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感嘆符

Excuse me、jaguyama(読み : じゃぐやま)と申します。

歌詞解説したいな~という欲望を抱えた自分と、
需要とかあるのか?という卑屈な自分の折り合いがついたので、
しばしお付き合いいただければ。

↓解説するのはこちら

↓いわずもがな神な原曲様

もしまだお聞きでないなら原曲→自分のリミックスの順で聞いてください!


歌詞を書く前に

原曲に対する考察

リミックスをさせて貰う立場としては絶対に忘れてはならないのは、原曲に対するリスペクトだと思っています。
あくまで原曲があってのリミックスであって、独りよがりになってはいけないなと。
この歌詞を解説するという行為の元ネタでもあるill.bell大先生のこちらの記事の文章と同じ気持ちです。

というわけで原曲の歌詞や動画をヒントに読み解くところから始めたいと思います。
ちなみにAokiro!さんのファンボックスで制作裏が語られているのですが、それを先に見るのはチートな気がしたのでこの記事を書き終えてから入ろうかと思ってます。
※注 以下は原曲歌詞に対する勝手な妄想の垂れ流しです

曲のタイトルについて excl.!(読み:びっくりマーク)

読み自体はびっくりマークとなっていますが
曲の途中でいくつも「exl」から始まる単語が出てきているし、わざわざ最後に「!」が入っていることから、単に感嘆詩としての意味ではないはず。
念の為辞書で調べてみると

excl. -《略語》exclamation(感嘆;感嘆符);excluding(...を除いて);exclusive(排他的な;高級な)

https://ejje.weblio.jp/content/excl

上記の意味全てに掛けたタイトルになってるなと解釈しました。
それと御本人の名前の最後にも「!」が入ってることから、この曲自体が自分のことを歌っているんだというメッセージでもあるのかなと。
言葉遊びが好きな僕としてはこの時点で脳内麻薬ドバドバです。

愛があった感嘆符

これに関しては言うまでもなく「!」を上下逆さまにすれば「i」すなわち「愛」があるということ、そして「愛があった」の部分は同音の「I gotta」とのダブルミーニングです。(断言)
つまり「愛をつかんだ」となって最後の

(だから私はこいつをつかんだんだ) excl.!

https://www.youtube.com/watch?v=g6d5zEh_OLk

につながります。
ただここで言う「愛」とは恋愛的な意味ではなく、各種プラットフォーム上でお気に入りのコンテンツにつけるハートマークのことです。(原曲のMVでハートをつけたり、作品を選んだりする主体はあくまでリスナー側であることが示唆されている)

三度登場する「あの子」

一番
   やっぱ知ってたこの曲聴くって あんた言ってた「あの子」が好きって
二番
   怨念こもった「あの子」はWork
   (中略)
   さみしいんだ録ってた録音が
   錆びつくtrashに変わってた
   絡みつく「あの子」の手あかとか
   今日機種変したけどベタついてる
   

https://www.youtube.com/watch?v=g6d5zEh_OLk

先に売れていった「あの子」に対する嫉妬心や、売れるために研究した「あの子」のやり方が染み付いた自分に自己嫌悪をしてしまっている。
真似をする前の作品のは今やPCのゴミになってしまっている。

最高級キャビアはクソマズだった!

I told you なんでも教えてあげる
最高級キャビアはクソマズだった!

https://www.youtube.com/watch?v=g6d5zEh_OLk

個人的に歌詞の中でここが一番好きです。
突如登場した「最高級キャビア」ですが、前後での「あの子」の話といきなり乖離してます。
そうなるとキャビアを何かに喩えているはず。そう考えると自分の中で一番しっくりきた解釈がイソップ童話の「酸っぱい葡萄」に喩えているというものでした。ちょうど似たような色と形もしていますし。

お腹を空かせたは、たわわに実ったおいしそうな葡萄を見つけた。食べようとして懸命に跳び上がるが、実はどれも葡萄の木の高い所にあって届かない。何度跳んでも届くことは無く、狐は、怒りと悔しさから「どうせこんな葡萄は酸っぱいに決まっている。誰が不味そうな葡萄なんか食べてやるものか」と負け惜しみの言葉を吐き捨てると別の食べ物を探しに去っていった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%99%E3%81%A3%E3%81%B1%E3%81%84%E8%91%A1%E8%90%84

というかこの曲の歌詞全部刺さってるんですけどね。
一行ずつ噛み締めていきたいところですが残念なことに余白がたりないので、、、
全体を通して、
セルフプロデュースミュージシャンとして売れたい!もっと知られたい!
先に売れていった「あの子」羨ましい!!!
私もプレイリストに入れろ!!!
という叫び(exclamation)なんだなと解釈しました。
というわけでこの交通ルールのもとに自分もリリックを書いていきました。

Suckerにする感嘆符

verse1

よかったこの曲聞いてくれて
言ってたもんね「アイツ」が好きって
これは運命かもしれない
いや、また浮かれちまって馬鹿みてぇ
「『特別なんかにあこがれちゃってw』
 笑ってんじゃねぇ 飽きた前倣え
    最後尾まで見えてるからね
   そっから聞いとけ 俺の自己愛」

https://youtu.be/f2gnWOkUVrI

ここでは原曲と同じでこの曲を聞いてくれた方に対して語りかけてます。ビートアプローチも意図的に似せたフロー(歌い方)にしています。
前半では「アイツ」きっかけでこの曲を聞いてくれたのか、それとも偶然なのか、聞いてくれただけで舞い上がってしまい自己嫌悪に、
後半では、「社会に前倣えして特別になれないまま終わりたくない」という気持ちと「まだ踊らせれていない最後尾までこの声(自己愛)を届かせてやる」という宣言をしています。
「最後尾まで見えてるからね」はステージ上から語りかけてるイメージ。

みなさんは曲がかかったら最後尾でも踊りましょう

ちなみにここでの「アイツ」は特定の誰かというよりかはちょっとでも僕より有名な人たち全員です。音楽やってるやってないかすら関係ないです。

Suckerになった感嘆符

原曲では日本語から英語のダブルミーニングだったので、自分は逆方向の英語から日本語のダブルミーニングにしてみました。
原曲でもダブルミーニングしていた箇所というのと、映像でも補足していたので多少無理矢理でも伝わるかなと思ってます。
suckerはここでは虜になった人の意味です。また日本語では「逆に(さかに)」するです。
ひいては
Suckerになった感嘆符
では僕自身が原曲を聞き虜になっているということ、
「I gotta 感嘆符!」されてしまったというAokiro!様への返答になってます。
Suckerにする感嘆符
では逆にこの曲を聞いてくれたもの好きなアナタを虜にして「I gotta 感嘆符!」してやるという意味合いになっています。

verse2

俺よりwackだろ 「アイツ」のwork
ただの嫉妬? You don’t give me a shit
尻尾振ってるやつがお好みかい
すっぱいぶどうにご用心

https://youtu.be/f2gnWOkUVrI

前半は「アイツ」への妬み嫉み負け惜しみパートです。
聞いてくれる人が今の僕では少ないなという自覚があるので、原曲よりも比喩の飛距離を落としています。伝わる確率が少しでも上がればいいなと思っています。
「すっぱいぶどうにご用心」は皆さんご存知こちらのお菓子のことです。

https://www.meigum.co.jp/products/gum/01208.html  から引用

3つのガムが入っていてどれか一つだけが酸っぱいアレです。
ただ飛距離を落とすだけでは面白みが減るかなと思い、後半でもこの比喩を続けて使っています。

残った一個に親近感
腐っちゃねぇから聞いてきな
メモリリークするガベージコレクション
失敗作じゃねぞこちとら

https://youtu.be/f2gnWOkUVrI

甘いものだけが先に持っていかれて取り残されてしまった(exclude)僕だけれども腐ってはないよ。他と違って酸っぱい変わり者だけれども失敗作じゃないよ。そんな負け惜しみになってます。ぜひ残さずいただいてください。

そして原曲では録音データがゴミ(trash)になっていましたがそれを受けての
メモリリークするガベージコレクション
となっています。
つまりは、「錆びついて見える過去の録音データは失敗作なんかじゃなくゴミ箱から溢れ出していく」
これは自分に向けたエール且つ宣戦布告になってます。
原曲を踏まえて、いままでやってたことは無駄じゃないという前向きな宣言として意味を取れるように、
前後の喩えを踏まえて、腐ったぶどうだと思ってゴミ箱に捨てても溢れ出してやる!とも取れるように書いたつもりです。

いまからこいつで掴みにいくんだ

「これからも活動頑張っていきます~」という宣言です。
掴んだ原曲作者と、未だに掴めてない僕という対比にもなってます。

こんな感じで毎回リリックは結構考えて書いているので、過去の曲やこれから出す曲もよかったら考察してみてもらえれば、、、、

というわけで、おつじゃぐでした~
またね!

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