選択肢を一緒に広げる就職支援【就職アドバイザー紹介-片桐嘉人-(後編)】
今回ご紹介するのは、ジェイック就職カレッジ®でアドバイザーとして活躍する片桐嘉人。元々は教員を目指していましたが、選択肢を広げる進路指導をするために、大学4年生のタイミングで民間就職へ進路変更をしました。そんな片桐は、「採用する側」・「採用される側」の双方の視点から情報提供をするカウンセリングが好評です。後編では、就職支援に対する想いやアドバイザーとしてのスタイルに迫ります。
教員から民間就職に進路を変えた経緯については、前編をご覧ください!
元人事・営業の経験を活かして
人事や営業を経験したのち、アドバイザーになりました。アドバイザーになってからは、様々な経歴や価値観を持つ求職者と話す機会が増え、自分自身の知識や思考の幅も年々広がっているように感じます。
そんな私の面談は、日々大勢の求職者と接する中で伺う「採用される側の目線」、そして元人事・営業の経験を踏まえた「採用する側の目線」と、双方の視点から求職者に情報提供をできることが強みです。
今まで担当させていただいた求職者は全員印象に残っているので、過去に支援した方と同じようなご状況の方と新規で面談するときは「実は同じような方を過去に支援したことがあるけれど、しっかり就職成功されているので、あなたも大丈夫です」と、力強く背中を押すことができます。
そして、元人事・営業として「今のあなたを人事としてどう見るか」と、リアルなフィードバックをすることができます。だから、求職者には誠実な対応ができていると自負しています。
働くことへの恐怖を抱えた求職者とのエピソード
以前、とある求職者と面談をしたときのことです。この方は、不注意による仕事上のトラブルで現職を退職することになり、自信を失っているご様子でした。
正社員として働くことに恐怖を抱え、将来への不安でいっぱいなご様子だったので、長期的な支援を決意しました。
だからその場では就職支援サービスの案内はせず、「まだ退職まで日があるので、まずは現職をやりきってから転職活動をしましょう」と初回面談を終えました。それからは、定期的に仕事終わりの時間帯に電話でカウンセリングをしました。
この声がけは、自分が人事だった頃に、入社が決定した学生へ定期フォローをする際に、「入社した後に後悔しないように学生生活をやりきってほしい」と伝えていた頃と通ずるものがありました。
残りの在職期間に心残りがあるまま退職すると、転職後にきっと後悔が残ってしまう。そうならないように、定期的に「悔いが残らないようにやりきってください」と、求職者を励ます電話を数か月続けていました。
可能性を広げる
そしてご退職後、落ち着かれたタイミングでジェイックの就職支援サービスを初めてご案内しました。その後、この方は無事にジェイック経由で正社員として転職成功されました。
初めは「正社員になるのは難しいのではないか」と不安を露わにしていたこの方が、最後は正社員に向けて前を向いてくださったことが嬉しかったです。
「正社員はもう無理かもしれない」と自分に制限をかけていたところから、正社員の道を歩もうと決意された過程が、まさしく「可能性をいっしょに広げるサポート」ができていたのだと思います。今後も求職者の状況や気持ちに寄り添ったサポートを続けていきたいと強く感じた支援事例でした。
選択肢を広げるということ
就職支援に携わるにあたって、私は「選択肢を一緒に考えて広げていくこと」を何よりも大切にしています。
自分のキャリアは自分でつくるものですから、無駄な経験なんて無く、今までの経験をどう生かすかは自分次第です。だから私は、まずは一度経験としてキャリアを積んでみることをお勧めしています。
例えば、2人の求職者がいたとします。
・正社員経験3年目の方
・正社員未経験、フリーター歴3年の方
仮に、あなたが人事だったとしたら、どちらを採用したいと思いますか?元人事・元採用支援の営業だったからこそ、「採用する側はこう思う」とリアルな視点をお伝えできるのが私の強みです。面談を通して、求職者のキャリア作りを誠心誠意サポートしていきたいです。
これからサービスを利用されるあなたへ
今後の進路が決まっていなくても大丈夫です。
どんな選択肢があるのか。
それを選ぶためにはどうしたらいいのか。
あなたの新しい選択肢を見つけ、将来の可能性を広げることがアドバイザーの役目です。まずは、これまでの経験を面談で聞かせていただき、将来をいっしょに考えていきましょう。ぜひ気軽に相談してください。
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