2024年3月26日　火曜日

地下鉄の自動改札のタッチ部分に薬のカプセルが置かれていた。この改札だけ異世界に通じているのではないか、と思った。

1時間強かけて検体を提出しに行った。窓口に提出するだけの用事。入院時に買ってもよさそうだとは思いつつ、買うべきものを買う。そのために売店が開く時間に行く。

車椅子に乗った人が、車いすを押す人に、かなりわがままに指示していた。押してもらってその言い方はないよ、と思って見ないようにしつつ、声が大きいので気になった。押している人は何も言い返していなかった。
売店が開いた10分後に帰りのバスがあったので急ぐ。バスに乗ったと同時に発車した。

雨が降っていたけれど、ずっと屋根があるので、自宅の最寄り駅までしか傘を差さなかった。
バスが揺れるので、手すりにかけた傘が揺れに揺れていた。

KALDIの豆が半額だった。ちょうど開店の時間だったからか、まだ混んでいなかったので買った。前回は初めての味にしたので、今回は安全に、私が好きなグアテマラにした。豆の袋をカバンに入れたので、ずっといい香りがしていた。

夜になってから、愛子さまが名古屋駅にいらした時間とほぼ同時刻に名古屋駅にいたことを知る。

大好きだった飲食店が去年の秋に閉店したことを知る。
別店舗がひとつだけ少し遠くにある。
その店を好きな理由は、その店の人たちにもあった。異動したとは考えにくい。
行きたい行きたいと思いながら、営業時間内に行くことが難しくなって足が遠のいていた。
破格だったから採算が合わなくなったのか、店長、またはオーナーの体調が悪くなったのか。
前回行った時も、いつも見る顔がなかった。どうしたのだろう、とは家族で話していた。悲しかった。

雨が止んだ。葉に落ちた山茶花の花びらがきれいだったので近づいたら、メジロが見えた。その樹でメジロを見るのは初めてだった。
望遠レンズを持っていなかったので、メジロは撮れなかった。

雨が止んでしばらくしたら、風が強くなった。
家の中の湿気が大変なことになっていそうで、少しの間だけでも、と思って部屋干ししていた洗濯物を外に出した。