『いとしいたべもの』を読みました。
『いとしいたべもの』
文・画 森下典子
[文春文庫]
読んでいると100%食べたくなります。イラストがなくても充分食欲がそそられるのに、とてもあたたかくておいしそうなイラストつき。ページをひらくたびに幸せになります。
トゲトゲしているときは少し勢いのある話も読めてしまうけれど、少し疲れているときには、こういう本に限ります。一気に読んでしまいました。
読んでしまってから、ああ私は疲れていたんだなぁ、と思いました。
メロンパンを初めて食べたときに、中がパンだったときの衝撃。私も覚えています。それでもずっと一番好きなパンでした。あんなに大好きだったメロンパンをそれほど好きではなくなったと思っていたけれど、いまは娘がメロンパン大好きになっています。
表紙がメロンパンだからメロンパンのことを書いたけれど、どのたべものについてもすてきなエピソードが満載です。
おいしいものが好きな方にも、幸せになりたい方にもオススメです。
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