総選挙、立民がみずから身を切れば政権交代も
事前の議席予想では与党過半数ギリギリ到達
いよいよ投票日が迫ってきた。
日本は2週間後、米国も3週間余りである。
米国大統領選はメディアは大接戦と報じているが、最近のトランプ氏の暴走ぶりは度を越しており、このところ発言にも年齢的な衰えが窺われる。
投票者には今後4年を任せられる人物を選ぶという意識が強まってくるので、氏の劣勢は否めないと見ている。
国内では、石破政権が衆院選の公認最終案で旧安倍派や裏金議員に対し非常に厳しい対応を取った。
狙いは度を越した派閥支配の解消であり、本当の目的はそこにはないが、安倍派潰しと言われても仕方ない内容。
選挙を管掌する総務大臣に党内で最も厳しく安倍晋三批判をしていた村上誠一郎氏を起用した時点で、石破氏の本音は見えていた。
これで一定のけじめをつけ、票の繋ぎ止めはできたと思うが、首脳陣が「与党合計で過半数維持が目標」と語るように、いっぱいいっぱいの情勢である。
選挙ウォッチというサイトで自分予想の各選挙区、ブロックの当選者や票数を入力し、最終議席数を集計できる。
現時点の筆者の予想は自民205、公明29で与党合計234。
立民143、維新51.国民11、共産10、れいわ4、有志の会4、社民1、その他9。
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