【20230409トラブルまみれのおでかけと父の遺品カメラその5】なぜ私たちは観音崎にいるのだろう/再び横浜へ
さて、観音崎に到着した私たちは、お昼を食べるベンチを確保し、お昼の前に少し写真を撮ったりした。楽しいお船見ではあるものの、なんといってもジェットフォイルがいない。天気はとても良くて最高のお船見日和だがジェットフォイルは来ない。そもそも横浜にジェットフォイルが来るというレアな画を撮りに来たのにジェットフォイルは来ない。なぜ、私たちは今、観音崎にいるのだろうか…。3人はいい天気故に余計打ちひしがれていた。
楽しそうな写真だなぁおい、と思ったかもしれないが、こうでもしないとやってられないのである。※何度も言いますがメロンパンは内輪ネタです、すみません。
そしてもう少し写真を撮って…
いよいよお昼である。神は我々を裏切っておにぎりではなく弁当にしていたが、◇◇さんから前回の記事について大事なご指摘を頂いており、「チキン南蛮おにぎりを買おうとして辞めて、チキン南蛮弁当にしていた」とのことであった。確かにそうだった。まあ、チキン南蛮が好きなのはわかったよ。さあ、神のチキン南蛮弁当の運命やいかに!
結論だけ言うと大丈夫だった。残念だ。本当に残念だ。ここで鳶が神の弁当に襲い掛かってくれればこれ以上面白い話はそうはなかっただろうに…。教えにしたがった私と◇◇さんも無事に食べ終わり、私たちはもう少し歩いて景色のいいところに行くことにした。
歩きながら神が観音崎の軍事遺跡について解説をしてくれ、とても勉強になった。
そうこうしているうちに景色のいいところにたどり着いた。
ここからジェットフォイル(千葉横浜以外の航路にいるやつ)を撮りたかったが、時間が合わない。結局ジェットフォイルに縁のない一日だった。3人はすこしのんびりしてからまた観音崎公園内を歩き、バス停まで戻った。
その後電車に乗り、横浜で◇◇さんと別れて私と神は下車した。ここからはようやくその日の「元々の予定」を決行することになる。この後はロイヤルウィングに乗ってディナーを頂き、その後ロイヤルウィングを外から撮る、という行程になっている。
少し短いが区切りがちょうどよいので、今回はここで一旦締めさせていただき、次回を最終回とする。もう少しだけお付き合いいただきたい。
<第6話に続く>