【最終回:追記あり】ようやくフォロワーさんの話【人に会ってパスタ食べるために伊豆大島夜行日帰り4】
さて、こうして念願だったパスタ屋さんでパスタを食べたわけだが、そこでフォロワーさん2人と待ち合わせていたのである。1人は○○さん、もう1人は・・・大漁さんにしておこう。そのフォロワーさんは東海汽船のジェットフォイル、セブンアイランド大漁がお好きなようなので。
この第4話は2022年10月21日から執筆を始めているが、実はこの週末にあるお船オフがあるのだ。私はそのオフのバックレについての謝罪行脚のために大島にやってきたのであった。丁寧に説明しないとわけがわからなくなるので、頑張って説明する。
下田を拠点に利島から神津島の間の航路を担っている神新汽船という会社があるのだが、そこではフェリーあぜりあという船が使われている。船である以上ドックに入る期間があるわけで、そのドック期間の代船が伊豆諸島開発のくろしお丸という話がTwitterでされていたのだ。くろしお丸は普段は八丈島と青ヶ島の間を運航している船(なお前任はあおがしま丸)なので、普段乗るのは難しい船に乗船できるチャンスというわけだ。
なお神新汽船についてはウィキペディアと公式の両方を貼っておく。ウィキも読んでおいた方がいいと思う。
どうもその時の私は乗りたいなー、という話にノリノリだったそうで、多分一緒に乗ろうという空気感満載だったのだ。ところがいざあぜりあドック入りの時期が近づいて予定を確認したところ、皆が乗ると言っていた週末が空いてない。でもこの予定だけはずらせない。(この時何をしていたかついては近いうちに執筆する予定である)
そんなある日私がTwitterのスペースでお船界隈の人たちと夜更かしお喋りしていたところ、この話になり、私が来ないことを知った大漁さんは「maiさんは来ると思ってました…」とショックを受けていらした。これはあかん。まだ大漁さんには一度もお会いしていないのに生返事で傷つけたことになってしまうではないか。そもそも大漁さんはTwitterで拝見していて会いたかった人なのに。これは、これは、あかーーーーーーーーん!!!
11月にパスタ食べに大島行こうかなんて呑気なこと考えてたけど、これは早いうちに大漁さんに会いに行かなくては。
そのオフには〇〇さんの声掛けもあったので、主催にも謝罪は必要だ。そんなわけで伊豆大島に居る2人に謝罪し、パスタオフをするために私は伊豆大島に向かったのであった。しかも大漁さんにはこの行脚の直前に、noteの消えたデータ復活の方法を教えて頂き、1500字分くらいの救済をして頂いた。むしろもはや謝罪ではなくて必要なのは御礼なのでは?!と趣旨はどんどん不明になっていくが、とにかく会うことが出来て本当に良かったというわけである。
話の時系列を戻して、私は無事にパスタ屋さんで〇〇さんと大漁さんと美味しいパスタを食べ、その後〇〇さんの車に乗って3人でドライブに行くことになった。謝罪だのお礼だの言っているくせに、もはやただのお世話になっている人である。
前回大島に行った際には椿トンネルや泉津に居られた時間が凄く少なかったことと、私が波治加麻神社(はじかまじんじゃ)に行きたがっていたことを覚えていて下さったようで、連れて行って下さった。ありがたやありがたや。
前回の大島旅行で諦めた場所だったので本当に有難かった。私の写真では雰囲気は伝わらないが、とても神秘的で実際にその場を歩いてみてほしい場所である。
その後は動物園に連れて行っていただいた。なんとこの動物園、タダで入れる。しかし内容はなかなかに充実していた。
ちなみにこの動物園ではレッサーパンダの繁殖に成功しており何頭もいるので、レッサーパンダ見たい人にはおススメである。
バーバリーシープは沢山いて、喧嘩をしていたり、泥浴びをしては頭を壁にこすりつけている個体が何頭か居たりして、結構見ごたえがあった。
他にもでっかいゾウガメとか色々いたのだが、あまり写真を撮っていない。しかし良い動物園だと思うので、動物好きな方であればs大島に行かされた際に立ち寄ってみることをお勧めする。
帰りのさるびあ丸も岡田港からなので、少し早めに港に向かう。岡田港ターミナルの売店で島寿司を買ったり、東海汽船グッズを買ったり。
そしてその後〇〇はおもむろに港の近くのある店に向かって進んでいく。どうやらこの店ではかの大島牛乳を使ったソフトクリームが食べられるというのだ!そしてこの店の前で事件が発生する。
〇〇さんがゴージャスなトッピングのソフトを頼んでいるのを見ながら自分は何を頼もうか真剣に悩んでいたところ、大漁さんの姿が見えない。外を見ると何やら慌てた様子で店の前の道を走っている。何が起こったの?
走って戻ってきた大漁さんは私に何かを差し出した。
それは・・・
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私 の 船 の チ ケ ッ ト だ っ た 。
落とした本人が気づかないのだからおめでたいにも程がある。私が大漁さんに感謝し、ソフトを奢らせていただいたのは言うまでもない。あ、ソフトは美味しかった。原料大島牛乳だし。動揺しすぎたせいか食べさしの写真しかない。ウエハースの代わりに牛乳煎餅が刺さっているのもポイントである。ちなみにこの牛乳煎餅も優しい甘さで美味しい。
こうして大漁さんと〇〇さんのおかげで充実した大島滞在ができた私は、帰りのさるびあ丸でフォロワーさんが1人増え、以前竹芝でお会いしたフォロワーさんとご挨拶することができたりしつつ、(ほんと船に乗ると船界隈の誰かに会う)次の目的地である横浜に向かったのであった。
このセブンアイランド愛が撮れたのも、見送ってくれた大漁さんが船の逆側に回れば愛の写真が撮れると言ってくれたからである。
ああ、ありがとう大漁さん、ありがとう〇〇さん、私また伊豆大島に来るよ…(すげぇ迷惑な来島者になる疑惑はさておき)
横浜では結構な雨が降っており、折り畳み傘をさして下船した。そしてこの過程で私は折り畳み傘のカバーを失くしたようである。<完>
追記:チケットを拾ってくださった神さまサイドからの記事です。お仕事が早いです。。。素敵な記事をありがとうございます。
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