ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った魔術師 3/2(土)より開催!
この度、イギリスを代表するアート映画の鬼才、ピーター・グリーナウェイ監督の特集上映を2024年3/2(土)よりシアター・イメージフォーラム他にて全国順次開催する事となりました!
Who's Peter Greenaway ?⚠
英国史上最もエレガントで偏執狂的な紳士
映画評論家の故・淀川長治氏が”英国史上最もエレガントな狂的天才”だと大絶賛したピーター・グリーナウェイ。世界中でカルト的な人気を誇る映画監督であり、日本でも90年代ミニシアターブームのきっかけとなった作品『コックと泥棒、その妻と愛人』で、その名が広く知られるようになりました。(今は無き、渋谷のシネマライズでチケットを求める観客がスペイン坂に列をなしたとか…)
アリ・アスターやヨルゴス・ランティモス、ジャンポール・ゴルチエが絶賛!
グリーナウェイの作品は、左右対称、シーンに合わせた色遣い、数字、絵画etc.作品毎に一貫したコンセプトを設け、こだわりの構図と、それらに融合する巧みな音楽を用いたアブノーマルな映像が、一度観たら脳裏から焼き付いて離れない程に強烈です。その作風には、現代の鬼才たちにもファンが多く、新作『ボーはおそれている』で来日中のアリ・アスター監督は幼少期にグリーナウェイの『コックと泥棒、その妻と愛人』を観たことで「映画人生を狂わされた!」とインタビューで語り、(アリ・アスターは『ヘレディタリー 継承』の撮影前にスタッフに『コック~』を観せ参考にしたそう)『哀れなるものたち』の公開が控えるヨルゴス・ランティモス監督は『女王陛下のお気に入り』を制作する際、グリーナウェイの『英国式庭園殺人事件』の衣裳を参考にしています。他にもファッション界の異端児と呼ばれたジャンポール・ゴルチエが、グリーナウェイ作品の大ファンだった事がきっかけで『コック~』の衣裳を担当し、以来ペドロ・アルモドバル監督を始め巨匠たちの映画衣裳も務めるようになる等、世界中のクリエイターたちに影響を与えています。
大好きか大嫌いかの二極
今回の特集上映ではグリーナウェイの数ある作品のなかでも、『ピアノ・レッスン』や『髪結いの亭主』で知られる世界的音楽家マイケル・ナイマンが音楽を手掛けた作品を選定致しました。異彩を放つグリーナウェイの世界に音で更なる煌めきを与えたナイマンとの世紀のコラボレーション全4作品を一挙上映致します。さらに、4作品中2作品は4Kリマスター版で上映します!(※4K上映は対応劇場のみ。その他は2K上映)
【上映ラインナップ】
『英国式庭園殺人事件 4Kリマスター』
『ZOO』2000年初期のHDリマスター版で上映
『数に溺れて 4Kリマスター』
『プロスペローの本』2011年のHDリマスター版で上映
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奮ってご応募下さい🙌
今後も特集上映に関する情報を随時アップしていきます、
どうぞよろしくお願いいたします。