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2023年1月1日 日曜日

昨日、早く寝たのに寝坊した。
お雑煮の下ごしらえもしないで寝たので、何もない。
出かけなくてはいけない娘も寝坊して、元旦からパンを食べて、温めたミロ入り牛乳を飲んだだけで慌てて出かけて行った。
食べているときに、あけましておめでとう、と言ったら、そうだった、お母さんだけ言ってないんだった、と言われた。他の3人は、年を越した瞬間に、新年の挨拶を済ませたという。


娘がバタバタと出かけたあと、夫が起きてきた。いつも休みの日の朝はパジャマのままなのに、すでに着替えていた。

具が何も見えないお雑煮。かしわ(鶏肉)、正月菜(小松菜)、かまぼこ、鰹節。柚子の皮をほんの少し。銀杏は、今年はなし。


おせちの最初は、全員が揃ったときに食べたいよね、ということでお雑煮のみ。中には、小松菜として売っていたときに買った正月菜を入れた。


夫と息子と一緒に、初詣。
おみくじは末吉。厳しいことが書かれていた。
ここ数年中止になっていた福餅。時間的に終わったかと思って見に行ったら、まだ少しだけあります、という声。並んで、いただく。ボーイスカウトが主催で、無料。以前は餅つきも並んでできるようになっていて、子どもたちの列ができていた。私たちが到着したときには、すでに餅つきは終わって、丸められた餅だけが置いてあった。よって、今年がどういうシステムになっていたのか、わからない。

縁起物の福餅。


数年前まで元旦だけ振舞われていた、百円の御神酒がある場所にも行ってみた。振舞われていた場所さえなかった。感染対策だろうか。
授与所に行く。並んでいた先の巫女が手を挙げたので、手を振りかえした。よく考えたら、こちらが空きましたよ、の意味だった。手を振ってくれた、と私が勘違いしたのは、娘。あとで怒られるかもしれない、と思った。
娘は、お正月と大きなお祭りのときだけ、巫女としてご奉仕していた。それも、今年のお正月でおそらく最後。


ご奉仕を終えて、娘が帰宅。お神酒がなくなった理由を聞く。やはり感染対策とのこと。さすがにお酒は振る舞えなかったか。
やっとおせちを開ける。あっという間に無くなる。
そのあと、さらに昨夜のすき焼きで残ったお肉を、しゃぶしゃぶにする。コンロと土鍋を出すのが面倒で、野菜を茹でるのも面倒で、お皿にレタスを敷いて、さっとお湯に通した牛肉を置いていく。ほぼサラダ。
年末に買っておいた上生菓子もいただいた。抹茶は点てず。
昨年家族がお土産で買ってきて、置いてあったお菓子も開けた。甘いもの祭りだった。今度は、しょっぱいものが食べたくなった。エンドレス。


おせちがなくなったので、冷蔵庫の棚を戻した。


パソコンの写真フォルダの中に、2023年のフォルダを作る。その中に、2023年1月のフォルダを作る。そしてさらにその中に、2023年1月1日のフォルダを作る。やっと、新年、という気持ちになる。



冒頭の写真は、取り分けたあとのおせち。
初めてのところで買ったものだけれど、おいしかった。来年も注文しよう、と思ったけれど、来年のお正月は、おそらく4人揃わない。
この春、就職する人が県外に出る。まとまった休みは、おそらく取れない。

お気持ち嬉しいです。ありがとうございます。