連載② サッカーにおける日本とエクアドルの関係
今年2019年は、南米選手権(コパ・アメリカ)で、日本対エクアドルが13年ぶりに実現します。そして、つい先日U20W杯でも日本とエクアドルが同組になることが決まりました。エクアドルヲタの日本人としてすごくワクワクしてます
ということで今回は、過去の日本とエクアドルのサッカーにおける繋がりについて振り返ってみます。まず、結論から言いますと関係は南米の中で最も薄いと言わざるを得ません。下表をご覧ください。
A代表での試合は2回(95年キリンカップ、06年親善試合)のみ、歴代Jリーガーに関しては南米で唯一の0人です。要因としては、そもそもサッカーが弱かった、国同士のつながりも相対的に弱い(エクアドルはほかの南米諸国の様に組織的に日系人を受け入れた歴史がありません)、等が想定されます。
クラブでは、意外と日本人選手とエクアドル人選手が同チームでプレーしています。バレンシアやカビエデスなどご存知の方はいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、エクアドルのサッカー視点で日本を捉えると印象が全然違います。既にお伝えした通り、エクアドルが初めて出場したW杯は、2002年の日韓大会ですし、LDUキトが参加したクラブW杯も日本で開催されました。
したがって、エクアドルのサッカーにとっては、結果的に日本はサッカー史の重要な部分を占めるターニングポイントなのです。そういった視点から、日本対エクアドルを見てみると面白いかもしれません。
5/24(金) 4:30 U20ワールドカップ 日本対エクアドル
6/25(火) 8:00 コパ・アメリカ 日本対エクアドル
今後は以下のように書いていきたく思います。
③:コパ・アメリカ/U20W杯の展望
④:エクアドルリーグのご紹介
⑤:エクアドルでのサッカー観戦という選択肢
次回はエクアドル視点での、コパ・アメリカとU20W杯についてご説明します。U20代表で活躍しているLeonardo CampanaやDiego Palaciosなど、A代表、U20代表問わず数人ピックアップして紹介もできればと思っています。
不明点、疑問点などございましたら、私(Twitter: @ecuafutbol_jp)までご連絡ください。