は題名にもある父の遺品カメラと、今回のおでかけのキーパーソンについての説明です。
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さて、今回私は横浜にやってくるジェットフォイル撮るためだけに横浜に来ているかのような顔をして、全然そんなことはなかった。むしろジェットフォイルの撮影も、所詮カメラの試し切りだったのである。
今回のお話のキーパーソンはこちらのTweet主さんである。
このお方、とにかく写真・カメラにお詳しい。そのため、父の遺品カメラが発掘された際、ネットで相談していたのであった。ちなみにこの方の推し船の1つがこのロイヤルウィングであることもよく覚えておいて欲しい。
事の発端は、実家のカメラ類を整理しようと思ったことだ。父は私が子どもの頃、少しだけカメラにハマって、飽きて放置していた。実家の戸棚の中という湿気マックスの最悪な状態で30年以上放置されていたカメラについて、どうしたものかと思っていた。とはいえ母は全くカメラに興味がない。写真にはとことん興味がない。そのためこのカメラ類の所有権は私に移譲された。
あったカメラは2台と、望遠レンズが1台である。
このじゃーにー氏にご協力頂き、動作チェックを行ったところ、α7000は各所駄目になっており、使える状態ではなく、使えるのはレンズのみであり、とりあえずレンズに埃が入らないように、本体毎保管することになった。望遠レンズがミノルタ用なので、この望遠と、ミノルタのレンズを使えるカメラを手配しなくてはならなくなったが、むしろ一番使いたかったのは望遠なので、やむを得ない。
次にEOS55を確認してみたところ、こちらは使えそうであった。この時はオンラインでの遠隔指導の下での動作チェックだったため、じゃーにー氏から有難い申し出があった。「自分はこのジェットフォイルツアーを2日目も撮りに行きますから、このEOS55を使って、一緒に撮影をしてみましょう、夜はロイヤルウィングの撮影もするので、夜間の撮影と言うことでそちらもご一緒しませんか。教えますので。」そして、「ジェットフォイルの撮影場所に行く前に、横浜駅の近くにある、僕の行きつけのカメラ屋さんでフィルムやバッテリーを買いましょう。僕も行きますから。」神の御慈悲だ。
この人が神なのかどうかはさておき、流石にこれをボランティアでさせるわけにもいかないと思い、私からは撮影予定であるロイヤルウィング19時便の前の便(サンセットクルーズ)でのディナーを御礼として提供させてほしいとお願いした。こんな事情で、私は横浜に向かったのであった。つまり横浜に行く前から夜遅くまで横浜に居ることが確定していたのである。
<第3話に続く>
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